長年海外の自転車旅をしてきた我が身だけど、いろいろなことが重なりめっきりヘリました。
一つは、コロナウイルス。
そして、戦争。円安、高齢その他諸々。
十分にじいさんになりましたが、
今も
夢は枯野ならずどこか異国の街を駆けめぐっている。
どうしたもんじゃろう。
カミさんとも自転車旅を楽しんできたが、カミさんは完全に畑に全集中の毎日だ。
それでも、
サークル活動のある日には会場まで自転車で行くことに決めたようだ。
ちょっと評価すべきか。
冬の冷たい風をうけて走る自転車の爽快さをあらためて感じているようなカミさんの走りのようだった。🟢
10年以上前のはなし。
ウィーンからドイツのケルンまでドナウ川自転車旅をしていた。
自転車旅用マップはブダペストの本屋で手に入れていたもの。ていねいなガイドブックだった。(今も大事にしている)
途中リンツに立寄る。
街を散策して教会の広場で休んでいたら年配の男性が話しかけてきた。
自転車旅の東洋人が珍しかったのか。
リンツの名前はモーツァルトの交響曲「リンツ」で知っていたというと、彼はボクのことをインテリと言った。
すかさずブルックナーを知っているかと聞いてきた。
名前だけはと言うと、指をさしてあそこではブルックナーが演奏されると教えてくれた。
そこはブルックナーハウスと呼ばれる大きなホールだった。
ところでなんで思い出したのかリンツを。
それは、
所属している市民オーケストラのこの冬の定期演奏会ではブルックナー交響曲第5番だからだ。
ドナウ川
リンツの町
町の人との会話
オーケストラのブルックナー
時を超えてつながった!
旅はおもしろい。
だが、ブルックナー交響曲第5番は長大な曲。
ほぼ1年後の演奏だけど、この春の演奏会メンデルスゾーン交響曲第3番「スコットランド」の練習も始まったばかりというのに!!
所属している市民オーケストラの春の演奏会でメンデルスゾーン交響曲第3番「スコットランド」だ。
団員の投票でメインの曲が選ばれる。民主的でいい。
これも大曲で難しい。いやいつものことだけど大きな課題がどんと目の前にあるようでウジウジしている。
メンデルスゾーンはヴァイオリン協奏曲しか知らなかったけど、つい最近バッハのマタイ受難曲初演者だと知った。
そして無言歌を見つけてしまった。
優雅で情熱的なチェロ演奏に魅了されてしまった。
無謀にもチャレンジだ!
新米チェリストヨレーヨレー・マには怖いものがない。
昨日、第一回のレッスンを受けた。
先生は
デキソコナイの音に嫌な顔をされなかったのが救いだ。
ボクのいつもの課題は、
符点が短くなり四分音符も倍速になってしまうことです。
はっきり言って楽譜が読めてないということです。
6月までにはナントカナルトオモウ。(楽観主義)
この春はメンデルスゾーンがんばりましょう。
箱根駅伝を見送ったあと、
彼ら選手たちが走ったあとの国道1号線を東へと走った。
普段国道を走る自転車を見かけると何で国道だよ!と思ってきた。
特に大型トラックが追い抜いて行くときは緊張するはずだ。危険そのもの。
だけど、今回はその国道を走らなければならないルートだった。
雨上がりの路面はむしろ走りやすく感じた。自転車専用とはならないが青色で路面に自転車マークがペイントされているのでそこはありがたい。車が結構なスピードで横を走っていく。なかには寄って来るドライバーもいるが、おおむね自転車ラインには入ってこない。
初日は箱根を下り平塚まで。
翌日は鎌倉まで走ることに。
国道自転車ラインは緊張もするが走りやすかった。
途中太平洋自転車道と称するロードを走った。
湘南の海は薄日を受けキラキラ輝きおだやかだった。
カミさんは足腰の痛みもあったがよく走った。車道を走る恐さもあったと思うが明るいイメージの湘南道路を楽しんでいたようだ。
今年の初乗りは国道1号線、
東海道箱根鎌倉にて終了。