バッハのカンタータにアリオーソと呼ばれる
小品がある。
チェロ演奏で聴いた時、
その音楽に一発でタマシイが揺さぶられてしまった。
このアリオーソが、
随分以前から聴いていた、
スイングルシンガーズの「恋するガリア」の原曲に
なっていることを最近知った。
フランス映画 恋するガリアのテーマ曲。
この映画は観たことないが、なんだか気持ちがそそがれる
題名だ。
確か2年ほど前、フルートアンサンブルの演奏会で
講師の方がサックスで演奏された。
その時の説明で、アリオーソと恋するガリアが結びついた。
驚きだ!
2つの曲が自分のハートを揺さぶっていた。
別物と思っていた曲が実は同じものと言うこと。
おのれの聞く耳の頼りなさを実感する。
ちよっと消沈。
恥ずかしい。
いつかこの曲に取り組むぞと思っていたけど、
時期尚早の思いで来た。
だけど、
バッハの無伴奏チェロ組曲に
今年から練習を始めたので、
このアリオーソもやってみようと決断する。
自分はクリスチャンではないが、
聖書の世界にしばし入ってみることにしよう。
拙い演奏だけど誰も聴いてはいないので、
いや神様がお聴きになっているかな。
もっともっと練習しなさいと言っているかな。