飲食居抜きソムリエ  山田 茂  飲食を辞める始めるときのブログ                 

飲食店を希望を持って始めたり順調に多店舗化したり、内装設備に費用がかなり掛かります。その投資を回収できます。

3.野菜コーディネーター 136

2025-02-25 07:27:50 | 野菜コーディネーター

                  プロフィール
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       山形市が「ラーメン日本一」なった new
       理由         連載     10
       広い多様性が山形の魅力

「鶏冠」の「濃厚塩鶏そば」
「鶏冠」の「濃厚塩鶏そば」(筆者撮影)

       ラーメン文化が強く根付いている山形で
       は新しいラーメンはなかなか受け入れら
       れてこなかったが、「麺藤田」藤田店主
       や「鶏冠」桜井店主のようなバイタリテ
       ィのある店主の手によって新たな歴史が
       生まれてきている。この広い多様性こそ
       が山形のラーメンの大きな魅力の1つで
       ある。「もともとおそば屋さんが先にあ
       って、後にラーメンがついてきた歴史が
       あります。我々が子供のころはラーメン
       の出前もそば屋からとることが多かった。
       まだまだ浅い歴史の中で、山形のラーメ
       ンは伸びしろだらけで、自由で縛りがあ
       りません。これからもどんどん新しいも
       のが広がっていくと思います」
       (桜井店主)
       (次回に続く)




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       理由         連載     9
       山形県になかったラーメン「鶏冠」

「鶏冠」
「鶏冠」。鶏の芳醇なスープで人気の店だ(筆者撮影)

       山形市で鶏の芳醇なスープで人気の
      「鶏冠」。2016年にオープンしたお店
       で、これまで山形にはなかった新し
       いラーメンを広めていった。「埼玉
       の『四つ葉』の味に感動し、ロース
       トポークをのせたり、低加水の麺を
       使ったりと今まで山形の人たちが食
       べたことのないラーメンを展開しま
       した。はじめは『これはラーメンじ
       ゃない。そばか?』と罵られること
       も多く、1年半批判を浴び続けました
       が、メディアに紹介されてからお客
       さんが増えていきました」
       (「鶏冠」桜井洋一店主)
       (次回に続く)




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       理由         連載     8

       県内のお客つけ麺食べるようになった

       お店を10年続けてきたことにより、県内
       のお客さんはつけ麺を食べるようになっ
       てくれたが、逆に県外からのお客さんは
       いまだに9割の人が中華そばを注文する
       という。それは“山形=ラーメン”になっ
       ているからだと藤田店主は分析している。
       「ラーメンは自由だからこそいろんな人
       が食べてくれるのだと思っています。山
       形市はラーメンの消費量は全国1位です
       が、ご当地ラーメンは“冷やしラーメン”
       ぐらいしかありません。他はなんでもご
       ざれでいろいろなラーメンがあり、だか
       らこそいいのだと思っています」
       (藤田店主)
       (次回に続く)


       
       山形市が「ラーメン日本一」なった new
       理由         連載     7
       メディアの報道が寄与

       「山形の人たちからすればラーメンを日
       常的に食べるのは当たり前のことですが、
       メディアが“山形=ラーメン”と盛り上げ
       てくれているのを見て、県民に火がつい
       てより食べるようになってきているよう
       な気がします。メディアが盛り上げてく
       れたこと、そして何よりラーメンを消費
       してくれる県民の皆様のラーメン愛から
       なる三位一体の力が大きいと感じます」
       (藤田店主)
       (次回に続く)




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       珍しいつけ麺

       「麺藤田」は山形でも珍しい“つけ麺”を
       メインに据えたお店。創業当初はつけ麺
       自体が「なんだそれ?」状態だったとい
       う。

「麺藤田」の「つけ麺」
「麺藤田」の「つけ麺」。ラーメン愛が強いため、定着
には時間がかかったそうだ(筆者撮影)

      「つけ麺をメインで出していましたが、
      中華そばから売り切れていく毎日でした。
      中華そばが売り切れると『ラーメンない
      の?』『ラーメン屋なのにラーメンがな
      い店ってどうなの?』と言われ、山形で
      はこれほどまでにラーメンばかりが愛さ
      れているのかと驚きました」(藤田店主)
      山形の人たちにとってラーメンは本当に
      身近な存在。逆に、つけ麺を食べるとい
      う選択肢は一切なかったのである。SNS
      の書き込みを見ると心が病んでくるので、
      ネットは一切見ずに自分のつけ麺をブラ
      ッシュアップし続けた藤田さん。10年経
      ってようやくつけ麺が市民権を得てきた。
      (次回に続く)




