飲食居抜きソムリエ  山田 茂  飲食を辞める始めるときのブログ                 

飲食店を希望を持って始めたり順調に多店舗化したり、内装設備に費用がかなり掛かります。その投資を回収できます。

3.宅建取引主任士 42

2018-09-04 10:18:26 | 宅建取引主任士

不動産開業は
     定年後が、ぴったりです

        

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   ドローン、GPS     new
   「デジタル」が変える農の未来
                                    新連載  1

  自動運転アシストで
    田植えが楽に

   6月中旬、埼玉県北部の鴻巣市では
   、田植えの季節が終わろうとしてい
   た。水田の一角に、梅雨時の晴れ間
   に急いで田植えを進める「みつぎ農
   園」の三ツ木宏之さん(54)と祐介
   さん(20)親子の姿があった。宏之
   さんは長年、農業機械メーカーに勤
   めるかたわら、1.5ヘクタール(サ
   ッカーコート約2面分)の水田でコ
   メをつくる兼業農家だった。2012
   年、農業専業に生きると決めて、会
   社を辞めた。「まだ兼業だった頃、
   周りの廃業していく農家からだんだ
   ん水田を預かるようになり、全て合
   わせて3ヘクタールを超えたあたり
   から、忙しさで会社勤めが難しくな
   りました。これからも廃業する農家
   が増えるなら、専業農家として作付
   面積を拡大していくチャンスかもし
   れないとそのとき思いました」
          熊谷裕司 ライター
   (今回新連載です)

 

 

    ブロックチェーンが作る  new
    「GAFAと違う新世界」
               最終回  17

   様々な難問に挑戦

   谷家氏とダイ氏が立ち上げたロン
   グハッシュジャパンは、ブロック
   チェーンやICOに関する法律が整
   備されることを目指しつつ、多く
   の人がブロックチェーンやICOへ
   の正しい理解が得られるようメデ
   ィアを運営していく。その一方で
   、ライセンスの必要のない「ハー
   ドウエアウォレット」の開発のほ
   か、アンチマネーロンダリング、
   ビックデータの解析といった、ブ
   ロックチェーンのエコシステムを
   つくるうえでは必要なものを構築
   していく予定だ。さらに、ブロッ
   クチェーンのビジネスだけでなく
   、それにかかわるICOによる資金
   調達に加え、ブロックチェーンを
   導入したい日本企業と技術を持っ
   た海外企業や海外の優秀な人材を
   つなぐ役割を果たしてしていきた
   いという。「日本から新しい世界
   を創っていくにはブロックチェー
   ンの分野にコミットしていくしか
   ない」と力説する2人は、これか
   ら待ち受けるさまざまな難関に挑
   もうとしている。
   
   ★国際決済銀行((BIS)の予測
    ・ビットコインはカジノ
    ・決済時、ブロックチェーンに
     莫大な電気消費量とインター
     ネットがパンクする程の情報
     量管理が必須
    と、警告している。
    (今回最終回有り難うございます)
     
     

   ブロックチェーンが作る  new
    「GAFAと違う新世界」
               連載  16

   ブロックチェーンの「エコ

    必要資金はICOで募る

          しかし、こうした仕組みはタダで
          はでは作れません。だから、ICO
          を使うわけです」(ダイ氏)谷家
          氏とダイ氏が立ち上げたロングハ
          ッシュジャパンは、ブロックチェ
          ーンやICOに関する法律が整備さ
          れることを目指しつつ、多くの人
          がブロックチェーンやICOへの正
          しい理解が得られるようメディア
          を運営していく。
          (次回最終回お楽しみに)

 

 

   ブロックチェーンが作る  
    「GAFAと違う新世界」
               連載  15

   ブロックチェーンの「エコ
   システム」構築から始める

   ハイパーインフレが進行中のベネ
   ズエラの例はまさにわかりやすい
   が、ブロックチェーンの特長の1
   つである「お金の行方を追跡でき
   ること」という機能が途上国で生
   きる場面は、ほかにもいくらでも
   あるという。「たとえばせっかく
   NPO(非営利団体)が募金活動な
   どで集めた寄付金も、お金の行方
   をトレーシング(追跡できるよう
   にする)できないと、遠い貧困の
   村で使われることなく、間に入る
   一部の権力者のポケットに入るこ
   とがよくあるのです。ブロックチ
   ェーン技術があれば、本当に困っ
   ている人のもとに届いているか追
   跡できて、透明性のある仕組みが
   作れるようになります。
   (次回に続く)

