ヤンマ探索記

トンボの観察記録です。

タイトルはヤンマですが、トンボなら何でも撮ります。
勿論、ヤンマが優先です。

キイロサナエ 2020<6月③>

2020-06-21 | サナエトンボ科アジアサナエ属

<6.17>

三度目で卵塊

2日前、キイロサナエの産卵を撮りましたが、卵塊を写し込めず、このまま終わるのも癪なので出直しました。
産卵は1♀の撮影。今季は3回行って撮影3回。過去を平均しても1日に1回撮れるか否かのペースです。
静止のみですが、卵塊は撮影できました。3時間待っても後が続きません。最高気温は29℃。

10時15分頃、水路でホバリングする♀を発見。すぐに樹上に飛びましたが、これから産卵する気配で待機。
1分もしないうち、出始めた卵塊を付けて降りてきました。如何にも不自然な止まり方で約35秒で移動します。

♀ 静止 卵塊形成


移動して卵塊形成続行。約40秒間静止し卵塊が大きくなりました。卵塊造りは長くて大概40秒前後です。



卵塊 移動して約10秒後


約20秒後


約40秒後 卵塊が最大になり飛立つ直前


打水後、そのままホバリングを続けましたが、約20秒間で再び静止しました。

飛翔 卵塊形成




やはり、着地した時点で卵塊ができていました。ここでは約30秒間静止して卵塊を形成。



打水して再度静止しましたが、約7秒後、卵塊形成中に樹上に飛びました。打水は見られず、その後は行方不明。
最初に樹上から降りてきてから、再び樹上に飛ぶまで水辺にいたのは約2分10秒間でした。



♂の活性がよく、広範囲で縄張り行動が見られました。♀の飛来が少ないはずです。

♂ 静止





2020.6.17 埼玉県


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