      山形市が「ラーメン日本一」なった new
      理由         連載     5

      メディアが盛り上げたことで火がついた

「麺藤田」
「麺藤田」。JR山形駅前にあるつけ麺の名店だ(筆者撮影)

     JR山形駅前にあるつけ麺の名店「麺藤田」。
     店主の藤田俊彦さんは山形出身で、フランス
     料理シェフからラーメン職人に転身。目黒の
     有名店「づゅる麺 池田」で修行ののち、2010
     年に「麺藤田」をオープンした。「かつては
     山形が『ラーメン王国』という意識はありま
     せんでしたが、昔からラーメンは当たり前の
     存在でした。むしろ山形を離れてから、山形
     がラーメン県だと騒がれていることを知った
     ぐらいです」(藤田店主)
     (次回に続く)



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     理由         連載     4
     ラーメン王国

     調査が都道府県庁所在地・政令指定都
     市に限られているので山形市が1位に
     なっていますが、他のエリアもおらが
     町が一番だと思っていると思います。
     山形県は本当に『ラーメン王国』なん
     です」

「新旬屋 本店」の「金の鶏中華 ワンタン入り」
こちらは「新旬屋 本店」の「金の鶏中華 ワンタン入り」
(筆者撮影)

     そう語るのは「新旬屋 本店」「極中華蕎
     麦 ひろた」などを展開する店主・半田新
     也さん。今回はそんな半田さんの声がけ
     で、山形市で今勢いのあるラーメン店の
     店主に集まってもらい、それぞれの思い
     を語ってもらった。
     (次回に続く)




     山形市が「ラーメン日本一」なった new
     理由         連載     3
     いろいろあるのが山形市のいいところ

     ラーメンといえば東京をはじめ、札幌や
     博多を思い浮かべる人が多いと思うが、
     なぜ山形市が日本一に輝き続けるのか。
     その裏には市民のラーメンへの思いと、
     ラーメン店の努力があった。「山形市に
     はこれといったご当地ラーメンがありま
     せん。氷の入った冷たい“冷やしラーメ
     ン”がありますが、ダシのとり方も鶏・
     豚・牛などお店によってそれぞれ。いろ
     いろあるのが山形市のいいところだと思
     います。
     (次回に続く)




     山形市が「ラーメン日本一」なった new
     理由         連載     2
     山形市のラーメン外食費3年連続日本一

     7日、総務省が発表した家計調査で、昨年
     の山形市のラーメン外食費が2万2389円と
     なり、3年連続で「ラーメン日本一」の座
     を勝ち取った。これは全国の都道府県庁所
     在地・政令指定都市の外食の消費額を調査
     したものである。山形市は、記録の始まっ
     た2000年以降では最高額を叩き出した。ち
     なみに2位は新潟市、3位仙台市と続く。
     (次回に続く)




     山形市が「ラーメン日本一」なった new
     理由        新連載     1
     ラーメン消費量3連覇

「麺辰」の「中華そば」
    ラーメン外食費が、3年連続で日本一となっ
    た山形市。老舗をリスペクトする土壌が、
    しっかり根付いていることが特徴だ。なお、
    写真は「麺辰」の「中華そば」(筆者撮影)
    2月7日、総務省の家計調査が発表。その結
    果、去年1年間のラーメン消費額(1世帯あ
    たり中華そば)は、 山形市が年間消費額で
    日本一となり、3連覇を果たすことになりま
    した。金額で見ると、2万2389円。2位の新
    潟市は1万6292円、3位の仙台市は1万5534
    円と、消費額でも圧倒しています。なぜ、
    山形市は「ラーメン日本一」になったので
    しょうか。2024年10月20日に公開した記事
    を、一部加筆修正したうえで、緊急再配信
    します。
    井出隊長 ラーメンライター
    (今回新連載です)



     屋「本気のガチ中華」   new
     の正体       最終回  17

     日常的なメニューでも1000円の壁
     を突破しつつある
前年比おおよそ103~113%ペースで、前年同期比を超え続け
ている松屋の客単価(画像:松屋フーズホールディングスHPより)

     (今回最終回です)

     




