つぶやき、遊び・仕事・日常

一日の出来事のあれこれを雑多に記録していきます

近江牛(おうみぎゅう)

2019-09-10 17:13:22 | 日記
かっては、肉は食べすぎると脂質過多となり、健康に良くないとされてきた。
ところが最近は風向きが変わり、肉を適度に食べた方がたんぱく質や各種ミネラルも摂取できるという。
むしろ、炭水化物を制限するのが今の流れのようだ。
ここ名古屋では、高級肉の代名詞は松阪牛だ。
しかし、高級すぎてなかなか一般的ではない。
次いで飛騨牛だ。こちらは、ちょっと奮発すればいつでも食べられる。
しかし、あの独特の甘みのある脂分がくどすぎるという意見もある。
それらの価格と味わいを兼ね備えたのが「近江牛」だという(個人的見解です)。
前ふりが長いのですが、友人と3人で、そんな近江牛を食べに行ってきました。

◆近江牛ステーキを食べてきました
 友人たちの情報と、食べログの情報から、松喜屋・千成亭・ティファニーの3店を比較検討した。
 その結果、近江八幡駅前のティファニーに向かうことにした。
 名古屋からは、片道130KMといったところだ。

 ティファニーは、老舗の近江牛精肉店カネ吉山本の2階にある。この精肉店の直営だ。
 到着が12時をわずかに過ぎていたためか、すでに満席で待ち時間を聞くと、かなり長いのでお待ちいただいても・・・
 まるで帰ってくれと言わんばかりだった。それでも、せっかく来たので名前を記入して順番待ちすることにした。
 なんのことはない、1階の精肉店をのぞいたり、しょぼい駅前商店街を覗いていたら早くも順番が来た、
 席に着くまでは、15~20分と言ったところだった。

 ランチの一番の人気は、サービスランチ1260円だ、だがメイン料理は近江牛ハンバーグのようだ。
 せっかくここまで来たんだ、思い切って近江牛ステーキランチ3990円にしようと意見が一致した。
 そして、結果的に全員が間違いなく正解を掴んだ。
 おいらはグルメレポーターではないので、表現が陳腐かもしれないが、肉は上手に焼くとこうなるというお手本を見た。
 ステーキ肉にナイフを当てるだけで、スカッと切れる。抵抗感は全く感じない。
 ミディアムなので、中心部は赤い、口の中で肉汁があふれ肉のうまさが伝わる。
 だが、まったく脂ぎってはいないのだ。
 なかなか伝えにくいのだが、これが本来の肉の味わいなのだろう。
 うちのめされた、と言ってもいいかもしれない。
 3人とも暫しは無言だった。そして異口同音に近江牛って本当にうまいなあ、ここまで来たかいがあったよと言い合った。
 満足です。
 
 
 
 

相田みつお・林修

2019-09-09 08:28:21 | 日記
毎日毎日暮らしている。
それだけで、人間として十分らしいです。
人間ですから、時には自分自身が信じられなくなったり、自分のことがいやになったりするときも。
そんな時、相田みつおさんの詩には、ほっとさせられますよね。

◆人から良く思われたい?
 背伸びする自分
 卑下する自分
 どっちもいやだけど
 どっちも自分

 自分を良く見せるため、人に好かれるためについ背伸びする。人から良く思われたり、同情されたりするために自分を卑下する。
 人間なら誰しもしてしまうこの行動。そして、そんな自分に嫌気がさしてしまう。
 しかし、それが自分という生き物なのだと認めたとき、初めて自分と向き合うことができるのだという。
 背伸びしたり、卑下したりする自分を、素直に受け入れればいいそうです。
 人から良く思われたいって本能らしいです。
 
 おまけ
 背伸びしていると本当に背が伸びちゃうこともあるのが人間。

◆努力の方向
 林修先生はこうアドバイスしてくれました。
 努力は裏切らないって軽々しく言いますけれど、補足してあげる必要があります。
 それは、正しい場所で、正しい方向で、十分な量なされた努力は裏切らない。だそうです。 
 今日は短かったので2本立てにしてみました。

 

空の茶碗

2019-09-08 18:58:26 | 日記
とかく忙しい現代人だ。
そして、とかく疲れている現代人だ。
物質的には、世の中はもうまあまあのところまでは来ている。
で、精神的な安息はどうかというと、これはとても難しいようだ。
そんなわけで、ずっぽりとはまる宗教とまではいかないにしても、精神的な教えに心が揺り動かされる。
疲れ果てているビジネスパーソンは、こんな視点はどうでしょう。

◆素直さは学びの原点
 ある禅の高僧が、弟子の一人を拙宅(自分の住まい)に招いた。
 そこで、弟子は教えを得るにはどうしたら良いのでしょうか、と尋ねた。
 高僧は、さすれば・・・ とお茶を用意した。
 そして、師は弟子の茶碗にお茶を注ぎ始めた。しかし、お茶が一杯になっても、なお注ぎ続けた。
 お茶は、茶碗からあふれて卓へとこぼれ、すぐに床へとこぼれた。
 
