そうすけ漫録

そうすけの一日の型録です。

無事な日

2015年12月05日 | は行

酒を飲んだ夜は何度も目が覚める。浅い眠りに、仕事を失敗した夢を見た。

カーテンを開ければ、快晴。風もなく静かだ。


「人生はいつも思い通りにいくわけではない。」

周囲の人を信じなければ、自分に責任をもてない。自分を信じれれなければ、その先にあるのは恐れである。


昨日から声を出していなかった。傍らにあった文庫本を開いた。 

 

春の朝

 

時は春、

日は朝(あした)、

朝は七時、

片岡に露みちて、

揚雲雀なのりいで、

蝸牛枝に這ひ、

神、そらに知ろしめす。

すべて余は事も無し。


ブラウニング

 

声がかすれ、つっかえながら音読をした。すこし軽くなったような。

今日は、無事な日になるだろう。

前に進むのは柄じゃない。後ろを振り向いても埒がない。下を見れば委縮する。せめて上を向いて深呼吸しよう。

空から降ってきた。はっけよいのこったのこった。