     屋「本気のガチ中華」   new
     の正体        連載  16
     巧みな話題作り

     こうした背景に加え、松屋のマーケ
     ティング努力の積み重ねもあるだろ
     う。松屋はこれまでもさまざまな期
     間限定メニューを打ち出し、巧みな
     話題づくりをしてきた。それにより
     「松屋がまた何かやってるよ」とい
     う認識ができつつあり、話題が広が
     りやすい土壌ができていたことも「
     水煮牛肉」のヒットの要因だ。
     (次回最終回です)




     屋「本気のガチ中華」   new
     の正体        連載  15
     好きな中華を出せば、問題ない

     数年前からの町中華ブームや先述の
     ガチ中華ブームも手伝い、今や中華
     は居酒屋の人気ジャンルに。ガッツ
     リ系の中華で酒を飲む店から、ワイ
     ンと中華のペアリングを打ち出した
     ビストロ風の店まで、スタイルも多
     様化した。また、特に中華と謳って
     いない居酒屋にもよだれ鶏や麻婆豆
     腐などの中華メニューがラインナッ
     プしていることも増えた。店側には、
     「みんなが好きな中華を出せば間違
     いない」という認識が広がっている。
     中華は味が濃かったり辛かったりす
     るものも多く、ついついお酒が進む
     ためドリンクの売り上げを取りやす
     いという狙いもある。
     (次回に続く)



     屋「本気のガチ中華」   new
     の正体        連載  14
     コロナ禍中華料理が人気に

     筆者は外食ライターとして活動するが、
     特に専門分野としているのが居酒屋業
     態だ。居酒屋を見続ける中、中華に特
     化した居酒屋がコロナ禍以降増えてい
     る。コロナ禍では居酒屋が通常営業で
     きない中、多くの店がデリバリーやテ
     イクアウトに取り組んだが、その時に
     売れ行きが良かったのが中華の品だと
     いう話はよく聞いた。中華料理は大鍋
     を使い強い火力で炒めるものや揚げ物
     も多く、意外と自宅では作れそうで作
     れないものも多い。そうした点から人
     気を集めたのではないか。
     (次回に続く)




     屋「本気のガチ中華」   new
     の正体        連載  13
     様々な飲食店へ中華が侵食している

     松屋の「水煮牛肉」は激辛のインパ
     クトが強かったが、四川料理だけあ
     り山椒の痺れも感じられた。こうし
     た現代の激辛トレンドに則った味覚
     であることも「水煮牛肉」が支持さ
     れた要因のひとつだ。さらに、近年
     の外食業界での中華人気には目を見
     張るものがある。もともと中華料理
     は多くの人に親しまれているが、こ
     こ数年でさまざまな飲食店へ中華が
     侵食しているのを感じている。
     (次回に続く)




     屋「本気のガチ中華」   new
     の正体        連載  12
     痺れの味覚もブームに

     さらに2010年代半ばから現在では、
     辛さに加えて「痺れ」の味覚もブ
     ームに加わった。四川料理に多く
     使われる山椒による舌がピリピリ
     と痺れる感覚にハマる人が続出。
     辛さと痺れを表す「麻辣(マーラー
     )」という言葉から、「マー活」
     という言葉も登場した。こうした
     麻辣系の四川料理が楽しめるイベ
     ント「四川フェス」は年々盛り上
     がりを見せており、四川風の担担
     麺や麻辣湯(マーラータン)、火
     鍋の専門店も人気だ。
     (次回に続く)




      屋「本気のガチ中華」   new
      の正体        連載  11
      いくつかのブーム繰り返す

                      最初のブームは、1984年に湖池屋が
                      発売したスナック菓子「カラムーチ
                      ョ」が火付けとなり、辛さをウリに
                      した菓子や即席ラーメンが次々に登
                      場したこと。そこから1990年代に入
                      ると、タイやベトナムなどのエスニ
                      ック料理が流行り、そこに由来する
                      激辛ブームが発生。さらに2000年代
                      には「冬のソナタ」の大ブームから
                      今度は韓国料理による激辛ブームが
                      追随した。2000年代の半ばになると、
                      世界一辛い唐辛子を謳うハバネロを
                      使った菓子「暴君ハバネロ」が発売
                      されるなど、これまでの激辛ブーム
                      よりもより一層の辛い、常識はずれ
                      の辛さを追求した”超”激辛ブームが
                      起こる。激辛ラーメンの「蒙古タン
                      メン中本」が注目され始めたのもこ
                      の頃だ。
                      (次回に続く)




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      の正体        連載   10
      激辛と中華

