夜 2016年02月26日 | や行 夜がすれちがひながら 小さな傷をつけてゆく ちょうど死の記号のやうに 僕の腿に胸の骨に 立原 道造 ひとり者には夜がこわい。 傷つくことだけ上手になって、朝がこない夜はない、と人は云うけれど、朝には疲れている。