風とともに走れよ自転車

旅日記。今の自分のモノローグ。

あの日のパリは熱かった

2022年10月24日 | 日記
時は流れ
熱き感動は平静に。
TourdeFrance


別府史之去る。
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良寛五合庵から分水へと

2022年10月18日 | 日記

 

良寛関係の本を何冊か読んでみた。

おもえば不思議なものだ。

良寛の名は、こどものころから聞いていた。
手まりつくお坊さんと。

そこから一歩もすすんでいない。
この夏、越後旅行で寺泊に行かなければ、
こどもの頃の良寛像だけで終わっていただろう。

五合庵を訪ねて、急に関心が勢いづいてしまったのだ。

何冊かの本の中で、水上勉著「良寛」と「良寛を歩く」が
とても良かった。

良寛と手まりをついたであろう村の娘らが、
越後と群馬の国境である
三国峠をこえて群馬の花街に売られていく記述があった。

水上勉は実地調査で明らかにした。
群馬の花街にある娘らの墓の年代から、
確かに良寛と手まりをついたであろう、
村娘。
この推測していくくだりはちょっとしたサスペンスを感じる。

五合庵は国上山の中腹にひっそりとある。
眼下には越後蒲原平野。
遠くに東北の名山飯豊山が望める。
広い平野は越後の米どころだ。
そして、ここは幾度かの
信濃川の洪水に悩まされてきたところ。

分水(ぶんすい)という地名が気になるが。

ボクの関心は分水と言う地名と、
洪水、治水、灌漑と移っていく。

川と人との戦いだ。

 

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