キハ58系急行のヘッドマーク
前回、"紀州"のヘッドマークについて記したが、30年代後半に中央西線の"信州"が特大のヘッドマークを付けていた。
"しなの"に統合されて外されたが、名古屋発着の定期DC急行でヘッドマークを見たのはこの2列車に限られる。
一方、不定期の急行や快速ではヘッドマークを付けたキハ58系が時折見られた。
41年10月から名古屋始発で北陸線米原、敦賀を経由して出雲市を結ぶルートのDC急行"大社"が運行開始された。
海水浴シーズンの同急行の混雑緩和のため、43年7月からは途中の東舞鶴までの臨時急行"エメラルド"が運行された。
当時の海水浴人気を時代背景にしての運行で、違和感ある愛称であったが、簡易なヘッドマークが付けられていた。
米原から北陸線に入る下り急行"エメラルド"と駅弁売り
1968.8 米原駅
北陸線を行くDC臨時急行 "わかさ観光"の小さな円形のヘッドマークが見える
1968.5 北陸線 田村駅付近
名古屋発着で運行されていた時期の臨時急行"ライン" 高山線下呂、高山への観光列車で1等車が連結されていた
1967.9(推定) 名古屋駅
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