悲惨な事件が続いている。
これは、世界的病理現象なのか?
弱者やマイノリティーへの攻撃。
異質だと決めつけたコト、モノ、ヒトに対する排除。
ヨーロッパや中東で起きている戦争とテロの
根底には紛れもなく貧困格差があるのだろう。
宗教の違いはあるとは言っても。
世界は戦争状態ではない時代はあったのか?
日本は?
やはりずっと戦争状態だった。
古代から現代に至るまで。
天下を治めるという大義名分を掲げて、他の領地を奪い殺戮を繰り返してきた。日本も。
大河ドラマは何時ものように、戦国武将たちをヒーローとして描いている。
戦国武将はその強さゆえにヒーローとなる。
その繰り返し。国中を平定する為には武力が必要悪でもあったとされる。無数の命が消されたこの国土に我々は生活している。かつての都は何処もそうだ。無辜の民が流した血の上に国土がある。
また、侵略戦争では勝った国が優先権を持ち、敗戦国とその人民を支配を続ける。正に強者の論理。
沖縄は未だに戦後の統治状態が続き、関東の空はアメリカのもの。羽田空港への飛行ルートは極めて危ない。
この地球が天体として崩壊するまで、地球人は戦争をし続けるだろう。わずか数十万年の刹那を生き延びきた人類に先はないのか?
異質なものを排除するという動きは、
人類が誕生してから延々と繰り返されてきた。自分らの領域を広げその子孫を増やすためという自明の動き。すべての生物の生物たる所以でもある。
人類も当然そのDNAを持つ。
だから、
この地球が天体として崩壊するまで。地球人は戦争をし続けるだろう。
この、刹那に生まれた自分らはどう生きれば良いのだろう。
「昨日と同じように今日があり、
明日も今日と同じようにやってくる。その次の日も。」
そう願うだけなのかな。