 とうとう弟子は言った。もうおやめください。お茶はあふれております。もう茶碗には入りません。
 師は言った、よくぞ見て取った。その通りである。
 お前についても、同じことが言える。
 私の教えを得ようと思うのならば、まず頭の茶碗を空にするべきである。

 空の茶碗は素直な心を表わす。
 お茶でいっぱいになった茶碗は、素直ではない心のたとえのようだ。
 人から何らかの教えを受けるとき、最も大切なのが素直な心のようだ。
 人の助言を素直に聞き、それを自分できちんと消化できる人は、仕事でも勉強でもスポーツでも伸びるという。
 それは、教えや助言を自分のものとして受け入れられるからだ。
 受け入れない人は、身につかない、そして結果的に伸びないのだ。

 な~んだ 簡単なことじゃないか。
 でもとか、だってとかを言わなきゃいいんでしょ。
 はい、わかりました。と言ってればいいんでしょ。
 その通りです。でもそれが意外に難しいのですがね・・・
 禅の極意はわかった!! あとは、少しずつそこに近づくだけだ。な~んてね。 
 

商売のためなら

2019-09-07 09:16:56 | 日記
商売人のこんな会話を紹介してくれた。
戸田智弘さんの世界の寓話からだ。
もしかしたら、ものの見方がすこしだけ変わるかもしれない。

◆商売人の会話
 昔、江州という国の商人と、他国の商人が二人で一緒に碓氷の峠道を登っていた。
 その日は、焼けつくような夏の暑さだ。
 重い商品を山ほど背負って、険しい坂を上るのは本当に苦しいことだった。
 途中に木陰があったので、二人で並んで荷物を下ろして休むことにした。

 他国の商人が汗を拭きながらこう嘆いた。
 本当にこの山がもう少し低いといいんですがね。世渡りの稼業に楽なことはないことは分かってるつもりです。
 だけど、こうも険しい坂を上るんでは、いっそ行商をやめて帰ってしまいたくなりますよ。

 これを聞いた江州の商人は、にっこりと笑って、こう言った。
 同じ坂を、同じくらいの荷物を背負って登るんです。あなたがつらいのも、私がつらいのも同じです。
 このとおり、息も弾めば、汗も流れます。
 だけど、私はこの碓氷の山が、もっともっと、いや十倍も高くなってくれれば有難いと思います。
 そうすれば、たいていの商人はみな、中途で帰るでしょう。
 その時こそ、私は一人で山の彼方へ行って、思うままに商売をしてみたいと思います。
 ですから、碓氷の山がまだまだ高くないのが、私には残念ですよ。

 どんな仕事にも、その仕事特有の苦労があるものだ。
 だからと言って、ただ苦労に耐えよではなかなかすとんと腹には落ちないものだ。
 この話のように、自分の損得勘定で測ってみるのもいいかもしれない。
 この苦労は、ライバルをふるいにかけるためのものだと。
 さあ、また自分に少しだけ喝を入れて、遅番の勤務に向かうこととしますかね。
 

農業変わる

2019-09-06 17:13:35 | 日記
日米の貿易協定交渉がほぼ妥結したらしい。
ざっくり言えば、日本が農業に関する関税を下げ、アメリカ側は工業製品に関する関税を下げるらしい。
大きく見れば、双方にメリットがあるのだろうが、日本の農家は大変かもしれない。
その対策のひとつが、大規模生産化と言われている。
大規模化により、生産に関するコストを下げて輸入品に対抗するという訳だ。
そんな中で、明るく力強いニュースが新聞記事であった。

◆北海道で農機GPS装置が1万台を突破
 北海道がまとめた調査によると、位置情報を使って農機の操作を支援する全地球測位システム(GPS)ガイダンス装置の
 道内出荷台数は、累計で11,530台になったという。
 北海道庁が、井関農機・クボタ等国内8社から聞き取り調査をしたそうだ。
 この意味するところは、大規模農家が増え、広い農地で効率よく作業するために装置の需要が高まっているということだ。
 そして、日本国内出荷台数の74%が北海道向けだという。

 農業は第一次産業と呼ばれ、工業の第二次産業、商業サービスの第三次産業と比べ、なんとなく発展が遅れた印象があった。
 しかし、技術革新で生産性を飛躍的に伸ばす下地はありそうだ。
 GPS農機が普及すれば、次はいよいよ本命の自動運転農機の出番だろう。
 まさに、日本がもっとも得意な領域だと勝手に思っています。
 これから日本の農業が変わっていく、そんな入り口に立っているのかもしれませんね。

 今日、昼休みのマンガ喫茶でこんな言葉を拾った。
 「世界征服を目指さない者は、消えてなくなる。そういう時代が来る」。
 自動車で世界をほぼ征服した日本です。
 農業でもそれができないはずはありません。
 他人事なんだけれど、頑張っていただきたいものです。