小堤城山もいいぞ、野洲市の山
三上山と組み合わせての登山にお奨め
希望が丘文化公園芝生広場から真上に小堤城山
(この日記の掲載期間:11月16~11月22日)
一往復だけでは物足りない!
三上山との組み合わせとは、実は私の三上山の仲間の半分以上の方
が三上山を2往復以上されます。 登って来た登山口(三か所あります)と
は反対側に降りて再度登り返して来る訳です。 私も一往復だけではど
うも物足りない派なんです 432mの山ですからね。でも同じコースだと
飽きで続かないこと、また特に暑い季節は結構きついです。 そこで、
少し低い山を組み合わせて・・。
小堤城山があります、それも直ぐそこに
県道2号線から見た小堤城山(左のピーク) 右端は三上山
なもんで私は 三上山よりも140mほど低い直ぐ近くの山と組み合わ
せるようになりました。その山が今日紹介の小堤城山、そして過日こ
のブログで紹介の天山(あまのやま)です。 (天山について記載の私のブロ
グは上の天山のところからリンクしています)
コースは二つ:一つは城跡見学付です
山頂までは登山口からぜいぜい30分位で着きますが登山口へは国
道8号線から1.5kmあります。コースは途中で二つに分かれます。
一つは小堤城山城と云う佐々木六角系の城跡をを見てから山頂に
向かいます。もうひとつは希望が丘北陵コースの尾根に出て山頂に向
かうコースです。 (小堤城山城の私のブログ ここからリンクしています)
山道の道標は完璧です:では出発!
国道8号線沿いの会社の看板 Hirata と バス停小堤
先ずは国道8号線のこの看板とバス停を目印にお越しください。この
国道(上の写真)の前方は草津方向、手前は彦根方向です。御上神社
から北へ(彦根方向に)車で5~6分です。目印の大きな看板 Hirata
は会社です。 小堤はバス停(当の看板から北へ50mの所)でJR野洲駅か
ら休日は激減しますが定期バスが出ています。この看板の下の道を
入って(東へ)ください。後はどんどんと1km程林道を進みます。
可愛い道標 ゲート手前には駐車場があります
Hirataの看板から入ってすぐに可愛い 城山へ歓迎の道標があります。
やがて鉄格子のゲ-トに着きます。そこの駐車場に車を止めて登山口
まで500mは歩きましょう。(当局に行けば鍵も借ることが出来るとか)
5分で登山口です。 ルート図の看板もありそこを右に入って行きます
ルート図(拡大します) 林道(横奥に道識)から山に入ります
登山口を道なりに進むと林道に出ます。更に50m程進むと再度小さ
な登山口の道標(下の写真)があります。
登山口のその道識
城跡コースを辿ります
やがてコースの分岐に出ます。お城跡を見学ならば左に入ります。城
は興味なし、おいらは尾根から早よ城山山頂へ ならば右です。
この道が大手道と思います。大きな石も目立ちます。崩れた石垣かな。
更に進むと別の石垣も見えてきます。そこが城だったと実感を覚えます。
大手道をまっすぐに進むと 主郭 です。大きな石がごろごろしています。
上の主郭の写真の所をまっすぐに(登って来た方を背に)登って行くと
また広場(曲輪:くるわ)に出ます。その広場にある ”上の写真のこの標
識とその場所をしっかり覚えて” おいてくださいね。この後ここから
城山山頂に進みますので。その上でどんどんと下に降りて行くなど一
帯を歩きまわって特に石垣をそして堀切や虎口(こぐち)などを見て回っ
てください。ただしそこはお城、急坂を降りたり登ったりです。なんやい
な、たったの286mの登山やろと は違うんです、ちゃんと疲れが溜ま
る計算が出来ております
(注)主郭から山頂への道順について
現地、主郭の道標は登って来た方を背に左に進むようになっています。
勿論正しいのですが、覚えておいてください の道標へうまく戻れなかっ
たとのお声も聞きますので先ず山頂に向かう道を確認しておいていただ
きたくて上述のようにしました。
城の解説(拡大します) このような標識を頼って見学をしてください
標識と石垣、堀切です
こんな凄い石垣が残っています
石垣(写真の石垣はこの城跡では最大規模と思います)の高さを120
cmの私の登山用ストック(中央の赤い)との比較で実感してください。
400年以上経過した今もしっかりと残ってます
さて山頂へ
先ほど覚えて頂いた標識のところに戻り尾根に登って行きます。すぐに
尾根に出ます。先ほど分岐したルートに合流です。そこを左折してくださ
い。そこから200mで城山山頂です。
小堤城山山頂 (286m)
真近に今登ってきた三上山(近江富士)がどーんとそびえ立ちます
眼下に希望が丘文化公園 正面の山は天山(あまのやま)です
下山はこの眼下の公園側にするのもいいです。ただし車の場合は?
