志は「心指し」

誰かは忘れたが、こんなことを教えられた。
志を高く持つべきだ、そのことで何をすべきかがはっきりと分かってくるのだ。
人は心の指す方向へ行くことが出来るものだ。

◆目標を高く掲げれば小さな悩みは消える
　燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らんや（えんじゃくいずくんぞ、こうこくのこころざしをしらんや）。
　※出典は中国の「史記」。
　燕や雀のように地表近くを飛ぶ小さい鳥には、天高く舞う大きな鳥の考えていることは理解できない。
　転じて、小人物には大人物の心は分からない、というような意味らしい。
　だから、我々も志高く大空へ舞い上がる生き方をすべきだ、
　そうすれば、今まで目先のことばから考えていたことがバカバカしくもなるものだ。
　はるか遠くを眺めることで、地上では見えなかった素晴らしい風景が見えてくるものだ。

　考えてみれば、目先のことであれこれと悩むよりも、志を高く持つ方が楽なのかもしれません。
　今まで見えなかったもの、もしかしたら未来が見え、上昇気流に乗れるかもしれない。
　志の高い人のところには、同様の人達が集まるものです。
　切磋琢磨もできるし、より良い循環に入れるかもしれない。
　まずは志を高く持ち、全体を見極めるべきです。
　物事を大局的に見れば、小さな悩みは消え、大きく成長していけるものです。

　→うんうん　志を高く持つことと視点を高く持つことは必ずしも同一ではないと思いますが、
　　どちらもきっと役に立つことなんでしょうね。