風とともに走れよ自転車

旅日記。今の自分のモノローグ。

ファーストステージ(?)はもうすぐだ

2017年10月30日 | 日記
市民オーケストラの練習は、日曜日の夜にある。
この9月から練習に参加させてもらった。
チェロのみなさんは初心者の自分をあたたかく(?)迎えてくれたのが嬉しい。
聞くと、「子供の頃から始めました」、「学生の頃からです」、「まだ10年です」
ううう
私はまだ2年。

ピアノやフルート、歌などは普通ト音記号で楽譜が書かれている。
(ピアノの左手はヘ音記号か)
歌手たちが歌う歌もほとんどが一般的なト音記号だ。
チェロはほぼ1オクターブ低い音程なので、五線譜におさめるためにヘ音記号で書かれている。
教則本で練習を始めた頃、なかなか譜が読めなかった。
やっと慣れてきたのだけど、今度はハ音記号なるものが表れてきた。

現在練習中の曲は、ベートーヴェンの交響曲7番。
とても有名な曲で、まさか自分がこの曲を演奏するなんてね。
難解である。当たり前だけど。
ヘ音記号とト音記号、それにピッチカートが次々に表れる。
クラシックはこれが当たり前だと認識する。
特に第2楽章が好きだ。はおごそかに展開するフレーズにじわじわ感動がこみ上げてくる。
本当に素晴らしい曲だ。
練習しなきゃ。
左手の小指が生まれつきちょっと曲がっていて、おまけに骨折の後遺もあることなど、
言い訳はできない。


必死です。
毎日の練習で、ときどき気分が滅入るときもある。
好きなことをしているのに、なかなか上手にならないからだな。
「高齢者」が弦楽器をやり始めること自体が無謀だよと言う声も聞こえそうだけど
とにかく前に進みたい。
うまくなりたい。
ベートーヴェンを弾きたい、バッハを弾きたい、ラフマニノフを弾きたい、
フォーレを弾きたい、、、。

12月のファーストステージ(?)はもうすぐだ。
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市民オーケストラに入団???(弦楽器チェロ)

2017年10月30日 | 日記
チェロを始めてもうすぐ2年

これは何かの間違いではないだろうか?
練習風景を見学に行っただけなのに。
これは、きっと夢だな。

少年の頃、オーケストラの指揮者を夢見た時もあったような。
レコードを掛けて、ひそかに指揮者のまねごとをした時もあったような。

おそらく、亡き叔父の影響で小学生の頃から、クラシック音楽やロシア民謡をよく聴いていた。
当時、ステレオが家にあること自体が稀だったし、
ましてや貧乏長屋住まいの身であったのだから。
今にして思うと、本当に有り難いことです。

音楽は西洋音楽が一番で、日本の歌謡曲をバカにしていた。
洋楽は、フレンチポップスに魅惑されていた。
シルビー・バルタンの歌声には少し脳がやられたかもしれない。
成長するにつれて、日本の歌謡曲にも少しづつこころを開いていった。
演歌は最後まで受け入れることは出来なかった。
だけど、都はるみの「涙の連絡船」は違った。
やはり、歌唱力が大きいのだな。

思うと、高校時代はシベリウス一辺倒だったように思う。
あの、瞑想的で影をおびたシンフォニーに自分のこころを慰めていたような。
思いつめて一気に爆発させる曲の展開にこころを奪われていた。
かたくなに閉ざしていた自分に、語りかけてくれるような思いを感じつつ、
いつも聴いていたシベリウスだった。
(わが青春に悔いあり)

あの夢見る少年が今やシニア世代。
あまり先がないのかなぁ。
ならば、夢を叶えようじゃないですか。
セロかじりの、身の程知らずの自分ですが、

なにか?
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