<5.17>
飛び回る
クロスジギンヤンマの交尾を期待して多摩丘陵に行きました。小さな池で3♂が激しく争って飛び回っています。
これでは♀が飛来しそうにありません。ホバリングを期待し、♂の飛びを徹底して撮ることにしました。
結局、ホバリングは一瞬でしたが、同じルートを辿るのでいくつかヒットしました。
♂ 飛翔
2015.5.17 東京都
別の日、別の所での撮影。♂が探雌から戻って休止するのは大概は高い樹上ですが、やや低い梢で見ました。
♂ 静止
移動後
2015.5.10 東京都
<5.15>
成熟途上
前回から5日後のアオヤンマの池。暑過ぎるのか樹上で休んでいるようで、撮れるのは捕食に降りてきた時のみ。
少し成熟が進んでいますが、相変わらず地面近くで狩りをする未成熟♀が見られました。最高気温は26℃。
♂ 未成熟 捕食
移動後
♀ 未成熟
移動後
2015.5.15 東京都
<5.8>
初めての産卵撮影
ムカシトンボの沢でクロサナエの産卵を撮っている時、ヒメクロサナエが横切って浅瀬に着地して産卵しました。
樹上から降りて極僅かな時間に産卵することは知っていましたが、これまで見当違いの場所を探していました。
分かり難い所に静止して石の間に腹部を入れて産卵するので、全体の姿を撮影するだけでも大変です。
13時5分頃と20分頃に2♀の産卵を撮影しましたが、慣れていないので見落としがあるかと思われます。
♀ 産卵
移動後
産卵前の数十秒間に卵塊を造っているとみられる♀
その場で産卵せずに飛立ち、近くに着地して産卵
最初の産卵が終わってから♂が降りてきて、20秒程止まり、樹冠に飛んだ直後に2番目の♀が飛来しました。
♂ 静止
14時半頃から約10分間、樹上から降りてくる頻度が増しましたが、♀は見ていません。
先の♂と同一個体かは不明
2015.5.8 東京都
<5.11>
産卵仕切り直し
ヒメクロサナエの産卵パターンが分かって、3日後に撮り直しです。都心は23℃でも渓流は冷えを感じる程。
ムカシトンボは殆ど飛びません。前回より早い12時半頃に♂が姿を見せ、その後、何回も現われました。
♂が不在の13時50分頃に最初の♀が飛来して、14時40分頃までに3♀の産卵を目撃しました。
狙いは卵塊撮影です。石の間に隠れた腹端を撮るため慎重に接近したものの、何回か飛ばしてしまいました。
まずは、樹上から時折降りてくる♂。すぐに樹冠に上がり、これでよく♀が捕まえられるものと思います。
♂ 静止 一瞬樹上から降りてくる
最初の♀は約1分半産卵、徐々に間を詰めましたが、狙った位置に到達する前に飛んでしまいます。
13時50分頃の産卵
当方の動きを察したか近くに移動
再度移動、卵塊付きの全身を撮るのは横からしかないが至難の業
上の卵塊を拡大
この日の♀は、前回より細流の上部に着地しました。飛来を見逃さなないように見張るだけでも疲れます。
14時20分頃の産卵
14時40分頃の産卵 近寄れず
2015.5.11 東京都
<5.8>
産卵ポイント判明
ムカシトンボの沢、何時もの待機場所の下流でクロサナエが産卵。同じシダの近辺でこの日2回目撃しました。
このポイントで初めて見る産卵でした。これまではムカシトンボに集中して見逃していたのかも。
♀ 産卵
2015.5.8 東京都
<5.11>
連結ならず
3日後、ヒメクロサナエの産卵を狙って同じ沢に行って待機していると、この日もクロサナエが産卵に来ました。
前回見なかった♂も姿を見せて、遅ればせながらクロサナエの産卵ポイントであることを確信しました。
♂ 静止
産卵は前回より短くすぐに姿を消す繰り返しのなか、シダに来る♀をどこで見ていたのか♂が襲いかかりました。
♀を目がけて襲う♂
次の瞬間、♀がシダの中に落下して連結ならず
連結失敗の数十分後、次に飛来した♀はあっさり♂に捕まりました。カメラを構える間もなく交尾態で上空に。
♂はおそらく先程と同一個体で、産卵に飛来した♀は2頭以上いたようです。
♀ 飛翔
♀ 静止 珍しく着地
♀ 産卵
2015.5.11 東京都
<5.10>
時期が読めず
アオヤンマの池、こどもの日の羽化探しは殻も無し。発生が遅れたようではなく、上空で摂食を目撃しています。
2日後、夜半から雨の日に行きましたが、再び空振りでした。なかなか羽化が撮れません。
この日は摂食飛翔狙い。未成熟特有のゆったりした飛び方で♀が出現しました。飛翔が撮れるのは今のうちです。
♀ 未成熟 摂食飛翔
てんとう虫の捕獲に成功して着地
♂ 未成熟 捕食
2015.5.10 東京都