<8.27>続編
追尾飛行
オオルリボシヤンマの魅力は、産卵する♀を追尾する♂の行動にあり、時によってハプニングが期待できます。
産卵時は上空でホバリングしますが、産卵前に♀が逃げると全速で追い回し、交尾を仕掛けることもあります。
♂のホバリング時が狙い目ですが、注文どおりの位置には来ないので何度も撮影に行くことになります。
産卵する♀の上空でホバリングする♂
追い回された♀が産卵態勢になってホバリング開始
別の♂が追いついたため、先の♂が捕えにかかるが、♀は逃げる
産卵する♀の上でホバリングする♂
2015.8.27 長野県
翌日のルリボシヤンマが生息する池。♀を追尾する♂です。
♂ 飛翔 縄張り行動
2015.8.28 長野県
<8.27>
信州の高原
先日の都内のオオルリボシヤンマは♀が飛来せず、長時間の待機で大いに疲弊。いくらでもいる高原に遠征です。
懸念は天候のみ。大型台風の余波で天気予報は不安定でしたが、下界は曇でも山の上の天気は上々でした。
11時頃に到着すると、見える範囲だけでも数十頭が産卵中。昨年同様、圧倒的な個体数でした。
♀ 産卵
昨年は全く見なかった♂型の♀が1頭、かなり敏感な個体でした。
♂型
朽木のある一角に数頭が集まっていた
♀ 静止 産卵後
ホバリングを交えて移動し産卵場所を見定めます。次から次に飛立つので、撮影を休む間がありません。
♀ 産卵移動
♀同士の争い
2015.8.27 長野県