午前中に六波羅蜜寺へいく。
空也像と清盛像を見る。
午後は、
京都の亀岡の穴太寺(あなおうじ)へ。
西国二十一番の霊場だ。
バス停からのどかな田舎道を歩いた。
にぎやかな京都の街中と違い、静かだ。
季節はずれの冷たい風も吹いていたが、
ときおり日差しが温かい。
穴太寺の山門は日差しのなかわれわれを迎えてくれた。
人のいない境内でもみじの紅葉がちょうど輝いていた。
寝姿菩薩にふれてから、
聖観音の前で、般若心経を唱える。
つれの木魚のリズムに合わせようとしたが、
そのリズムのイレギュラーでこちらも読経が乱れる。
静かなひと時を楽しむことができた。