      「水煮牛肉」が話題になったのは、「
      激辛」と「中華」、強いフックをもつ
      キーワードが2つ掛け合わさったことが
      要因だろう。まずは「激辛」について。
      世の中には激辛料理に目がないマニア
      が存在する。辛さの耐性には個人差が
      あり全く受け付けない人もいる一方、
      好き好んで辛さを追い求める人たちも。
      そうしたコアなファンに支えられる激
      辛の食品や飲食店は多数ある。そもそ
      も「激辛」という言葉が登場したのは
      1980年代半ばだ。そこから現在に至る
      まで、激辛ブームはスタイルを変えな
      がら幾度となく起こっている。
      (次回に続く)



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      の正体        連載   9
      マニアックな料理を期間限定メニュー

      ジョージアの伝統料理「シュクメルリ」
      を筆頭に、世界各国のマニアックな料
      理を期間限定メニューとして打ち出し
      てきた松屋。2025年早々、満を持して
      ガチ中華を投入すると多くのメディア
      が取り上げ、冒頭の「中華一番」作者
      ・小川氏のような中華料理の有識者も
      SNSで話題にするほどに。話題づくり
      としては大成功を収めた。今回の「水
      煮牛肉」以外にも、松屋はたびたび世
      界各国のマニアックな料理を期間限定
      メニューとして発売している。
      「シュクメルリ」を筆頭に、ペルーの
      「ロモサルタード」やマレーシアの「
      ルンダン」、セネガルの「マフェ」な
      ど。「シュクメルリ」は松屋の代表作
      となったが、各品、話題の大小はもの
      によってまちまちだ。そんな中、「水
      煮牛肉」がここまで話題になった要因
      はなんだろうか。
      (次回に続く)




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       の正体        連載   8
       水煮牛肉はガチ中華

       「水煮牛肉」とは、日本ではあまり知
       られていないがもともと中国・四川の
       伝統料理。食べた人からは、「これは
       『ガチ中華』だ」という声も聞かれる。
       ガチ中華とは、日本人好みにアレンジ
       された中華料理ではなく本場中国のマ
       ニアックな郷土料理や伝統料理を再現
       した“ガチ”な中華のこと。この言葉は
       2021年頃から聞かれるようになり、2
       022年にはユーキャン新語・流行語大
       賞にノミネートされた。
       (次回に続く)




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        の正体        連載   7
       スープの辛さで、キャベツの甘味認識

       噂に違わず辛い。刺すような辛さがす
       ぐに口の中を襲ってくる。しかし、辛
       いスープのおかげでキャベツの甘さが
       際立った。「キャベツってこんなに甘
       いんだ」と実感するいい機会だった。
       具を食べ終えたあとのスープは地獄の
       池のよう(筆者撮影)筆者は辛さにつ
       いては弱くもないが強くもない程度だ
       と自負しているが、嫌な予感がしたの
       でスープを飲むのは数口にとどめた。
       なお、辛さから逃れようと味噌汁を飲
       むと逆に味噌汁の温かさが口内の痛み
       を増幅させるので注意が必要だ。
       (次回に続く)




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           の正体        連載   6
        牛肉やキャベツを引き上げて食べる

        そもそも四川の「水煮牛肉」はスープ
        の中から牛肉やキャベツを引き上げて
        食べるのが一般的とのことで、それに
        倣って食べた。その際、なるべく唐辛
        子や山椒も払い落とすように気を付け
        た。

薄切り牛肉
牛めしに使用しているものと同じ?薄切り牛肉が入っていた
(筆者撮影)
        (次回に続く)




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           の正体        連載   5
        スープは香、具材を味わう

        輪切りの唐辛子やホールの山椒も大量
        に浮かんでいる。なおネットの事前情
        報で生卵があると辛さが中和されると
        いうことで、生卵もセットで付けてみ
        た。

水煮牛肉
見るからに辛そうな「水煮牛肉」(筆者撮影)

       同商品の可食部はどこまでなのか迷うと
       ころだが、店頭の看板には「スープは香
       り、具材を味わう、それが本当の楽しみ
       方」という文言がある。
       (次回に続く)




         松屋「本気のガチ中華」   new
         の正体        連載   4

     すぐに「水煮牛肉」が到着

「水煮牛肉」にごはん、味噌汁、お新香のセット
「水煮牛肉」にごはん、味噌汁、お新香のセット(筆者撮影)

