嫌いな人

世の中にも自分の生活圏内にも多くの人々がいる。
そんななかには、どうもウマが合わない人もいるし、どうにも好きになれない人が居る。
もっとはっきり言えば、嫌いで嫌いでたたまらない人もいる。
だがそういう思いは、自分を守るためには害毒でしかないという。
こう考えるべきらしい。

◆嫌いと思うのではなく苦手と思いましょう
　あいつは嫌いだから許せない、と憎しみを丸出しにしてはいけません。
　苦手だから距離をとって、自分の人生には関係のない人と思えば良いのです。
　嫌いと思うよりも、苦手と感じる方が、人間社会の暗黒から解放されるものです。
　自分の人生には関係のない人と思えば、怒りも薄れるはずです。
　穏やかな気持ちは、自分次第で取り戻せます、苦しむことはないのです。
　それが自分を守ることに繋がります。

　もうひとつ大事な言葉を教えましょう。
　それは、「敵を生むのは常に自分」。
　不必要に嫌われる必要はありません。
　余計なことは、絶対に言うべきではありません。
　卑怯な人には近づく必要はありません。
　言葉の通じない人を説得しようとしてはいけません。
　「いろいろな人が居る」で片づけておけばいいのです。
　人類は一家ではないし、世界は皆兄弟でもないのです。
　敵を生まないためには、距離をとりましょう。

　→ちょっと寂しい気もしますが、現代ではそれが正解なのかもしれませんね。