鳥まり、参る!

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日々のいろいろなことを記録しています。

お葬式は人生の答え合わせなのか。

2020年12月30日 | シリアス
【愛は、女子力を与えてこそ】

年末に暗いシリアス記事が続いてしまってすみません。

でも思い出したから忘れないうちに書いておきたいと思ったのです。

私のとっくの昔に他界した祖父は

「先生」

と呼ばれる仕事をしていたのだが、彼のお葬式のとき…私はほんとうの幼女でしたが…。

親戚でもなんでもない大の大人が…おにいさんもおねえさんも、おじさんもおばさんも、おじいさんもおばあさんも…

「せんせい、せんせい~っ!」

「せんせい…せんせい…」

と子どものようにワーワー泣いて悲しんでいたのをしっかりと覚えている。


子どもだったからあの時は

「大人になってもあんなに泣いたりするのか…」

としか受け止められなったけど、今ならわかる。

祖父は彼ら・彼女らに愛を与えた。

だからお返しに愛をもらえた。

そのシンボルがあの涙だったのだ。


何回か書いたけど祖父は母性的な人で、優しかった。

それは家族にもね。

女子力(じょしりょく)のある人だったのだ。

世話焼く能力、話を聞く能力、でしゃばらない賢さ、優しさ…。

女子力は神通力の一種(『聖☆おにいさん』のネタ)って本当かもな~。

男も女も関係なく、人に女子力を…愛を与えたから、自分ももらえるって話です。

「もらってないものは返せない」

でしょ?

【レッツパーティー!!】

こういう風に、亡くなったあとに人徳がわかって愛がたくさん還ってくる人もいれば、

「あの憎たらしいじいさん(ばあさん)が死んだ!

 やったぜ!

 レッツパーティー!!

「あのひと、死んでやっとひとつ人のためになったな」

と言われちゃう人も残念ながらいる。

毒親やってた人は高確率でなる。

レッツパーティーとまでいかなくとも

「ああ、やっと、やっと終わった…」

「口が…勝手に…ニコニコしちゃう…」

「やっと、あの噴火に怯えて耐えなくてもよくなったんだ」

と無言でかみしめる人は多いものです。

(関係ないですが、私が「パーリー」ではなく「パーティー」と書くのは、英国紳士の先生に厳しく「アメリカ英語を使うんじゃなーい!クイーンズ・イングリッシュで覚えろー!」と直されたからです。

 これくらいしか身についてないが…)

愛なんて、金にならないことなんて、無意味だとバカにする風潮はいまだありそうですが…。

ほんとに自分がそうなった時。

そう思えるかな?

『クリスマスキャロル』的な、生き方を考え直す話だと私は思うな。

最後にガチスピなことを書きますが、死んでみたら誰も泣いてくれない、悲しんでもくれない、話題にも出してくれないのに

「ひどいっ!

 どうしてこんなこと自分にするんだ~っ!!」

ってキレ散らかした魂もあったみたいよ。

金こそ全て、自分勝手でいい、そんな生前の生き方を

「死んでみたら」

違っていたって

「自分が」

学ばされただけなのにね…

この人のお葬式はそれはそれは豪華絢爛で何千万とお金がかかっていたそうですよ。

愛なんて無意味、そうかな?









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スターたちの心の傷放置しまくり問題。

2020年12月30日 | シリアス
【人の悲しみも痛みも他人には見えない】

好きな映画『腐女子彼女』のDVDを流しながら、年末の掃除(大掃除とはいえない)と断捨離をしました。

(今でも買える。11年前の作品だって。→※腐女子彼女。DVD

この映画、予算低そう&作りこみが甘い作品なんだけど、それを補って余りあるほどに役者さんたちがとても生き生きと演じていてその純粋な美しさに心が癒されるのです。

松本若菜さん(今をときめく浜辺美波さんに似ていらっしゃる)がヒロインで、ヒーローの親友を演じてるのは今や東宝版『エリザベート』でトートを演じるまでに出世を重ねた古川雄大さん。

