風とともに走れよ自転車

旅日記。今の自分のモノローグ。

フランス自転車旅 クロニカル(EuroVelo 6)

2016年09月25日 | 日記
フランス自転車旅  クロニカル(EuroVelo 6)

1日目:
成田空港 車に自転車を積み民間パーキングへ、2週間駐車
早めのチェックイン パスポートのみでOK(eチケットのコピー提示不要)
オーバーサイズ自転車は専用窓口まで運び、すべて完了

2日目:パリ(Paris)
モスクワで乗り換え、エールフランス機でパリへ。 夜の10時過ぎに到着。
急いで、鉄道RER駅へ。夜の最終は11時の情報だったので焦った。
駅で自転車組み立て、11時過ぎの電車に乗り、北駅まで。
夜おそい電車内は仕事を終えた労働者風の人が多い。多民族国家を実感。
ホテルは駅の真ん前。3つ星ホテルだけど駅前故か簡易ビジネスホテル様。
シャワー後即眠りにつく。

3日目:オルレアン(Orleans)
今日は、モンパルナス駅駅まで自転車を走らせる予定だったが、
チェーントラブルで押していく事に。朝早いので自転車店はまだ開いていない。
セーヌ川にかかる橋をわたり、ノートルダム寺院で一休み。
広場は人もまばら、小雨も降ってきた。寺院のステンドグラスをみてから、
また駅へと向かう。
自転車店見つかる。チェックをお願いする。ダメージはなかった、すぐ完了。
(自転車のメカニックは心得ているつもりだったが)
お礼のチップを渡そうとしたが受け取らなかった。「メルシーボークー」

モンパルナス駅で切符を購入、オルレアンまで。
オルレアンの街はジャンヌ・ダルクで有名だ。
インフォメーションでマップをもらう。インフォメーションのマダムは
日本の京都と奈良の美しさに感動したと言ってくれた。「メルシー」
ジャンヌ・ダルク像の前でスナップショット。

さあ、いよいよ旅の始まりだ。
ロワール川の自転車道を出発。
空は灰色だけど心地よさを感じながらペダルを踏む。
いつの間にか、自転車道をはずれ国道を走っている。(ヤバイ)

今夜はどこに泊まろうか?午後も遅くなってきたので早くホテルを見つけたい。
結局、国道を20キロばかり走り、小さな町に到着。(クレリ=サン=タンドレ)
街に2件しかないホテルの1つに無事到着。
ホット一息。夕飯を食べに行くがレストランは閉まっていた。
まだ開いていたパン屋でバゲットとドリンクをゲット。
このホテル(80€)はビラ風で広い自然庭園もあり、今回の旅で最も快適なものになった。
朝食に満足。(ちょっと高めの10€)

4日目:ブロア(Blois)
しばらく国道を進む。朝の通勤の車がビュンビュン飛ばしていく。
フランスの国道(地方道路)の制限速度は70キロだ!
またロワール川が見えてきて、自転車道に戻ることができた。
自転車道は川沿いを走ったり、森のに道になったり、民家のなかを走ったりと、
高低差も殆ど無いので、快適に走ることができた。
今日は、Blois(ブロア)までの予定だが、
シャトーで有名なシャンボール城に寄ることに。
シャンボール城には、大勢の観光客にまざって多くのサイクリストが来ていた。
イタリア人とフランス人のペアは、われわれの荷の少なさに驚いていた。
こちらも、一応は簡易テントと寝袋も持参しているが、途中出会う彼らの荷は、
ほとんどが自転車の前後に4つのバッグ(パニアバッグ)を取り付けて走っている。
一体何が入っているのか?

シャンボール城を見学後、再びブロアの街を目指した。
今夜のホテルはブロワ城が見える2つ星(60€)

5日目:アンボワーズ(Amboise)
80キロ先のTours(トゥール)を目指す。
途中、レオナルド・ダ・ヴィンチ終焉の地であるアンボワーズに立ち寄る。
レオナルド・ダ・ヴィンチ博物館は広大な公園になっていて、
しばし木陰で涼み、ダビンチのアイデアを具現化させたメカニックを楽しむ。
予定したトゥールはまだ先なので、今回はキャンピングに決定。
キャンプ場はロワール川の中洲に位置し、これも広大なサイトだ。(10€)

6日目:
トゥール(Tours)まで26キロ。
日中の厚さと疲れが出てきたのか、軽い熱中症状態に。
この大きな街は、ロワール川古城巡りの基地になっているそうだ。
また、スペインのコンポステーラを目指す巡礼の起点にもなっているそうだ。
(巡礼風の人は見かけなかったが)
街の目抜き通りにはトラムが走っており、学生の多さに驚いた。
中世と現代がミックした元気で明るい街と感じる。
夜、カテドラルにマッピングがあるというので出かけた。

