風とともに走れよ自転車

旅日記。今の自分のモノローグ。

冬の旅のはじまりか

2014年12月25日 | 日記
旅の季節がまた始まる。


冬の旅になるかな?

旅する自転車は、何台目だろう?4台か。いや6台目だ!
二十代で九州を旅したか?鹿児島辺りだったかな。
ミヤタのクロモリジュネス。ピンク色のツーリング仕様だった。
この自転車旅が輪行の始まりであり、旅の原点になったように思う。

2台目は、スペシャライズのマウンテンバイク。グリーンカラー。
海外の自転車旅はこれが最初だった。
オーストリアのウィーンを走り、ザルツブルグの町をはしり、
そしてイタリアドロミテのドビアッコから峠を越えてコルチナダンペッツオへ。
峠のカフェから遠くドロミテ連山が威容を誇っていた。
いつか、ドロミテの峠を越えてやるぞ!とひそかに心する。

3台目
ショップでの特注
Panasonicのチタン製だ!
自分の名前もペイントされている。
こいつで、ドロミテの峠をいくつも越えて行った。
パッソ・ポルドイ(ポルドイ峠)は感動ものだった。
カナツエイの町にたどり着きキャンプ。冷えた体にイタリアンの熱いスープは
本当に旨かった。ボーノ
そして延々とドロミテ街道を下ってボルツァーノへゴール。
ボルツァーノでアイスマンと対面!
メスナーとは会えなかった?

ベネツィアへの列車の中で、この愛すべきPanasonicはイタリア野郎に持っていかれた。
自転車置き場の車両には、代わりにボロ自転車が1台ぽつんと置かれていた。

4台目
ショップのマスターの、渾身の一台作りましょうという言葉に励まされ(?)
今度は、シクロクロス仕様の一台と相成りました。
定年退職を機に、世界の旅へまた出発だ!
飛んでけイスタンブール!
この自転車とは、トルコ、エーゲ海の島々、そしてギリシアを点々と。
ブルガリアからマケドニアへ抜ける夜行列車では、国境の検問で冷や汗を味わう。
マシンガンを携えた係官に連行されたのだ!!
東欧の国はまだ厳しい現状であった。

この自転車は、ロンドンオリンピック開催中のロンドンのホテル前でまたしても盗まれた。
5台目
長年乗り続けてきたクロモリ自転車。LemondのCroi de Fer。
こいつの塗装をすべて塗り替えてディレイラーをはじめギアを自力でセットした。3×10速仕様にチェンジ。初めてのロング日本の旅。埼玉から広島までのだらだら旅でした。
国道は自転車で走るもんではないけど、走らざるを得ない時もある。ひやひや。
この旅では、日本の古き良き景色を堪能できた。特に宿場町は歴史を感じることができた。
由比宿、関宿、伊勢の町、


そして6台目
GIANTのグレートジャーニー
どこか武骨でタフさを感じるやつ。
さあ、どこへ出かけるかな?
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時雨時雨て山頭火に出逢う

2014年12月02日 | 日記
午前中の小雨も昼過ぎにやみ、
急に明るい日差しが窓から入ってきた。
炬燵でうつらうつらしながら、
宗教番組を見ていた。
TVから宗教研究者の話が聞こえてくる。
「涅槃願望」が日本人の深層にあるのではないか、
という話。
その願望が根底にあるので日本人の自殺が多いということなのか?

西行然り、宮澤賢治然り、、、。
宮澤賢治のあの「雨にも負けず、、」の前後のページには
南無妙法蓮華経が書かれていたそうだ。
仏教思想の涅槃願望か?

午後のやわらかい日差しは
有り難い。

山頭火を読み始める。





旅の友はかつては芭蕉
そして山頭火か
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自転車たびたび

2014年12月01日 | 日記
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自転車たび

2014年12月01日 | 日記
堺は自転車の町
自転車博物館には自転車黎明期から現在までの自転車が数多く展示されていた。
その一つのコーナーに、世界を駆け巡ってきた若者たちの自転車が展示されていた。
ボロボロになった旅のバッグとともに。
その中に、中西大輔さんの自転車を見つける!!
「放浪哲学」と銘打った新刊書も展示されているではないか。
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