2000年代(00年代)の街並みや小道具にノスタルジー。

思えば遠くにきたものだ。

ああ。

このことも今年わかったんだっけな~…主演の男優さんは私生活では虐待連鎖・世代間連鎖を体現していて

「ああああ…」

と悲しくなりました。

彼はうんと若い頃に出演したドラマでネグレクトを受けて人生めちゃくちゃにされる…という役を演じていて、それがあまりに彼の実像と同じで

「あの役を演じるのはどんなに辛かっただろう…」

と涙するなどしました。

そのドラマには私が密かに大好きな鈴木亮平さんも主要キャストで出ていたりする。

原作漫画がほんとにほんとに社会に問題提起をしてくれる良作で、ドラマもあのまま作ってほしかったな~。

原作漫画はコレ。
  ↓
※シバトラ1 朝基 まさし (著) 安童 夕馬 (原著)(アマゾン)

後ろ盾のない無力な子どもたちが、どんなに過酷な環境で生きなければならないのか、それを利用する悪い大人…などなどよ~く作りこんであるの。

そしてまた、これが現実的で悲しいんだけどあっさり命を奪われてしまう子ども…特に女の子があまりにも多い。

でもそれは誇張表現ではなく、描くべき悲惨さだと思った。

『腐女子彼女』でヒーローを演じた俳優さんの私生活で私が一番ショックだったのが、これだけ世に認められて立派にスターの一人として成功しているにも関わらず、彼の受けた心の傷、思考の歪みを誰も本気で治療しようとしなかったことです。

彼の凄惨な歴史を知ってるのなら、周りが彼の精神を癒そうと動くべきでしょう。

被害者はそれがどんなに異常で恐ろしいことであっても

「これが自分にとっての当たり前」

だと思うから自分で動けってのは難しい。

特に…殿方は難しい。

女性は殿方よりは心に注目する習慣があるからね。

まあ、でも…。

この記事(→・彼は永遠のスーパースターで、哀れな被害者で、狡猾な加害者。)で書いた永遠のポップスターも心の傷を癒すことなく放置されて、加害者へと変貌していったわけですから、芸能界・ショービズ業界あるあるなのかも。

心に重症負ってる相手の方が利用しやすいだろうし、ね。

ああ~なんともあやしきわざ~!(『源氏物語』桐壺)

さらにさらに書くと

「世界に平和を、みんな愛し合おうよ」

とかって訴えていた今は亡きスーパースターもそんなこと言いつつ息子さんを殴っていたというし…。

「なんの前触れもなく激昂してとても辛かった」

「素晴らしいお父さんだねって言われるたびになんとも言えない嫌な気持ちになるよ。

 継父のほうがよっぽどお父さんらしいことしてくれた」

とも証言しているそうだ。

まあでも…このスーパースターさん。

前にも書いたかもしれないけど両親の離婚からの自身から見れば

「ボクは捨てられた」

と感じる歴史を持っている。

「ある日ママに連れられて、お前は今日から叔母さんと暮らすのよって」

「パパもママもボクに会いにこない」

「ママは新しいパパと子どもと幸せに、ボクの知らない場所ですごしてる」

「どうしてボクに会いにこなかったの?

 ずっとずっとパパを待っていたのに」(父親に対して)

「ボクの気持ちはどうなるんだーっっ!!!!!」

こんな言葉に代表される悲しい幼少期~青年期を耐えているので、治療しなけりゃ世代間連鎖起こしてしまうのも無理ないっちゃ無理ない。

「いい人だが罪を犯す。

 悪いことをする。

 世の中はそんな人だらけだ」


というポワロ(アガサ・クリスティーの生んだ名探偵キャラ)の言葉に首ちぎれんばかりにうなずきたくなるよ。

『複数の時計』だったかな?

でも…本当に…もう、心の傷を放置して継承させるの終わりにしないか。

社会全体で考えて行動しなきゃいけない問題と私は思っています。











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