 

   ブロックチェーンが作る  
    「GAFAと違う新世界」
               連載  14

   途上国でこそブロックチェーン
   の技術はより生きる

   また、先進国はもちろんだが、イ
   ンフラの整っていない発展途上国
   でこそ、ブロックチェーンの技術
   はより生きるという。「よく日本
   で金融の専門家の方に『ビットコ
   インってそんなに必要性があるの
   か』『クレジットカードを使えば
   いいじゃない』と言われますが、
   それは自分たちがいる世界だけし
   か見ていないわけです。たとえば
   、ベネズエラのインフレ率は201
   8年6月時点で年4万6000%に達
   しています。ベネズエラのような
   国では外貨を交換して資産として
   貯める手段も乏しく、仮想通貨を
   買うことができたことで、今まで
   資産が持てなかった人たちが小口
   で持てるようになりました。日本
   だと簡単に資産を持つことができ
   ますが、世界には銀行のようなイ
   ンフラ整備がされていないところ
   がまだあるので、こうした手段で
   簡単に支払いができたり、個人資
   産が持てたりする意味合いは大き
   いのです」(ダイ氏)
   (次回に続く)

 

 

   ブロックチェーンが作る  
    「GAFAと違う新世界」
               連載  13

   ユーザー一人一人が動かす

   「そもそも、ウーバーやエアビー
   アンドビーといったシェアリング
   サービスを提供しているプラット
   フォーム企業が必要なのかという
   問題が出てきます。フェイスブッ
   クなどのSNSも同じで、分散型の
   シェアリングサービスやSNSを作
   れば、間に立つプラットフォーマ
   ーは必要なくなるからです」(ダ
   イ氏)つまり、ブロックチェーン
   によるビジネスは、これまでのよ
   うに事業の仕組みを大企業、大組
   織が動かすのではなく、ユーザー
   一人ひとりが動かし、コミュニテ
   ィによって成り立ってゆくものだ
   と、ダイ氏は話す。
   (次回に続く)

 

 

   ブロックチェーンが作る  
    「GAFAと違う新世界」
               連載  12

        ブロックチェーンでどうなるか

        「今、ある会社と取り組んでいる
        のが、リハビリテーション技術に
        生かせる脳波のデータや、先進医
        療で使うDNAのデータをブロック
        チェーンで管理しようというもの
        です。こうしたデータはものすご
        くセンシティブ(取り扱い注意の
        必要性)なので、病院のサーバー
        で管理するよりも、自分で管理で
        きたほうがいいわけです。こうし
        たデータを用いることで、社会的
        には統計を取ったり、個人的には
        保険のコストを下げたりするもの
        になるでしょう」(ダイ氏)その
        ほか、IoT(あらゆるものがイン
        ターネットにつながる仕組み)を
        用いた農業や金融、不動産、メデ
        ィアなど、仲介の必要なデータ取
        り引きの生じる分野であれば、ブ
        ロックチェーン技術を大いに生か
        せるという。本当に実現すると、
        どうなるのだろうか。
   (次回に続く)

 

 

        ブロックチェーンが作る  
    「GAFAと違う新世界」
               連載  11

         ブロックチェーンと
   相性のいい業種とは?

         しかし、これまで中央集権的にビ
         ジネスを行ってきた大企業にとっ
         て、分散型のブロックチェーンを
         ベースにすることは既存のやり方
         を否定することになりかねない。
         大企業の声に押し潰されはしない
         だろうか。「日本の大企業も今の
         やり方でアメリカや中国の会社と
         の競争に苦戦しているわけだから
         、ベンチャー企業とともに、分散
         型でのアプローチを思いきり伸ば
         す方向に舵を切るべきです」(谷
         家氏)では、分散型のブロックチ
         ェーンと相性がいいビジネスとは
         何か。「実は相性がいい業種は幅
         広い。データをやり取りする必要
         のある、ありとあらゆる分野です
         。たとえば、ヘルスケア。現状、
         個人の医療データは病院に(中央
         集権的に)保管されていますが、
         分散型にすれば個人が自分で簡単
         に管理できて、医者に診てもらう
         ときに特定のデータだけを提示で
         きるようになります」(ダイ氏)
         (次回に続く)

