今日はゲネプロ

今日はゲネプロだ。
本番のホールの都合で、
今晩の練習はいつもの公民館。
その前に、レンタカーに寄ってトラックを借りなければならない。
大型楽器の運搬の役割がまわってきたので。

雨がやまない。
冷える。
明日もまだ降り続くらしい。
オーケストラのメンバーでインフルエンザに罹っている人は大丈夫だろうか。
自分はユンケルで滋養強壮ダ!

明日、
遠方から来られる人が雨で脚が遠退くとちょっと残念になる。
友人は幾人か聴きに来てくれるので、有り難い。
彼らの辛口批評を楽しみに明日の演奏ガンバリましょう。

定期演奏会近づいた

定期演奏会がこの日曜に近づいた。
約半年の練習期間だったが、
まぁ正直なところ練習不足。
チェロには毎日ふれているが、オーケストラの楽譜練習よりも、個人の練習曲の方に重きをおいてきた。
これは大いに反省しなければならない。
ここに来てあわてふためいてる自分が滑稽だ。
チェロパートはベテランに助けられている意識で、甘えの構造から抜け出せない。
難しい楽曲なので、どうせ自分には無理だろうという思いもあったが、この考えこそ猛省すべきこと。
次回の演奏会の楽譜はすでに手渡された。
ベートーヴェン交響曲第3番
(英雄)だ。
この春、ニューヨークフィルで聴いてきた曲。
これはラッキーだ。
来年はベートーヴェン生誕250年という。
今からやる気が出てきたぞ!
オット!
その前にチャイコフスキーを
練習練習!

日和田山へ

日和田山へ。
久しぶりだ。

田部井淳子さんの記念碑

有志の方々が募金を募り建てられたそうです。

日和田山に来るたびに、田部井さんのことを思う。

体力をある程度維持したいので、
ときおり自転車に乗るが、
山歩きは、
またちがった楽しみを感じる。

自転車での数時間走行は慣れているが、
山でのそれは、
やはりしんどさを感じてしまう。
もっともわずか３０分の登りといえど、
早足で登るのだから。

こんな山遊びをいつまで続けられるのだろうか。

頂上の小さな広場では愉快にラーメンを食べる人たち。

自分は、ここでもストイックな存在だ。
頂上には３０秒滞在してすぐ下りていく。

定期演奏会はもうすぐだ。

山を下りながら、
右手を小刻みに動かし、
チャイコフスキーの譜を奏でる。

当日は、何パーセント弾けるのかな。

坂道を上り千手観音に

t;"> ここのところ、

どうも消化系がよくない。

逆流性の症状なのだと医者は言うが、

これも加齢からくるカラダの衰えなのかな。

気分転換には、やはり自転車しか思いつかない。

走って汗をかいてサッパリさせよう。

田んぼ道を抜けて、久しぶりに動物公園坂を上る。今回も心拍数に注意して。

坂を登り切ったところに、

観音寺がある。

千手観音だ。

立ち寄ることに。

静謐な境内は気持ちが落ち着く。

銀杏の巨木はまだ黄葉には早いか。

ひと組の親子連れが参拝していた。

おびんずる様に挨拶して、

ご本尊の千手観音に手を合わす。

先に逝った知人を想う。

寺をあとにして、帰途へとペダルをこいだ。

途中の公園駐車場は閉鎖され、

駐車場には先の台風で出た膨大なゴミが山積みされていた。

これを目の当たりにすると、被害は本当に深刻だったのが分かる。

秋はいよいよ深まってきた。

色即是空

知り合いがなくなったという知らせが届いた。 告別式には間に合った。 納棺の時は、外に出てやや遠くから見守った。 花をたむける気持ちにはなれなかった。 出棺のときそっとひつぎに触れて、別れのあいさつとした。 空はきれいに晴れて、日が輝いていた。 こんなにも明るい陽光のなかで逝ってしまったのだ。 長い闘病生活の末のこと。 もう痛みに耐えることはない。 ポケットから般若心経をとり出し、無言で唱えた。 いったいお経とは何なんだ。 色即是空 どういうことだ。 呪文は死者には届かない。 空即是色。 秋の空は本当に美しい。 哀しい。