琵琶湖の方角です
北の方角です。後方は伊吹山です
さて下山は:元の国道8号線、HIRATA の看板の所へ
下山はこの道標までどんどんと多少険しい山道を下ります。道標の
文字は一方は城山ー吉上寺山(左)、もう一つが小堤登山口(右)
でここを右折です。そうすると先ほどの分岐に帰ってきます。つまり
尾根コースを辿って下山します。
どうでしょうか? 三上山とこの小堤城山とを歩くと約5時間の登山が
楽しめます。それもお城跡見学付の豪華版です。お城にそれ程興味
のない我かみさんでもまあまあやねと云てます。なお この城が当時ど
れだけ重要なお城であったか については上述の所からリンクしてい
ますので合わせてご一読頂ければ幸いです。
希望が丘文化公園からの方が・・車でない場合
車移動ですと三上山とこの小堤城山の二つの山を歩くのは問題ありま
せんが そうでない場合は両山の間の移動に時間がかかります。そこで
希望が丘公園からですと三上山下山後(花緑公園・希望が丘側に下山
する)両公園内を歩いて30~40分程で登山口に辿れます。
次回(11月23日~11月29日)はこの希望が丘側のコースを紹介します。
今日もご覧くださいましてありがとうございました。
天山の方を先に登ってみることになりました。
先のブログ記事とこの記事を合わせると、
一層アプローチがしやすくなりました。
山城好きとしては、登ってみないと・・・・・
ネットで地図を見ましたが、小堤のバス停からだと、
三上山と組み合わせるのは、車なしではやはりちょっと不便そうですね。
別の組み合わせを考えた方がいいのかな。
ちょっと油断をしていると2つもアップされていて楽しく読ませていただきました。
敏満寺は、文化財保護の発掘報告では有名な場所で何度か話を聞いたことがありますが、私はまだ訪れたことがありません。今回またKennyさんのブログ上で先に訪れることになりました。ありがとうございます。古代から中世寺院の石垣が戦国以降のお城の石垣に通じているのはおそらく間違いのないことだと思います。そして瓦、土壁、石垣。これらは権威を表す威容を誇ると同時に堅固な防御の一端もになっていたのではないでしょうか。(まるっきりの素人考えですが。)
登山。こちらもあこがれです。でもKennyさんのブログで大層に構えて高い山に登るだけが登山ではないことを教えていただきました。身近にある2~300mの山でも立派な登山であるということを。
小堤城山がHIRATAの近くに登山口があるのなら私の家から自転車で行けそうです。私も一度挑戦してみたいと思います。
また身近な山もご紹介ください。なかなか行くことができないのですが。楽しみにしています。
過去ブログも再読させていただいて・・・
そのあたりは、熊さんとは無縁のルートでしょうね。
それはまだ行っていないので参考になった。 山はなにも高い山だけが登山の山ではない。 難しいことは何も書けませんがこのような情報の発信をしたいと思いブログを始めました。私も今あるのは退職後1年がかりでカタログやネットで情報を入手して暇にならないようにしました。頂いたコメントのように取って頂いて重ねて嬉しく思います。
「戦国以降のお城の石垣に通じている」、私も何かの本で知りそのように理解しております。信長は安土城で権威の象徴として石垣を城下からも見えるように凹面状に大手道の上の本丸でしたかに築いています。六角は観音寺城には既に多様していますし、なるほど「古代から中世寺院の石垣」が戦国以降に繋がっているわけですね。流石は都出の六角です、神社仏閣の石垣をよく知っていますよね。