 

   ブロックチェーンが作る  
    「GAFAと違う新世界」
               連載  10

        巨大IT起業を崩せるかも

         では、アメリカはどうか。アメリ
         カは中国のような中央集権国家と
         は違い、民間企業が自由に競争で
         きる土壌がありそうだ。日本より
         もアメリカで手掛けるほうが成功
         する可能性が高いのではないか。
         谷家氏が言う。「アメリカの場合
         、GAFAに代表されるように巨大
         IT企業が中央集権化しているので
         、実は中国とすごく似ているとこ
         ろがあります。もともとインター
         ネットは『個人をエンパワーする
         』という発想で出てきて、その役
         割は間違いなく果たしたと思いま
         す。しかし、それがどんどん進ん
         でいき、少数の企業が巨大になり
         すぎて、再び個人が無力化してい
         ます。そびえ立つ巨大な壁に個人
         がやりで攻撃してもどうしようも
         ない、という世界ができてしまっ
         た。もしその壁を壊せるものがあ
         るとしたら、それは分散型のブロ
         ックチェーンしかない。ここにお
         金、人材、テクノロジーの3つが
         集まったら、壁を壊せるかもしれ
         ない。それには、日本こそブロッ
         クチェーンやICOをしっかりした
         ルールの下に認めて、既存のもの
         を破壊する側に立つことです」
         (次回に続く)

 

   

     ブロックチェーンが作る  
    「GAFAと違う新世界」
               連載  9

        日本にチャンスが

        法律を新たに整備するうえで、ブ
        ロックチェーンについて完全に理
        解している日本政府の関係者は少
        ない。こうした状況を変えていく
        ために、具体的なケースを作って
        いくと同時に、海外の事例なども
        紹介しながら、理解を深めてもら
        うという。「中央集権的な政治体
        制のなかでは、ICOを普及させて
        いくのは本当に難しい。特に中国
        で実施するのは難しいでしょう。
        そこで、日本が率先して公正で安
        全に運用できるルール作りができ
        れば、この市場をリードしていく
        ことができるので、日本にとって
        またとないチャンスになると思っ
        ています」(谷家氏)アリペイや
        ウィーチャットなど、フィンテッ
        ク分野で成長著しい企業を抱える
        中国も、分散型のブロックチェー
        ンは不向きだと考えるのはなぜか
        。「結局、中国は政府が中央集権
        的にデータを一元管理したい。な
        ので、AIやデータといったものと
        は相性がいいけれども、分散型に
        してしまうと管理ができなくなっ
        てしまうからです」(ダイ氏)
        (次回に続く)

    ブロックチェーンが作る  
    「GAFAと違う新世界」
               連載  8

         「詐欺まがいのICO」へ
   の対策はどうする?

        しかし、資金調達のしやすさから
        、現状では詐欺まがいのICOが横
        行し、一般人はもとより、金融庁
        などの監督官庁も懐疑的に見てい
        る状況にある。こうした状況を変
        えるにはどうすればいいのか。こ
        こからは  2人に解説してもらう。
        「まずは状況を変えるところから
        始めなくてはいけないと思ってい
        ます。ICOにはいいプロジェクト
        とそうでないプロジェクトがある
        ので、第三者によるICOのレーテ
        ィング(格付け)をして、それを
        しっかりしたデータに基づいて、
        メディアで発信していきたい」
       (ダイ氏)
        (次回に続く)

 

 

         ブロックチェーンが作る 
    「GAFAと違う新世界」
               連載  7

         ブロックチェーンの可能性は
   面白い

         実際、IT関連の新興企業には、そ
         の将来価値を見越した高いバリュ
         エーション(価値評価)がつくこ
         とが往々にある。バブルに近い評
         価を受けている企業も少なくない
         が、将来の可能性にかける意味で
         も、すべてが悪いバブルではない
         という。「ブロックチェーンは技
         術的な可能性もそうですが、お金
         が集まるからそこに優秀な人が集
         まって作れるものがある。そうい
         う意味でも、ブロックチェーンの
         可能性はとても面白いと思います」
         (次回に続く)

