風とともに走れよ自転車

旅日記。今の自分のモノローグ。

かんぴょうの歌はかんぴょうスピーカーで

2016年12月26日 | 旅行
冬になると決まってやり出すこと。
冬山の準備はもうしなくなったけど、
山スキーの準備はボチボチと。
雪山への未練はまだ少し残っている。
昨年はニセコ、八甲田とバックカントリーを体験。
思えば、昨今のバックカントリーブームになるずっと以前から雪山には入っていたけど、道具がぐっと改善進歩しているのに驚きだ。こずかい破産。


冬の季節が巡ってくると、
部屋作業が始まる。
以前は、プログラミングに熱中し、
簡単なものは何とか作れたが、只今お休み中。
C言語に始まりpython、そしてprocesingと…。
ウイルスが増殖していくプログラミングをつくるところまで
で一応の区切りに。

ただ今、かんぴょうスピーカー作りに取り組み中。
コレは驚きものです‼️


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レ・ミゼラブルを読みなおす……司教の言葉は胸を打つ

2016年12月20日 | 旅行
レ・ミゼラブルを読み返す …司教の言葉

フランス語ポケットブックのレ・ミゼラブルを少しずつ
読んでいる。
19世紀前半のパリは貧困のどん底だった様子がよくわかる。

19年の牢獄生活から抜け出したジャン・バルジャンが、
慈悲深い司教の言葉で自分を見失うくだりは、
何度読んでも胸に迫ってくる。
一晩泊めてもらい、銀食器を盗み出したのに
翌日、さらに銀の燭台2本を渡されるのだから。
悪に心底染まった悪人は善人になれないものなのか?
激しい魂の交感無くして人は改悛できないものなか?


「忘れないでくださいよ、絶対に忘れないでください。
さしあげた銀を使って真人間になるとこの私に約束してくださったことを」
「ジャン・バルジャン、わが兄弟よ、あなたは悪の道を出て、もう善の道に入りました。私があがなうのはあなたの魂なのです。あなたの魂を邪悪な考えと破滅の悪霊から引き離し、私は神に引き渡します」



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レ・ミゼラブルを読み直す

2016年12月14日 | 日記
レ・ミゼラブルを読み直す。


四十代はじめに腫瘍の手術をうけた。
入院期間が長くなることを思い、一度は読んでみたいと思っていた
ビクトル・ユーゴー作「レ・ミゼラブル」を病室に持ち込んだ。
それは、思いの外長編で、岩波文庫本で3冊に及ぶもの。
全部で1500ページになる大作だった。

子供の頃、小学校の図書室に確か「ああ、無情」という表題で、
子供向けの本があったのを覚えている。
その内容は、飢えをしのぐために姉のこども達のため、一つのパンを
盗み、その刑罰として19年も牢獄に入れられたジャン・バルジャンの
物語だったように覚えている。特に、パン一つで19年の牢獄という
箇所だけがやたらと想像を大きくしてしまい、子ども心ながら、かわいそう
という思いだけが残っていた。

小説「レ・ミゼラブル」は、神父の話が長々と続き、なかなか主人公の
ジャン・バルジャンが出てこない。
ページ数で約100ページも神父を中心とした内容が続く。
なんでこんなにも多くの瑣末な記述と思ったけれど、
これは今から始まる壮大な物語の舞台設定だと、
今は理解できる。

読みなおしてみると、この神父らの質素な生活、敬虔な宗教生活、人間に対する
憐れみ等々、たしかにこれもひとつのバイブルだと思えてくる。
いや、バイブルを読み始めているのかな。

今回の読み直しは、先のフランス旅行の終わりにパリのパンテオン寺院で買った、
フランス語のポケット版「LES MISERABLES」。
辞書を片手に少しづつ読み進めている。
この調子だと読み終えるのに数年はかかるかな。
これもボチボチ行くしかないな。

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摩訶不可思議なり

2016年12月08日 | 日記
冬晴れのいい天気だった。
飯能の小高い山を登る。
子供たちが遠足で登る山。
里山という言葉がピッタリのハイキング道が続く、
途中の岩場には江戸時代に置かれたという羅漢像が何体も
こちらを見ている。
中腹の展望台は、三島由紀夫の小説で描かれた場所。
ここで、登場人物たちがUFOの出現を待つという内容だったかな。
何グループかの年配のハイカーと出会う。
少し早めの足取りで、頂上まで約40分といったところか。
うっすらと汗ばんだ。
見晴らしのいい頂上で、コンビニで買ったおにぎりを食す。
遠く雪化粧の富士山が見えた。都心の高層ビル群も、丹沢の山も見えた。
不整脈というちょっとした花火(爆弾とまでいかないか)を抱えている身だけど、
この程度の山はむしろからだの調子が出てくるか。

下山後、ふもとの図書館に立ち寄る。
明るい作りの近代的な図書館だ。
石原慎太郎著の「法華教」を拾い読みする。
なんで彼が仏教の法華教について書いているのか驚きだ。
違和感甚大なり。だけど、興味があるので今度ゆっくり読んで見ることに。

このところ、布団に入り種々のお経のエッセンスを読むのが
続いている。10分も読めば、うとうとと睡魔がやってくる。
いわば睡眠導入剤だな。
素人仏教研究はもう少しやってみよう。
摩訶不可思議、、、。

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何もないよ 空言だから

2016年12月05日 | 旅行
ざわめくこころはなぜおこる。
瞬間瞬間過ぎていく事象に取り残されて

それでよしとこころは言う。
それでよしとこころはつぶやく。

瞬間瞬間目の前を通り過ぎるあらゆる事象に
動かされないこころを自分のなかに見つける時

それでよしとつぶやこう。

始まりも終わりもないのだから。

一喜一憂する我がこころは
いつか風に吹かれて消えていく。

なにものこさず。

時だけが過ぎていく。

雨を愛でよう、雪を愛でよう、風を愛でよう、
太陽を仰ごう、夕陽を見つめよう。
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