<8.4>
房総再訪
房総のネアカヨシヤンマ、7月に行って産卵が見られず、気になって再訪です。都心は5日連続の猛暑日でした。
湿地はすっかり乾涸び、僅かに残る湿った泥土での産卵を期待するしかありません。現地の最高気温32℃。
11時に到着して、不用意に湿地に踏み込んで産卵中の♀を飛ばしましたが、近くに止まって産卵続行する様子。
数分後に産卵再開したものの、一瞬で飛んで行方不明。右前翅を損傷している老熟個体でした。
♀ 静止
♀ 産卵
12時半頃、探雌の若い♂が林内を飛回った後、休止。1時間程止まり再び探雌して消えました。
♂ 静止
ジャスト13時、♀が飛来しました。若い個体です。すっかり落着いて30分以上産卵しました。
♀ 産卵
上部に傷があるものの美しい複眼の♀でしたが、左の複眼は負傷していて、大きく抉られ悲惨な状態です。
2015.8.4 千葉県