読みかけの文庫本を読んだ。
司馬遼太郎「空海の風景」上下2冊。
一つの疑問が。
この四国巡礼と空海がどのように関係しているのだろうかという事。
空海とともに歩む同行二人と称する四国巡礼。
読み終えて、その疑問が少し解消したかな。
疑問はさらに飛躍する。
先のフランスの旅の終着地は、バスク地方だった。
ピレネーを越えるとスペイン。フランスとスペインの国境近くまで歩いて、
旅を終えた。
そこはまた、次の旅の出発点でもある。コンポステーラを目指す巡礼の道だ。
このふたつの巡礼道は一体何なのか?
さらに疑問は続く。
空海と弘法大師、このふたつの名前の意味することはなんだろう。
自分が生まれた近くに昆陽池(伊丹市)がある。
この池は、弘法大師が作ったものとされている。
「弘法も筆のあやまり」という俚諺もある。筆?
なんだろう。
数年前、高野山に始めって行った。
関西生まれ、関西育ちの自分としては、訪れるのが遅かったようだが。
訪れるまではもっと暗いイメージを持っていたが、そこは観光地だった。
国道も通る大きな街だった。外国からの観光客もいた。
一つのお堂で「阿字観」を体験した。
なんだろう。
10代の終わりの夏、弟と従兄弟三人で大峰山を登った。
重いテントを担いでの山道はしんどいものだった。
山上ケ岳近くの小篠(おささ)の宿だったと思うが、そこでキャンプをする。
女人結界の標識を見た。白装束の行者をみた。陀羅尼助という丸薬を買った。
初めて登った大きな山が、なんだかおどろおどろしく見えた。
たぶん、そこで感じた雰囲気が宗教というものを肌で感じた最初だったのだろう。
なんだろう。宗教は。
迷いは続く。
司馬遼太郎「空海の風景」上下2冊。
一つの疑問が。
この四国巡礼と空海がどのように関係しているのだろうかという事。
空海とともに歩む同行二人と称する四国巡礼。
読み終えて、その疑問が少し解消したかな。
疑問はさらに飛躍する。
先のフランスの旅の終着地は、バスク地方だった。
ピレネーを越えるとスペイン。フランスとスペインの国境近くまで歩いて、
旅を終えた。
そこはまた、次の旅の出発点でもある。コンポステーラを目指す巡礼の道だ。
このふたつの巡礼道は一体何なのか?
さらに疑問は続く。
空海と弘法大師、このふたつの名前の意味することはなんだろう。
自分が生まれた近くに昆陽池(伊丹市)がある。
この池は、弘法大師が作ったものとされている。
「弘法も筆のあやまり」という俚諺もある。筆?
なんだろう。
数年前、高野山に始めって行った。
関西生まれ、関西育ちの自分としては、訪れるのが遅かったようだが。
訪れるまではもっと暗いイメージを持っていたが、そこは観光地だった。
国道も通る大きな街だった。外国からの観光客もいた。
一つのお堂で「阿字観」を体験した。
なんだろう。
10代の終わりの夏、弟と従兄弟三人で大峰山を登った。
重いテントを担いでの山道はしんどいものだった。
山上ケ岳近くの小篠(おささ)の宿だったと思うが、そこでキャンプをする。
女人結界の標識を見た。白装束の行者をみた。陀羅尼助という丸薬を買った。
初めて登った大きな山が、なんだかおどろおどろしく見えた。
たぶん、そこで感じた雰囲気が宗教というものを肌で感じた最初だったのだろう。
なんだろう。宗教は。
迷いは続く。