7日目:ソーミュール(Saumur)まで80キロ走る。
アンジェはまだ先だ。
ソーミュールという街に泊まることに。
インフォメーションでマップをもらい2つ星ホテルをさがす。
ホテルのマスターは英語を流暢に話て応答してくれた。
こちらは、フランス語で話しかけるが、やはり英語で返してくる。
ホテル近くの寿司レストランでお寿司を食す。カリフォルニア巻きというやつ。
(お値段以下?)
翌朝、街を出て川を目指すが、広大な馬場が見えた。
この街は、軍隊用の馬の教練場で有名だそうだ。さすがおフランス。

8日目:アンジェ(Angers)
今回のロワール旅の1つの目的地がこの街アンジェだ。
理由は、アンジェ城に展示されている巨大な黙示録のタペストリーを見ること。
確かに、巨大である。高さ6m、長さ100m。
描かれている絵はややグロテスクだった。

中世を彷彿とさせるアンジェ城を眺めながらカフェでお茶する。贅沢だな。


9日目:ナント(Nantes)
遅れを取り戻すべく一気に 105km走ることに。
道は、相変わらず森に入ったり、広大な公園を抜けたり、川を眺めながら
ナントの街に到着。
約400kmのロワール川自転車旅もここで終了となる。
高校歴史で覚えのある「ナントの勅令」の街だ。
ロワール川そのものは、このさき大西洋まで続くが、
ここで一旦終わらせて、明日は列車で国境の国バスクへ行くことに。
旅の後半はバスク地方だ!
自転車もトラブルなく走ってくれました。
お疲れ様。
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フランス自転車旅 クロニカル

2016年09月22日 | 日記
フランス自転車旅  クロニカル

1日目:
成田空港 車に自転車を積み民間パーキングへ、2週間駐車
早めのチェックイン パスポートのみでOK(eチケットのコピー提示不要)
オーバーサイズ自転車は専用窓口まで運び、すべて完了

2日目:
モスクワで乗り換え、エールフランス機でパリへ。 夜の10時過ぎに到着。
急いで、鉄道RER駅へ。夜の最終は11時の情報だったので焦った。
駅で自転車組み立て、11時過ぎの電車に乗り、北駅まで。
夜おそい電車内は仕事を終えた労働者風の人が多い。多民族国家を実感。
ホテルは駅の真ん前。3つ星ホテルだけど駅前故か簡易ビジネスホテル様。
シャワー後即眠りにつく。

3日目:
今日は、モンパルナス駅駅まで自転車を走らせる予定だったが、
チェーントラブルで押していく事に。朝早いので自転車店はまだ開いていない。
セーヌ川にかかる橋をわたり、ノートルダム寺院で一休み。
広場は人もまばら、小雨も降ってきた。寺院のステンドグラスをみてから、
また駅へと向かう。
自転車店見つかる。チェックをお願いする。ダメージはなかった、すぐ完了。
(自転車のメカニックは心得ているつもりだったが)
お礼のチップを渡そうとしたが受け取らなかった。「メルシーボークー」

モンパルナス駅で切符を購入、オルレアンまで。
オルレアンの街はジャンヌ・ダルクで有名だ。
インフォメーションでマップをもらう。インフォメーションのマダムは
日本の京都と奈良の美しさに感動したと言ってくれた。「メルシー」
ジャンヌ・ダルク像の前でスナップショット。

さあ、いよいよ旅の始まりだ。
ロワール川の自転車道を出発。
空は灰色だけど心地よさを感じながらペダルを踏む。

今夜はどこに泊まろうか?午後も遅くなってきたので早くホテルを見つけたい。
結局、国道を20キロばかり走り、小さな町に到着。
街に2件しかないホテルの1つに無事到着。
ホット一息。夕飯を食べに行くがレストランは閉まっていた。
まだ開いていたパン屋でバゲットとドリンクをゲット。
このホテルは、今回の旅で最も快適なものになった。朝食に満足。

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フランス自転車旅行 交通手段(飛行機、鉄道)

2016年09月21日 | 日記
フランス自転車旅  交通手段(飛行機、鉄道)

自転車を海外へ運ぶにはもちろん飛行機で。
日本国内での鉄道移動は、自転車を分解(前輪・後輪をはずして)して輪行袋に入れての移動となる。別料金はなし。
わたくしの鉄道輪行の歴史?は、古い。
もう40年以上に遡る。初めて買った旅自転車は、ミヤタのクロモリジュネッス。
いわゆるランドナーと呼ばれるものか。当時の自転車輪行は、はずせるパーツはすべてはずした。
ハンドルも、ペダルも。今は、ホイールだけで済むから楽だ。(本当は、ペダルも外せばより良いが)

飛行機輪行も国内鉄道輪行と同程度に考えている。
薄っぺらい袋で、それもいい加減な梱包なのでいつも袋が傷だらけ。
それに、自転車本体も歪みや、傷はついてしまう。
スチール製なので、あまり気にはしていないが、人によっては耐え難いものだと思われる。
ハードケース輪行だと問題はないが、自分の旅はロングルートなので、それはできない。

今回の飛行機輪行は、ロシアのアエロフロート。
モスクワで乗り換えて、パリまでだが、荷物の扱いが気になるところ。
直行便だと一回の積み下ろしで済むのですね。
幾度となくアエロフロート航空を使ってきたので、慣れてはいる。
自転車はオーバーサイズだけど別料金はとられない。ありがたい。