 

         ブロックチェーンが作る  
    「GAFAと違う新世界」
               連載  6

    結果から原因を生み出す

   トークンによる資金調達は便宜性
   が高く、「お金と人が同時に集ま
   るから 良質なプロダクトが生まれ
   る」という。世界的投資家である
   ジョージ・ソロス氏が彼の再帰性
   理論で「原因と結果は相互に作用
   する」ことを主張しているように
   、「原因から結果」ではなく、「
   結果から原因」を生み出す可能性
   は無視できないという。いい例が
   シリコンバレーを中心とする、ア
   メリカ西海岸の巨大企業群の隆盛
   だ。「ものすごく荒っぽく言って
   しまうと、シリコンバレーに集ま
   る優秀な人が紙にビジネスプラン
   を書くだけで、完全なプロダクト
   がなくてもその期待値だけで巨額
   のお金が集まっています。そのお
   金でさらに優秀な人を集めて、良
   質なプロダクトを作っていくわけ
   です。シリコンバレーもある意味
   、原因と結果が逆転している好例
   だと思います」
   (次回に続く)

 

 

    ブロックチェーンが作る  
  「GAFAと違う新世界」
             連載  5

        ブロックチェーンとトークンが
   切り離せない理由

       「中国政府は、パブリックのブロ
       ックチェーンをどうやってトーク
       ンと切り離してやっていくかとい
       う調査研究に莫大なお金を投じて
       います。なぜなら、キャピタルフ
       ライト(資本逃避)やマネーロン
       ダリング(資金洗浄)を恐れてい
       るからです。しかし、私たちが一
       緒にやっている中国人たちは、そ
       れに対して『それはすごく難しい
       』と苦笑いしています。そもそも
       、パブリックチェーンのブロック
       チェーンとトークンは簡単には切
       り離せるものではないからです。
       そんな彼らが日本に期待するのは
       当然のことだと思います」
       (次回に続く)

 

   ブロックチェーンが作る  
  「GAFAと違う新世界」
             連載  4

   世界に日本でブロックチェーン
   ビジネスをやりたい人が沢山いる

   「中国だと、仮想通貨に関連して
   ブロックチェーンを用いてビジネ
   スをするのは禁止されているうえ
   に、仮にビジネスができたとして
   も、あとから突然法律が変わって
   携わる人間が犯罪者になってしま
   う危険性があります。だから『合
   法的に日本でできるのであれば、
   日本に来たい』という人は、中国
   以外にもカナダやウクライナなど
   、世界にはたくさんいるのです」
   中国もブロックチェーンの研究に
   は熱心なものの、仮想通貨やトー
   クンのICO(イニシャルコインオ
   ファリング:仮想通貨によって資
   金調達をする手段)と切り離して
   考えている。しかし、それは簡単
   ではないという。
   (次回に続く)

 

 

    ブロックチェーンが作る  
  「GAFAと違う新世界」
             連載  3

   先行できれば人材とお金が集まる

   「日本企業でユニコーン(企業価
   値10億ドル以上の未上場企業)と
   いえるのは、メルカリくらいでし
   たが、そのメルカリも上場を果た
   しました。これから成長が期待で
   きる海外企業や優秀な若者に、日
   本に来てもらえるようにしていく
   にはどうすればいいか。若くて優
   秀な人材や、成長が著しい海外企
   業に日本に来てもらうのは、簡単
   なことではありません。税金も安
   くないし、背後に中国のような巨
   大市場があるわけではないからで
   す。しかし、ブロックチェーンと
   いう新しい分野でどの国よりも先
   に行くことができれば、再び人も
   お金も集まってくる可能性がある
   と思っています」今回、谷家氏は
   、事業の指揮をとっていくクリス
   ・ダイ氏との出会いで、ブロック
   チェーンによって本当に世界をよ
   くしていこうとしている人材が、
   中国だけではなく、海外にたくさ
   んいることを知ったという。
   (次回に続く)

 

 