        こちらが「水煮牛肉」、ごはん並盛で
        1180円。見るからに辛そうな深紅のス
        ープの中に、牛肉、キャベツ、玉ねぎ
        が入っている。
        (次回に続く)




        松屋「本気のガチ中華」   new
        の正体        連載   3
        マジで辛い

        松屋にとって推し商品なのが伝わ
        ってくる。

垂れ幕
店頭に「水煮牛肉」の垂れ幕でアピール(筆者撮影)

          期待に胸を膨らませ、店内へ。

端末画面
注文の端末画面では「水煮牛肉」のところに「激辛」
の文字が(筆者撮影)

        とにかく辛いと聞いていたので、念の
        ためすぐにお冷のお代わりが注げるよ
        う給水機の近くの席を確保し、料理の
        出来上がりを待った。
        (次回に続く)




        松屋「本気のガチ中華」   new
        の正体        連載   2
        商品化した背景は

        中華料理漫画の大家も唸らせるこのメ
        ニュー。これ以外にも、多くの人がネ
        ット上で「水煮牛肉」の感想を投稿し
        ている。味はもちろんのこと、大手飲
        食チェーンの松屋がここまで尖ったメ
        ニューを商品化した背景も気になると
        ころだ。
        (次回に続く)




        松屋「本気のガチ中華」   new
        の正体      新連載   1

松屋の店舗 外観
松屋の期間限定メニュー「水煮牛肉~四川風牛肉唐辛子
煮込み~」が「マジで辛い」と話題を呼んでいる
(写真:Ryuji/PIXTA)

        松屋で1月7日から期間限定メニューとし
        て発売された「水煮牛肉~四川風牛肉唐
        辛子煮込み~」が話題を呼んでいる。
        「水煮牛肉」は「シュイジューニューロ
        ー」と読み、中国・四川の伝統的な料理
        だ。松屋の同商品が「チェーン店なのに
        この辛さはヤバイ!」と物議を醸してい
        る。中華料理をテーマに少年たちの成長
        を描いた大ヒット漫画「中華一番」の作
        者、小川悦司氏も「水煮牛肉」を実食し、
        その感想をXでポストしている。
        大関まなみ フードスタジアム編集長
        (今回新連載です)
        




          東大と吉本が組む    new
          狙いは     最終回  25
         長期的な取り組みに繋がるか

         東大と吉本興業による「体験活動プロ
         グラム」のひとつであり、昨年スター
         トした「芸人×東大生 特別授業 in 周防
         大島」(関連記事:東大生と芸人考案「
         離島の小学校で授業」その狙い
)は、地
         元の高い評価と強い要望を受けて、今
         年2回目が行われた。本プログラムから
         は、こうした長期的な取り組みへとつ
         ながりそうな動きも生まれている。岡
         本社長は、今回の謎解きイベントのこ
         の先の拡張にも言及している。そこに
         は、単発だけでなく、長期的な展開に
         よる各地域をつなぐ包括的振興も視野
         に入っているのかもしれない。本イベ
         ントと別府市のこれからに注目してい
         きたい。
         (今回最終回です)



          東大と吉本が組む    new
          狙いは      連載  24
         どう育てるか
         東大と吉本興業がまいた種を、自治体
         がどう大きく育てていくか。それこそ
         自立自走に向けた地域活性化の取り組
         みの本筋であり、そこに再び東大と吉
         本興業が関わることもあるのかもしれ
         ない。
         (次回最終回です)

          東大と吉本が組む    new
          狙いは      連載  23
         単発から定常的な文化へ

         「2024別府市福祉まつり」の一部と
         して行われた今回の謎解きイベント
         だが、いままさに旬の芸人・青木マ
         ッチョの呼びかけで市内外から多く
         の参加者が訪れ、祭り全体は大盛況
         で終わった。人気芸人が入り口とな
         ったことで、本イベントがお祭りの
         地域経済振興の一翼を担ったことは
         間違いない。こうした単発の成果を
         、いかに地域に根付くイベントや行
         事として、定常的な文化に育ててい
         くかがこれからの課題だろう。
         (次回に続く)




            東大と吉本が組む    new
         狙いは      連載  22  
         別府がより好きになった

        「別府には旅行で来たことはあったの
        ですが、温泉から食事、公園まですみ
        ずみまでしっかり楽しんで、みなさん
        とも触れ合えるイベントを通して、自
        分の地元より別府が好きになりました
        (笑)。僕にとっても最高のイベント
        でした。またすぐに戻ってきたいです
        」別府市の魅力は、芸人と東大生だけ
        でなく、市外からの参加者にもしっか
        り伝わっていたに違いない。
        (次回に続く)