パリのシャルル・ド・ゴール空港は、到着エリアからが鉄道駅(RER)までがかなりある。
フランスの有り難いところは、空港で自転車を組み立て、エリア内を押していけること。
エレベーターを使えば、重い荷物も難なく鉄道にそのまま乗り込める。
もちろん、列車内も自転車持ち込みOK。平日は時間制限があるようだけど、通勤時間を外せば
大丈夫。

フランスの誇る高速鉄道TGVも自転車持ち込み車両がついている。
(ただし、すべての便ではないが。ダメな場合は、また輪行すればいい)

ちなみに、TGVの運賃は、5時間の移動で約50ユーロ。
速さは日本の新幹線と変わらないことを考えると割安感がある。
それに、特急料金という概念そのものがない。旅行者にはありがたい。

ただし、TGVからTGVへの乗り換えは注意がいる。
パリでは、これぞ寿命の縮む思いをした。
乗り換え時間が20分。ゆとりあると思ったのが最悪のことに。
自転車車両は駅の一番後ろ、そこから一番前までが
なんと数百メートはある。TGVは普通2系統連結で走るので、その長いこと長いこと。
結局、乗り換え列車はまた一番前なので、間に合いません!!!!!。
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フランス自転車旅行 ホテル印象記

2016年09月20日 | 日記
海外旅行から戻ってみると、日本は台風のニュース。
そして、東京都の豊洲市場問題。
日本は雨模様だったようだ。

外は雨。
スタバの窓から眺めている。
時差ボケを早く解消したいものだ。
家にいると寝てしまうので、近くのスタバに駆け込む。
(私の書斎はカフェです)

フランスホテル印象記

フランス自転車旅行はパリから始まり、パリまで戻って終了にした。
今まで、何度もパリに来ているが、観光はルーブル美術館くらいか。
ホテルは二つ星☆☆、せいぜい泊まれて三つ星☆☆☆まで。
とくに、空港から直でくる北駅あたりのホテルは宜しくない。
北駅(gare de nord)前は、相変わらず浮浪者がたむろしている。
駅前で野宿している者もいる。
印象あまり宜しくない。大都会だから仕方がないけどね。
それでも、日本のホテルと比べると割安感がある。
特に、パリから遠く離れる地方では、これでも二つ星かと思えるほどの、
快適なホテルに当たることもある。朝食は別途支払いだけど、
これは大変満足しますね。カフェオレを毎朝2杯はゆっくりと頂き、
大きめのハム、チーズ、クロワッサン、ジュース、フルーツ、ヨーグルトete
8ユーロから10ユーロ。
ロワール地方は、ホテルの価格が3段階になっており、9月はなんとミニマム価格だった。
日本円で1万円のホテルが、6500円位に下がっていた。それも、ホテルの入り口に
しっかり表示されているから旅行者には助かる。
「今晩、部屋ありますか」とフロントでたずねて、投宿する。
予約は、この季節全く必要なし。これもありがたい。
ホテルの部屋は、セミダブルベッドかツインベッドになっていて、
一人でも二人でも価格は同じ。つまり、人数ではなく部屋の価格のみで決まる。
日本のビジネスホテルもこのような傾向になってきている。
旅館は、おもてなしが売りだから人数で決まるけどね。

トイレ。
トイレはもちろんシャワーなし。用をたした後にシャワーする国だから、
日本のようにシャワートイレは全くなし。ちょっと困りましたが、、、。

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フランス自転車旅行 バスク地方へ

2016年09月15日 | 旅行
フランス自転車旅

なぜ旅に出たのか。
なぜ自転車で。
そして、なぜフランスに。
自問

答えはいつものことだけど、
ない。

以前、ロワール川沿いに続くサイクリングロードをオルレアンの街から眺めて、いつか走ってみたいと言う気持ちがあった。
スペインのコンポステーラ巡礼道を歩いてみたいという、
相方の願いもあった。
そして、ダラダラ学習で少しは身につけたフランス語を試してみたいという欲求も。
ひたすら自転車をこぐ道中で、フランス語でしゃべる場面は限られていた。レストランかホテルの受付位と、
道中すれ違うシクリストにボンジュールの挨拶か。
ただ、フランス語の語彙が少しは増えたので、
誤解は減ったかな。
レストランではウエイターが色々聞いてきても、
「以上」という意味のc'est tout(セトゥ)が一番有効だった。
あと、それだけと言う意味の seulementも。
ホテルでフランス語文法の基本である複合過去形を使えたこと。(初級レベルだけどね ^_^)
ただ、カタコトフランス語で話してもフランス人は英語で返してくる場面が多々あった。これは、下手くそな会話にイラついてるからなのか、それともおもてなしのスタイルが変わったのか。お澄まし顔からお受けします顔へと微妙な変化を感じた。

そして

フランス人の親切を痛切に思う日が突然やってくる。
それは、
Nantesを自転車旅の到達地と定め、次の日には急きょバスク地方へと目的地を変えた鉄道移動でのこと。


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