工房アパート時々倉庫

仕事半分、趣味半分。

城砦の上のシンビジューム

2011年05月19日 | ミクスト・ボンサイ(MB)

 まだまだ元気で咲いているシンビジュームです。

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 もう五月の中旬のバラの季節だというのになぜか

今年はまだシンビジュームが元気です。自宅の窓際

の写真ですが、実はこの隣でシクラメンもなぜかまだ

咲いています。さて、今日の植木鉢のご紹介。

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 信楽土に「陶芸用絵具」で色をつけて三号透明釉薬

をかけて酸化焼成しています。ヨーロッパの城砦の上

の街の広場をイメージして作りました。全体的に淡い

灰色で「広場」の周りにカラフルな家が並んでいるの

ですが、陶芸用の絵具なんて使ったことのないものを

使ったせいで「釉はげ」が出来てしまいました。

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 この写真の上の方に写っている三軒の家は本来なら

ばもっと鮮やかな色になるはずなのですが、こんな感じ

になってしまいました。失敗作だったので、地元小学校

のバザーにその他の鉢は出してしまいました。

 いくらの値段がつけられたのかは知りませんが、手元

に戻ってこなかったので今頃はご近所の人が使ってくれ

ているのかもしれません。余震が落ち着いてまた陶芸の

出来る環境になったら再度作ってみたいと思います。

他言引用 = 「悪い知らせは、出来るだけ早く、かつ

            出来るだけ詳しく話した方がよい」

           ホワイトのチャパクィディックの定理

                  (マーフィーの法則より)


一輪挿しの表札

2011年05月18日 | 作品紹介

 そろそろ今年も工房裏のバラが咲き出しました。

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 これからいろんな花がいっせいに咲き出すので

しばらくは花瓶や一輪挿しの紹介が多くなります。

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 まずは、工房入口にいつもかかっているさかさ猫

の一輪挿しです。このねこの形はオリジナルでは

ありませんが、いろんなものに応用出来るので

しばしば使わせてもらっています。表札部分の粘土

はテラコッタ、名前の部分にだけチタンマット釉(?)

がかかっています。花瓶の部分は新聞紙をまるめた

型に赤一号粘土を巻き付けて作りました。ちなみに

ネコ部分はもらったコンパネの端材を糸鋸で切って

白いペンキを塗りました。

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 もう何年も外に出しっぱなしなので、近くから見ると

ごらんのとおりペンキがはがれかけています。これが

またなんともいい感じの剥げ具合になって・・・

と言うのはやはり言い訳でしょうね。


偽造(?)大仏作り

2011年05月17日 | 作品作り

 ミニお地蔵さんを陶芸で作るくらいだから

仏像なども嫌いではありません。そこで・・・

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 まず、貴重な「金箔」を窓を全部閉めて、

手の指にベビーパウダーをつけて、息を

ころして、そ~っと一枚はがします。膠液

を「例の大仏」に塗りつけてから金箔を

押し付けます。

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 次に、いつもはお香たて、夏場は蚊取り

線香置き場として使っているミニ箱火鉢の

中に「例の大仏」をしばらく埋めておきます。

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 そうして出来上がったのがこの鎌倉の大仏。

修学旅行の生徒などがおみやげなどによく

買ってゆくようなものを、いかにも古くからある

ような大仏にしてみました。

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 ちなみに、底はこんな感じ。よく行く藤岡の

骨董品やで100円で買ったものに細工して

みました。無理してホンモノの金箔を使った

せいか、なかなかの古めかしさと重厚感が

なんともたまりません。

 なんでこんな事をやったかと言うと・・・

ただ、やってみたかっただけですね。

他言引用 = 「ムカデとイモムシが遊びに

行くことにしました。ムカデがゴソゴソしている

ので見に行ったらまだ靴をはいていました。」

                   (出展不明)


ボランティアもアートだ

2011年05月16日 | 日記・エッセイ・コラム

 とうとう、ボランティアもアートにしてしまった。

もうここまで居直ってしまえば怖いものなしで

なんでもアートにしてしまおう。

・・・と言う訳でワタシのやっているボンティアは

平成12年からやっている「花の里親」です。

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 これはワタシ(が担当)のNo.32のプランターです。

4月14日撮影で、まだ春の植え替え前の状態です。

高崎の公園緑地課で募集している緑化事業関連

のボランティアだと思うのですが、年二回花の苗を

預かって担当のプランターに植えに行きます。

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 5月14日に預かったのはペチュニアのプラグ苗と

ポリポットや土など上の写真のようなワンセット。

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 これをこのように植え替えてしばらく日陰で育て

ます。約一ヵ月後、例の自分(?)のフランターに

移植しに行きます。現在約140人のボランティア

が登録しているそうですが、移植する時に苗の

配置などに多少のアート感覚が必要になる・・・

かもしれません。

 他言引用 = 「およそ惨めなものは、将来のことを

          不安に思って、不幸にならない前に

          不幸になっている心です。」 

                     セネカ


群馬私好麺類食堂・1

2011年05月14日 | 食・レシピ

 「群馬私好麺類食堂」なんて勝手なタイトルを

つけたけれど、「地元の私ごのみの蕎麦屋」の

こと。蕎麦打ちはアートだ! と言ってしまえは゛

あとは怖いものなし。蕎麦屋も当然アートだ!

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 まずは倉庫ギャラリーのご町内にある有名店

「そばきり」です。右手にあるジナンが通学に

使っていたチャリンコでキコキコ数分で到着。

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 食べたのはまさに正統派のざる蕎麦です。

値段は735円です。お店は薬味のネギにも

辛味大根にも気配りが感じられます。肝心の

蕎麦は・・・おいしいです。ツユも濃くなく薄くなく

ワタシ好みです。普通のお店だと一つのお盆に

蕎麦やツユや薬味が一緒に載って運ばれて

来ることが多いのですが、ここは、お盆から

ひとつひとつテーブルの上に料理を置いて

行きます。そんな事はどうでもいいような

気もしますが、まさに蕎麦屋の雰囲気を

大切にする気配りでありアートだと思います。

 本当はお店の中もパチパチ写真に撮りたい

ところですが他のお客さんに迷惑になるので

外観と料理のみのアップです。

 ちょっと言い訳というかこじつけになってしまい

ますが、アートは「自己表現」だという風に解釈

すると、当然ファッションや仕事やスポーツなど

もアートだし、究極的には「生きること」そのもの

もアートだと思います。世の中の人々に向かって

自分の存在意義をあらゆる手段でアピールする

「自己満足」と「他己満足?」の世界が・・・。

 な~んて書いていると上の蕎麦がマズそうに見え

てくるのでヤメます。

 本日の「そばきり」さん星 ★★★★☆ 4つです。

  注 = 星の数はあくまでもワタシの好みかどうかで

     判断していますのであしからず。