ヤンマ探索記

トンボの観察記録です。

タイトルはヤンマですが、トンボなら何でも撮ります。
勿論、ヤンマが優先です。

ムカシトンボ  2015<5月>

2015-05-13 | ムカシトンボ科

<5.8>

産卵期待

ムカシトンボの生殖行動によい頃、2年間撮れていない産卵狙いで行きました。平地は夏日でも渓流は爽やか。
10時過ぎに到着してから30分程、♂が姿を見せません。♂の出が悪い分、産卵が期待できそうな雰囲気です。
10時半頃、探雌行動が始まって、ほぼ同時に最初の♀が飛来しました。

♀   産卵 最初の♀は1分程かけてどんどん上流に移動 ほぼ通過状態


11時過ぎ、次の♀が飛来し今度は落ち着いてジャゴケに産卵。産卵時間は約7分、じっくり撮影できました。

♀   産卵










連結態 止まったのは一瞬

15時前になって漸く♂数頭が飛び始めましたが、ホバリングを見せたのは1♂のみです。

♂ 飛翔











2015.5.8   東京都

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トラフトンボ 2015<5月②>

2015-05-11 | ・トラフトンボ

<5.6>

再び外れの日

前回から5日後、再びトラフトンボに行きました。縄張り♂は例年並みに見られ、生殖活動が期待できそうです。
しかし、この日も♀が不活性。飛来した交尾態は近くに来ず、卵塊造りも目撃できずで、運もなかったようです。
♂のホバリングばかりをひたすら撮影して、むなしく帰りました。それにしても♀が少ない。

♂ 飛翔




















交尾態 飛来が少なく、飛ぶのは沼の中央ばかり

♀   産卵 追っているうちに見失う

2015.5.6   千葉県

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クロスジギンヤンマ  2015<5月①>

2015-05-10 | クロスジギンヤンマ

<5.3>

産卵

一昨年からクロスジギンヤンマを撮っていたハラビロトンボの池が干上がって、丘を登り別の池に向かいました。
2♀が産卵中でしたが、即刻♂が飛来して1♀が捕まり交尾態で上昇。梢のシルエットを見上げるのみでした。
残った♀を撮影。縄張りのシオヤトンボの攻撃が激しく落着きませんが、一先ず新鮮な個体が撮れました。

♀   産卵









2015.5.3 神奈川県

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ハラビロトンボ 2015<5月>

2015-05-09 | トンボ科

<5.3>

成熟と半成熟が入り乱れ

4日前、ハラビロトンボの成熟♂を見なかった横浜の森の湿地。その後の成熟度合を確認すべく再び行きました。
池が干上がり水面は2m四方まで狭まっていました。産卵場所が限られるので20頭以上の♂が密集しています。
ここしかないと果敢に♀が飛来した途端、♂は入り乱れて大騒動。見飽きない一方、休みのない撮影で疲労困憊。
今シーズンはこれぐらいにしておきます。2日連続の夏日で今年最高の暑さを体感しました。

♂ 成熟   青灰色の粉をおびた個体


♂ 半成熟   水辺で多数目撃


湿地の様子 ♀が産卵に入ると♂が一斉に追って争う






♂ 静止 向き合って止まりしばらく睨み合う 見たことがない光景


腹部を反らす行動で♀に接近する♂


連結の瞬間


交尾拒否 午後になると♀は疲れて連結されても簡単には交尾に応じない


交尾飛翔


飛び回る交尾態を追う♂




交尾態が静止しても攻撃を仕掛ける


交尾態に乗りかかる♂






今度は尾部を襲った


しばらくすると他の♂も集まってきた



2015.5.3 横浜市

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トラフトンボ 2015<5月①>

2015-05-07 | ・トラフトンボ

<5.1>

外れの日

この時期一番の楽しみはトラフトンボ。4月下旬の気温上昇が異常で焦りましたが、5月を待って行きました。
快晴で気温23℃、まずまずの条件でも10時頃の縄張りは2♂のみ。活性がなく出鼻を挫かれました。
正午過ぎ、漸く交尾態が飛来しましたが、放れた♀を見失なって探していると卵塊をつけて高所に飛びました。
シルエットしか撮れず、これが最初で最後のチャンス。草原の摂食ばかりが目立ち、生殖行動には早かったか。

♀ 卵塊造り


恒例の♂の縄張り飛翔。今回で4年目ですが、今までで一番個体数が少ない。

♂ 飛翔










午後から風が吹き気温が下がると♂数頭が飛びましたが、逆光になり向きを選ぶと撮影チャンスがありません。


2015.5.1   千葉県

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