長距離電車急行"はやとも"
昭和40年10月、交直両用電車による特急"つばめ"と同時に急行形交直両用電車を使用して"はやとも"が登場した。
熊本電化開業用に製造された471系の改良型60Hz対応の475系を投入して、名古屋・博多間の運行であった。
475系はその後の北陸線急行の増発用でも運行。"はやとも"は43年のダイヤ改正で"玄海"に名称変更されている。
475系試運転列車 クハ455-30
クモハ475-32
1965.9 名古屋駅
471系と同様、475系も当初は電動車のみに車体側面下部の細帯が塗装されていた。
名古屋出発待ちの475系急行"はやとも" 先頭車クハ455
1966.3 名古屋駅
名古屋へ向けて東海道線上りを回送
1965.11 東海道線 稲沢駅付近
同時期に電車化された新大阪・博多間の急行"つくし" 最後尾クモハ475
1968.8 大阪駅