風とともに走れよ自転車

旅日記。今の自分のモノローグ。

雪国ペチカの喋り場

2021年04月08日 | 日記

雪国ロッジのペチカ喋り場

コロナ禍ではあるが、一応の緊急事態宣言解除をうけて、
友人が予約しておいた信州戸隠へと出かけた。
例年は、2月と決まっている戸隠詣は、
今年は宣言解除を待ってぎりぎりの3月29日からの2泊になった。

総勢4名。
例年は6名だが、それぞれの事情で2名参加できなかった。
ロッジでは2部屋用意されていたので、2名づつでの利用になったので、
このご時世ありがたい。

スキーが目的ではあるが、
長年お世話になってきた小屋のあるじ(大将と呼ばれている)との、
炉辺談義ももうひとつの楽しみである。

スキー場はさすがにひともまばらだった。

今回の詣、
自分はスキーではなく戸隠の自然とのたわむれを楽しみに来た。
だから、スキーは二の次なのでテレマークスキーという、
どちらかというと歩きにおもきをおいたスキーを持参してきた。
そのテレマークスキーは、もう20年前のしろもので、
滑走面にはうろこ状のステップが刻まれているので、
ゲレンデのゆるやかな斜面ぐらい楽に登れる。
だけど、
しばらく使ってなかったのでぎこちない。
何回もころんでは起きころんでは起きの連続で、
大汗かいてしまった。
華麗なテレマークターンは加齢でもうできないのか。










早々に引き返し、仲間らを待つ。
かれらはザラメ状のゲレンデを楽しんできたようだった。

翌日は朝から戸隠の森で遊ぶ。
奥社へとつづく長い参道はすでに除雪されていた。
せっかく持ってきた歩きのテレマークスキーは活用なし。

奥社までスキーで行く予定だった。

それでも参道脇の雪の上をズイジンモンまで何回か往復した。
カメラ持参だが、目当ての野鳥も鳴き声ばかりで姿をとらえられない。

雪の上にヤッケを敷き座っておにぎり2個を食べる。
春の日をあびて森の緑を楽しむ。
静かだ。

参道を歩く観光客をながめる。

鳥のさえずりを聞く。

ここも里と同じく季節がはやく動いているのだろうか、
山桜がはやめに咲くらしい。

夜はペチカのまえで、恒例のおしゃべりタイムだ。




大将は、
西行
良寛
を熱く語る。グローバリズムを嘆く。

以前は、
空海だった。

みんなもよくしゃべる。

自分は一休と親鸞を語る。

インドとブッダ。原始仏教を語る人も。すごい。

みんな坊主だ。

仏教談義に終始する。

みんな高齢者だから。

来年また来るが、
みんな達者でいてくれるかな。

深夜、やっと星が見え出したので、
撮影機材をセットするが、
満月だった。

コメント
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