自宅が希望が丘に近くてよかったです。沢山のハイキング、登山コースがあります。次回お会いしました時に希望ヶ丘公園が発行していますコース案内地図、花緑公園発行のまた別のコースの地図をお渡しします。そのすべてに遺跡が含んでいます。 ありがとうございました。
Kennyさんのブログ記事、そして茲愉有人さんの詳細なコメント。ここに訪れるのは本当に楽しみです。
直接関係ないのですが、今日安土城博物館の入門講座に行ってきました。本日は、大沼副館長さんの講演で、「山城探訪入門」です。
お城には、作事と普請があるようです。作事とは、建築物のことで、それを見ることができるのは滋賀県では彦根城だけとか。そこで残りの1200箇所以上は、普請をみるしかないのですが、そこがおもしろいのだそうです。普請とは縄張り、土木工事。いかに守りやすくかつ攻めにくい構造を地形をうまく利用しながら作り出すか。山城を訪ねても私にはそこまで読み取ることがむずかしいのですが。
そして滋賀県各地の山城の具体例についても紹介されていました。そしてなんと、Kennyさんがこのブログで紹介された小堤城山も登場したのです。このブログを読んでいなかったら初対面になっていました。
ということで、これからもいろいろと発信をお願いいたします。私信めいたコメントで申し訳ありません。
茲愉有人さんに回答されたコースもよさそうですね。私もいつか挑戦したいと思います。
なお、大沼さんの山城探訪のおすすめ季節は、今頃から
春までだそうです。危険な動物(蜂、クマ、マムシ)が少なく木々や下草が枯れてよく見えるからだそうです。積雪がなければいい季節ということでしょうか。
長谷川博美先生(米原市?)から縄張りの見方を昨年じっくりと習いました。それでもなかなか理解できませんです。ところが城跡の見学には縄張りが欠かせないとは思うようになりました。
過日、三上山の麓でマムシに遭いました。寒い季節が幸いして動きが鈍く難は逃れましたがやはり希望が丘周辺はマムシの温床です。大沼先生のご忠告、理解できますね。
茲愉有人さんは学者、研究者ですよ・・・、すごいです。
この講座、昨日は景清道を訪ねてと重なりました。
Kenny
判りやすい登山案内で、順番に辿って読んでいる内にいつの間にか、山を制覇!したような心地です。
熊野古道のような苔むした道もあるのですね。
又いつか実際に登れる日も来るかも?と思いたく、、、拝見しました。
連日とても楽しい練習をご一緒させて頂き有難うございます。かなり続いた色々な行事に、ダウンしないかと少し案じた体力ですが、少し自信も持てました。では当日宜しくお願いします。夢は気持ちが前向きになっていれば叶うものですね。
一昨日希望が丘で同じ自転車を趣味とする社友(私の自宅近くに在住)と久しぶりにばったり。彼曰く、「野洲って本当に素晴らしい所やと思う。こうやって簡単に楽しめる山、公園、草花・・・」登山道を清掃しているとも。それは一人は彼だったのかも知れません。前回掃除した登山道(何回にも分けてするのでその先が)の続きがきれいになっていることもあります。
こうやって毎日を気分よく過ごせることに感謝です。
そして昨日、Kさんグループに入れて貰い、ギター仲間と思っていたよりもうーーんと早く先ずは理想の姿でスタートが切れました。 Kさんは、兎に角楽しもうよ!と。固い事はなし(笑)とも。考え方がよう似ており嬉しい限りです。ギターを練習する楽しみが出来ました。アコースチックギターを加えたのもその為です。気張らず、頑張らず気楽にやって行きます。
これからもどうかよろしくお願いします。 これで疎遠ななると思っていましたのですが・・・と。ポエムさん、 とっても嬉しかったです。 今までのギター仲間とはづーっとお友達としてお付き合いして頂ければと願っています。そのために私なりにKさんの補助役を務めるつもりです。Kenny