風とともに走れよ自転車

旅日記。今の自分のモノローグ。

ライブライブで年の暮れ

2017年12月25日 | 日記
この年の瀬は、音楽一色で終えて行く。
12月初旬は2つものオーケストラでステージ演奏を経験した。
生涯初のデキゴトだ。
そして、学生オーケストラの演奏を聴きに何回もコンサートホールへ出かけた。
武蔵野音大、東京大学、立教大学、一橋大学、そして中央大学。
(全て池袋の東京芸術劇場、チケットは無料か招待券だった)
学生オーケストラはどこも水準の高さに驚かされた。
ラフマニノフの交響曲第2は2つの大学を聞き比べることもできた。
演奏技術もさることながら、やはり指揮者の解釈の違いが演奏に出ることを
知ることができた。特に、曲のテンポに如実に表れてる。
かなりの練習をしてきたのだろうなと想像する。

そしてクリスマス前後には、公民館コンサート2つ、
カフェでのライブ2つ、
を聴きに行った。

町は音楽であふれていた。

自分ももっともっと練習しなければと。

来年の夏は、ラフマニノフとシベリウスの生まれ故郷を訪ねてみようか?
ロシアからフインランドへの旅を想う年の瀬だ。

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流れ星ひとつ見えず家路かな

2017年12月15日 | 日記
北風が厳しく吹く。
今夜は、ふたご座流星群のピークだ。

チェロのレッスンの帰り道、
まだ夕暮れなので近くのマックで1時間ほど本を読み、
流れ星の一つでも見たいものだと思い、
暗くなるのを待った。

チェロの教則本は遅々として進まない。
スズキメソッドの練習曲はベートーベンのメヌエットだ。
軽やかなかわいい曲だ。
高いポジションの指使いが肝要な曲。
レッスン先生との演奏ではまずまずかな。
弓を持つ右手首の柔らかさを指摘される。
いつものご指摘。
どうもカラダが硬い。
手首も関節が硬い。
頭が硬い。

車で遠回りして、田んぼの農道で夜空を見上げたけど、
空はうすい雲で覆われていたので、あきらめて家路に。

流れ星ひとつ見えず家路かな
(読み人セロ弾きのおっさん)


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カザルスをSPレコードで聴く

2017年12月12日 | 日記
カザルスをSPで聴く

冬晴れが続いているので、バイクを乗ってみた。
250ccのSUZUKIは気持ちよく走ってくれる。
以前の大型からこの中古の小さめのオートバイに変えて、
今は良かったと思う。軽やかだ。

畑の芋掘りのアシストの後、
カフェを兼ねているオーディオショップに立ち寄る。
オーディオと言っても、ここはハイエンドアンプ工房。
まず手に入らない垂涎のスピーカー群。
この工房に来るたびに、見たこともない大型スピーカーが
目の前に林立しているからいつも驚く。

カフェ・オ・レを飲みながら、大型スピーカーから流れてくる🔈
バッハ無伴奏チェロを聴く。
なんと贅沢なひと時だろう。
最初にミーシャのプレリュード、
続いてカザルスのプレリュード。

となりの人とカザルスの方がダイナミックですねと、
同じ感想を言う。好みの問題でもあるのだけど。

店をでる時、マスターが年代物の蓄音機に1930年頃の録音レコードを聴かせてくれた。雑音混じりの当時の録音だけど、
確かに伝わってくるものを感じた。
カザルスはやはり素晴らしい。

レコード針は鉄製で一回限りで消耗するらしい。
マスターに感謝。
こんな願っても無い貴重な体験ができたことを胸に、
暮れかけた冬空のもと家路に急いだ。

カザルスはやはり素晴らしい。
僕のバッハのプレリュードはまだまだ先だ。(あほ)





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少しずつ

2017年12月09日 | 日記
指の問題ありか?

市民オーケストラでのステージ初体験を終えてホットしていたけど、次のコンサートの練習が始まる。
メインはドボルザークの新世界交響曲だ。
おなじみのあのメロディ。
ナマのオーケストラで聴いた最初の交響曲でもある。
今度は、エアー奏法は許されない。
半年後を目指して練習再開。
気持ちを込めてしっかり演奏したい。

チェロはやっと第4ポジションの指使いが慣れて来たところ。
第3ポジション、ハーフポジション、第2ポジションと、
まだまだこれからだな。

指に問題ありか?

左手小指が押さえにくい。
クスリ指もしなやかに曲がってくれない。
グチっても仕方がないが、
10年前の指の骨折が原因であることは間違いない。
このハンディ、年齢のハンディ、音楽的センスのないハンディを
ちょっとづつ乗り越えて行くしかないな。
バッハを弾くために、ラフマニノフを奏でるために。
ははは

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うあーい!初ステージだ!ベートーヴェンだ!

2017年12月04日 | 日記
初ステージ!
この秋に市民オーケストラに入団してから3ヶ月。
時間の寡多はあったけど、ほぼ毎日練習を続けてきた。
この歳になって、これだけ集中できたことが嬉しい。
そして演奏会。
埼玉のありふれた町の会場に、ほぼ満席の聴衆。
舞台の袖からのぞいてビックリ。
こんなに大勢の人が聴きに来てくれることに、
また緊張が走る。
開演のベルを待つ間に手に汗が滲んてきてしまった。

ベテランの団員たちも緊張しているのかな?
それでも薄暗い舞台の袖では楽しげな話し声。

必死に譜面を追いかけた2時間。
演奏はあっという間に終わってしまった。
お客さんの大きな拍手とブラボーの声!

ベートーヴェン交響曲7番。
この偉大な音楽家の素晴らしい曲。
2楽章は泣きたくなるほどの
美しい旋律なのに泣けなかった。
ピッチカートは上手くできたのかな?

ベテランの団員に混じっての演奏なので、
またチェロは10人ということで、
音はずしもエアー奏法も許してくれたのだ。
メンバーにこころから感謝。
もっともっと上手くならなければと、
まるで少年のように思うのだった。

本番前の練習風景と舞台の袖の様子
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