       ブロックチェーンが作る  
  「GAFAと違う新世界」
             連載  2

       ブロックチェーンは黎明期、
   日本にも可能性がある

       まず率直に、なぜわざわざ日本で
       ブロックチェーンの事業を始めよ
       うと思ったのだろうか。谷家氏に
       聞いてみよう。「それは、黎明期
       にあるブロックチェーンの分野で
       は、日本がトップランナーになれ
       る可能性があるからです。今世界
       を見渡すと、シンガポールや香港
       がアジアでは国際金融都市として
       立脚しています。日本が金融でこ
       うした国と競争できるかといった
       ら、それは難しい。人口も減って
       いくなか、市場としての魅力も薄
       れつつあります。また、ITやデー
       タ集積の面でアメリカや中国の巨
       大企業を超えることも難しいでし
       ょう」そもそも海外企業が日本に
       拠点を置く場合、シンガポールや
       香港と比べて、税制上の優位性は
       低い。さらに、アメリカの「GAF
       A」(グーグル=アルファベット、
       アップル、フェイスブック、アマ
       ゾン)、さらに中国のテンセント
       、アリババといった巨大プラット
       フォーマーに追いつくのは極めて
       難しい状況にある、というのが谷
       家氏の認識だ。ではどうすればい
       いのか。
       (次回に続く)

 

       ブロックチェーンが作る  
  「GAFAと違う新世界」
           新連載  1

       日本を代表するエンジェル投資家
       の1人である谷家衛氏は、これま
       でマネックス証券、ライフネット
       生命、マネーフォワード、お金の
       デザインといった金融分野だけで
       なく、全寮制インターナショナル
       スクールのUWC ISAK Japan(
       軽井沢)といった教育分野のほか
       、国内外の100社以上に積極的に
       かかわってきた。投資を通じて「
       理想の社会」づくりに挑んできた
       彼が、今回、ブロックチェーン(
       重要なデータのやり取りができる
       分散台帳技術)の普及、活用を促
       すためのビジネスを展開する株式
       会社ロングハッシュジャパンを2
       月に設立。日本をベースにブロッ
       クチェーンビジネスを展開するた
       めに本格的に動き出した。同社は
       、若くしてスタンフォード大学卒
       業生前会長を務め、早期からブロ
       ックチェーンのビジネスを行って
       いる中国人のクリス・ダイ氏らと
       の共同会社だ。「ブロックチェー
      ンが新しい日本をつくるカギにな
      る」という2人に話を聞いた。
         伊藤洋二 ジャーナリスト
  (今回新連載です)

 

 

 

 

 「シックスバッド」のMTG new
  が描く1兆円企業  最終回  9

  新たな事業も仕込み中

  MTG   が成長していくにはリファ
  やシックスパッドだけに頼らない、
  新たな柱が必要となる。そのカギ
  となるのが、AI(人工知能)や  I
  oT(モノのインターネット)を活
  用した製品群の開発だ。直近では
  深い眠りや快適な目覚めをサポー
  トするマットレスの販売を準備中
  だ。さらに、将来的には医療分野
  への参入も狙う。現在シックスパ
  ッドは健常者の使用が多いが、な
  かには運動したくても寝たきりで
  生活できない人もいる。すでに、
  複数の大学病院と臨床実験などを
  すすめ、医療機器や医薬品の開発
  を進めている。MTGは今回の上場
  を弾みに、さらなる高みを目指せ
  るか。
  (今回最終回有り難うございます)

 

 

     「シックスバッド」のMTG
  が描く1兆円企業    連載  8

       医療分野への参入も視野

       “経営の見える化”はこれだけでは
       ない。MTGでは3カ月に1回、国
       内外の全社員が参加する方針発表
       会を開催している。3カ月間を1
       年間の決算とみなして、各部門の
       実績や課題を全員で共有。松下社
       長は「よく日本の会社は経営スピ
       ードが遅いといわれる。ベンチャ
       ー出身の強みは、トップと社員と
       の距離の近さや決断の速さにある
       。そういう考え方で方針発表会を
       今までずっとやってきた」と口に
       する。満を持して今回上場したM
       TGだが前2017年9月期のブラン
       ド別売上高をみると、リファが全
       体の約6割、シックスパッドが約
       2割を占める。そのほかの複数ブ
       ランドを合わせても、2割程度に
       すぎない。
       (次回最終回お楽しみに)

 

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