<6.15>
2種の産卵方式
前回撮れていないキイロサナエの産卵、1週間後、同じ水路に行きました。雨上がりながら高気温が気懸りです。
♂の動きが低調なので♀が何度も姿を見せ、午前中に2♀が産卵。うち1♀はあまり見ない連続打泥産卵でした。
最高気温33℃で、午後からは♂、♀とも殆ど姿を見せませんでした。
10時過ぎの到着時、水面際にいた♀が小移動と静止を繰り返していました。卵塊形成の気配はありません。
♀ 静止
水辺に留まる限りいずれ産卵すると気長に待ちます。10時25分頃、ホバリングしつつ向きを変え打泥を開始。
10数秒でテンポが速まり、約1分30秒間の連続打泥産卵でした。
♀ 産卵
水面際で約11分間休止してから連続打水産卵を始め、数十秒で終了。しばらく休止した後、飛び去りました。
♀ 静止 産卵休止
次の♀は約2秒間ホバリングして産卵せずに上空に飛びました。産卵場所の偵察か、以前も目撃した行動です。
♀ 飛翔 産卵なし
11時3分頃、次の♀が飛来して即静止。卵塊は形成せず2秒で飛び始めました。静止したのは最初だけです。
♀ 静止
ホバリングして卵塊形成。今度は通常見られる間歇打水産卵です。卵塊が大きくなる前に3回打水しました。
産卵は約3分間に及びましたが、上下の動きが激しい♀で追いきれず、あまりヒットしませんでした。
♀ 飛翔 卵塊形成
漸くホバリングが安定してきましたが、卵塊は薄っすら見える程度で大きくなりませんでした。
2020.6.15 埼玉県
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます