工房アパート時々倉庫

仕事半分、趣味半分。

業務連絡「ブタ・・・」出来てます。

2011年05月13日 | 作品紹介

 柏のムスメへ業務連絡。例のブタの置物出来てます。

Dsc04526

 余分に11個焼いておきました。注文はタダの

置物でしたが、今回は「お香たて」として使える

ようにちょっとばかり改良してみました。

Dsc04515

 本体のブタのほかに2つのお香用パーツを作り

どんな形のお香にも対応出来るようにしました。

Dsc04520

 横から見るとこんな感じです。

Dsc04516

 普通の線香型のお香はこんな風に立てます。

Dsc04517

 後ろからはブタの尻尾型の小皿に円錐型のお香

を置いて使います。

Dsc04521

 正面から見るとなかなか愛嬌のある顔です。

僅かに首をかしげている・・・ように見えるのは

たぶん気のせいでしよう。気持ちも体も疲れた

時は、ブタとお香でリフレッシュ!   そうすれば

何事も 「トントン拍子にうまくいく」。

         オアトガヨロシイヨウデ・・・


マイ・アート・コレクション 購入編

2011年05月12日 | インポート

 数回に分けて世間ではアートと呼ばないような

コレクションを紹介しましたが、実はお金を出して

買った絵画も少ないながらコレクションしています。

Dsc04401

  「花篭と少女」 吉井 淳二

Dsc04406

   「鳥が来た」 正田 壌

Dsc04409

  「五月の白馬付近」 小間 政男

Dsc04410

  「妙義錦秋」 小間 政男

Dsc04421

    「華観音」 吉川 清

Dsc04403 

     「無題」 辻野 雅彦

Dsc04405_2

   「早春谷川岳」 飯塚 満之

 以上七点のうち、吉井淳二さんの作品だけは

父親が生前に購入したものですが、それ以外は

なけなしのポケット・マネーで買いました。

 なんでこれを買ったの? ・・・と思われる作品も

あるかもしれませんが、当たり前のことながら

価値基準は自分自身ですから、ワタシ自身が

お金を払っても欲しいと思ったから買っただけ

で、それ以外の理由はありません。

 以前はなんとなくお金を出して絵を買うという

行為に反感と後ろめたさのようなものを持って

いたのですが、いわゆる「身銭」で作品を買って

みると、大げさでなく本当に世の中が変わります。

どのように変わるかというとお金という「モノサシ」

と「価値観」に対する感覚が違ってきます。絵画

などは生きてゆくためには一番必要とされる物

とは対極にあるものですが、そんなものにお金

を出すことの意味が最終的には人間の生きる

ことの意味につながってくるような気がします。

つまり、なぜ「なんでも鑑定団」のような番組が

人気のある長寿番組なのかも理解出来ます。

 なかなか言葉では説明出来ないので、もしも

チャンスがあったらお金をきちんと出して絵画

を一枚買ってみてください。洋服や本などを買う

のとは全く違った感覚がわかってもらえると思い

ます。(もちろん自分の気に入った絵画であって

どうしてもその作品が欲しい場合に限ります)


蕎麦打ちはアートだ!

2011年05月11日 | 料理と器

 またまた勝手な屁理屈をつけて中年オヤジ

の得意技の「蕎麦打ち」を3月30日の手打ち

うどんに引き続き自作の器と共にご紹介。

Dsc03576

 今回使ったそば粉は地元群馬県の渋川産

「上州豊秋」とつなぎの中力粉の二八蕎麦。

Dsc03584

 途中の過程はうどんと同じなので省略。

Dsc03592

 出来上がりはこんな感じです。うどんは不揃い

で太くてもいいけれど、蕎麦はやはりそれなりに

細く均一に切らないとおいしくないですね。

Dsc03485

 蕎麦つゆも一度は年越し蕎麦を作った時に

「かえし」から作ったこともあるのですが、時間

と手間がかかり過ぎる(当たり前)ので、写真

のような調味料でごまかして作ります。

Dsc03619

 手前の蕎麦猪口は信楽土に松灰釉、左手奥は

赤一号土に石灰白萩釉、肝心の蕎麦はピントが

ずれているし、乾ききっているし・・・。

見た目はこんな感じでも、いつもながら自分で打った

ソバを自分で作った器で食べれば今日も120点!

Dsc03608

 ちなみに、この日はツレアイがだし巻き玉子を

作ってくれたので、こちらも例のヘルメットで型取り

して作った平皿にのせてみました。まるで蕎麦屋

に行ったような雰囲気でした。

Dsc03604

Dsc03602

 ついでに、暖かいかけ蕎麦と昨日の残りのカレーを

かけた「カレー蕎麦」も紹介しておきます。


ミクストボンサイ縄文編

2011年05月10日 | ミクスト・ボンサイ(MB)

 小さい頃から近所に古墳があったので・・・。

Dsc04464

 綿貫観音山古墳の200分の1の模型です。材料は

相変わらず鉄道模型用のシーナリーパウダーと紙粘土

です。箱もおなじみソーメン「揖保の糸」です。そして

古墳好きと言うことは、当然土器も好きですから・・・。

Dsc04479

 植木鉢も縄文土器風のものをたくさん作りました。

今年は寒かったせいか「タヌキネコ」鉢の時に紹介

したシンビジュームが、このように五月になっても

見ごろです。

Dsc04483

 縄文風のデザインが良くわかるように鉢の下から

写すとこんな感じになります。この模様をどのように

つけたかを説明するとこうなります。

Dsc04485

 いろいろと綺麗に模様が出るように試した結果 

クレラップの透明フィルムのカッター部分が一番

綺麗に模様が出るようです。せっかくなのでほかの

作品も紹介します。

Dsc04474

 粘土はテラコッタ粘土。700度で一度電気の窯で

素焼きしてから薪と木炭で10時間ほど野焼きして

あります。今は高崎市内も焚き火等は禁止されて

いるので、こんな縄文風の植木鉢も作れなくなって

しまいました。

他言引用= 「世の中ってオレより

           頭のいい人のほうが多いんだ」

                      高田 淳次


アナログお絵かきツール

2011年05月09日 | 作品作り

 デジタルがあれば・・・アナログもあります。

Dsc04431

 これが秘密の「アナログお絵かきツール」です。

まずは、おなじみのトレーシング・ペーパーです。

そして、これも必需品のカーボン・ペーパーです。

これとボールペンさえあれば Painter Ⅸ なんて

なくても下書きはOK!

Dsc04432

 こんな感じで使います。今は水で線が消えてしまう

スーパー・チャコペーパーというすぐれものもあります。

Dsc04383

 下書きが終わったらあらゆるもので「色付け作業」です。

現在は水干絵具を中心にオリジナル「パステル画もどき」

の絵を描いていますが、ここで活躍するのが、画面右手

奥に見える三種類の綿棒とトイレットペーパーです。

 本来、日本画用の水干絵具は膠液を指で溶きながら

使うものを、無理やりソフトパステル代わりに画用紙に

こすりつけて使うという掟破りをやっているのですが、

この時にこすりつける場所によってこの三種類の綿棒

を筆代わりに使います。特に、赤ちゃん用の極細綿棒は

絵具と絵具が混ざり合わないように境目をこするのに

最適です。こうやって出来上がったアナログ作品は

倉庫ギャラリーにて陶額と一緒に展示しますので、その時

は是非ひやかしにおでかけください。