鳴虫山への一般登山道から中曽根への修験者の道を外すコースをご案内します。
登山道を神ノ主山から1058Pまで登ると修験者の道を示す、こっちに来ちゃダメよのトラロープがあります。
そのロープをくぐり、200mほど下ると尾根を右に下る修験者の道を示す標識があります。
この分岐点を左手に降りると、標識もピンクテープもない尾根を下り志度淵川の沢に続きます。
この尾根道は4〜5回の分岐があります。
地形図を正確に読まないと尾根の先までは下れません。
尾根の選択を誤ると左右のどちらかの沢に出てしまいます。
特に、進行方向左側の尾根に注意が必要です。
尾根の先は崖が続いています。
尾根道1のルートを画像で示します。
矢印で示しましたが見難いと思います。
地形図で尾根道1をご覧ください。
なんだまっすぐ下ればいいのじゃないかと思うでしょうが、山中では「何がまっすぐなのか」は判断できません。
地形図を読むのに自信がない方は、志度淵川からの登りルートとしてお使いください。
つづいて尾根道2のご案内です。
ここが一般登山道から尾根道2に下る場所なのですが、非常に注意深く見ていないと分からないと思います。
尾根に下ってしまえば、わずかな踏み跡はあります。
しかし入り口から覗いてもこの程度なので判断しにくいです。
このピークに気がつかないと、このまま登山道を進むことになります。
この200m先に1058Pがあるので、そこまで上がれば気がつくはずです。
尾根道2は、こんな道です。
左側に修験者の道が見えますが、異なる尾根なので乗り換えることはできません。
この尾根は途中で二手に分かれますが、どちらを選んでも沢に降りることができます。
尾根道3をご案内します。
神ノ主山を越えたすぐ右側のなだらかな斜面を下ります。
この尾根道は途中で二手に分かれ、左に下ると志度淵川の沢に至ります。
やや右の道を選ぶと尾根の先端までたどり着きます。
しかしその分岐点は、なだらかな平坦地なので、判別が非常に難しいです。
どちらにしても、高速道路をくぐれば志度淵川まで続きます。
尾根道2も尾根道3も、どちらを下っても中曽根に登る尾根に至ります。
次回は、瑠璃殿から二宮尾根に続く道をご案内する予定です。
つづく