        東大と吉本が組む    new
        狙いは      連載  21 
        東大生と芸人頭脳対決なかなかない

        また、この日のイベントについては「
        子どもたちはガチンコでチャレンジし
        ている。そういうほうが子どもたちに
        とってもいい経験になります。東大生
        と芸人と、頭脳で対決できることはな
        かなかない。今回の枠組みの謎解きク
        イズ企画をフォーマット化して、いろ
        いろな地域で展開していくことへの可
        能性を感じています」と語った。一方、
        会場内で1日中参加者に囲まれながら、
        一緒に謎解きクイズに挑戦していた青
        木マッチョは「謎解きの問題が、東大
        生のクオリティだったり、芸人らしい
        変化球があったり、出題したそれぞれ
        の芸人だから出せる問題だったりして、
        それがうまく噛み合って成功したイベ
        ントだと思います」と振り返る。
        (次回に続く)




          東大と吉本が組む    new
          狙いは      連載  20 
        地域イベントで持続可能な社会目指す

        「笑う東大、学ぶ吉本プロジェクト」
        で学術とエンターテインメントの積極
        的な協働を進める吉本興業。今回のプ
        ログラムを含めたこれまでの3年間の
        取り組みについて、吉本興業ホールデ
        ィングス代表取締役社長の岡本昭彦氏
        は、こう語る。「こうしたプロジェク
        トを地域社会で実施するのが、いまど
        きの取り組みのあり方であり、持続可
        能な社会を一緒に目指すためのプログ
        ラムとして意義があるのではないでし
        ょうか。今回のような地域イベントを
        東大生のみなさんと一緒に実施するこ
        とで、芸人も会社も勉強させていただ
        いています」
        (次回に続く)



          東大と吉本が組む    new
          狙いは      連載  19
         ここでしか得られない学びと成長

        楽しさとはどう演出するのか、どうい
        うふうに人に楽しんでもらえるのか、
        という部分でとても勉強になりました」
        と3カ月間の協業を笑顔で振り返り、ま
        た次も参加したいと語ってくれた。学
        生にとって、貴重な社会経験の場にな
        ったことがうかがえる。そこには、こ
        こでしか得られない学びと成長があっ
        たようだ。
        (次回に続く)



        東大と吉本が組む    new
        狙いは      連載  18
        エンタメ色の強いイベントに

        初めて「体験活動プログラム」に参加し
        た、東京大学文学部社会学修士課程1年
        生の大和果鈴さんは、謎解きクイズが
        好きなことと、イベントや広告関連の
        職種を志望していることから「自分に
        ピッタリだと思って参加しました」と
        話した。今回の課外授業からの学びを
        聞くと「芸人さんの力添えがあったか
        らこそ、私たち東大生が考えた謎解き
        クイズがエンターテインメント色の強
        いたくさんの人に楽しんでもらえるイ
        ベントになったと思います。
        (次回に続く)




        東大と吉本が組む    new
        狙いは      連載  17
        つながり続けることに意義かある

        そして、本プログラムを含め、東大生
        が地域社会の課題の解決に自治体とと
        もに取り組むことを、積極的に推奨す
        ると話す。「地域社会には、高齢化、
        過疎化、空き家問題、産業空洞化など
        さまざまな課題があります。その解決
        は簡単ではないけれど、いま日本が直
        面する問題を知って、自分だったらそ
        こでどうするかを考えることが大事。
        1年間のプロジェクト期間で解決でき
        なくても、その後の人生のなかで彼ら
        がそれを考えていくことは重要だし、
        関係人口という意味でもつながり続け
        ていくことに意義があります」
        (次回に続く)




        東大と吉本が組む    new
        狙いは      連載  16
        経験を積む

        今回のイベントに携わる東大生6人は、
        芸人、吉本興業スタッフとともに、約
        3カ月をかけて地元自治体とやりとり
        をしながら準備を進めてきた。その学
        生たちの活動を津田副学長は「市民の
        ための楽しめるイベントを考える過程
        から、市政やエンターテインメント業
        界を知る入り口になってくれればいい。
        そこから彼らが何を学ぶかは、人それ
        ぞれバラエティがあっていいと思って
        います。大学としては、いろいろな経
        験をしてくださいという意図です」と
        語る。
        (次回に続く)

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