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最大の男磨きは子育てなのか。

2024年06月06日 | 言いたい放題
【ケア労働こそ修行】

とっくの昔に他界した祖父は、いまだに

「いい人」

「素敵な人」

「いい男」

と思い出してもらっている幸せ者だ。

自他共に認める美女だった妻(私の祖母)と違って、全然美男子じゃなかったし弱々しく見えるし

「実際弱かったのよ!」

とも一部身内から言われる祖父だったのだが、お葬式では数え切れない人が慕って涙していて驚いたんだよね。

(関連過去記事→・お葬式は人生の答え合わせなのか。

祖父は天然の痩せ体質で、身長は私と同じ165センチだが最高体重が45キロだったらしい。

身長は高めにサバ読んでた可能性があるけど、160センチだったとしても最高45キロ、ほとんど40キロ前後ってかなり細いと思う。

祖母自慢の美貌も私には受け継がれず、祖父から母や兄弟に遺伝した痩せ体質も受け継がれず…なんでなのよ…隔世遺伝っていうじゃんよ…。

(子世代を超えて孫世代に遺伝することを言う)

日本人に痩身崇拝文化が根付いたのは戦後のことで、実はごく最近のことらしい。

というわけで美貌から好かれていたわけじゃない。

社会的地位…といっても、その世界にいけばだいたい同じ地位にいるわけだから差別化できないものだ。

祖父が好かれたのは、なんといっても愛情深かったからだ。

女子力と呼ばれる神通力(?)をあの時代の男にしてはめずらしく持っていた。

世話する力、共感する力、そういうやつ。

私は最晩年の祖父しか知らないので最初から女子力高めの人だったのかなーと思ってたら、実際はそうでもなかたらしい。

祖父を磨いたのは子育てと孫育てだった。

特に孫育ての頃は仕事に余裕が出来てあの時代の男としてはありえないほど細やかに参加したらしい。

オムツを替えたり(大でも小でも)、お風呂に入れたり、ご飯を作って食べさせたり。

ケア労働が彼を磨き、公私で広く愛される人格を形成したのだ。


今なら褒められるけど当時は

「まあ、あんな細くてかわいそうな男性に子ども見させて、どんな鬼嫁かしら!!」

「奥様と嫁は何やってるの?!」

と子育て中の女性から言われちゃうレアケースだったんだって。

それに対して

「あ、その鬼嫁は私です

 実際は娘ですけどね」


と返していたらしい。

おいおい(笑)

性別関係なく、子育ては本当に人を磨く。

子育てをした人は

「どうにもならないこと」

を経験している。

あの強さはふつうの仕事ではなかなか会得できないものだ。


ケア労働なら会得してるのだろうか。

母は

「妊娠より出産、出産より育児、育児より子育て、子育てより介護がもーっっと辛い」

と証言しているので最高峰は介護なのかもしれない

では現代の話。

私の住む街には幼稚園も保育園も複数個あるので、子育てを頑張る人がたくさんいらっしゃる。

子連れのお母さんは可愛くて綺麗で、お父さんはボロボロなのは化粧や訓練の結果だろうか。

ボロボロのお父さんが幸せそうにお子さんの世話をし、お子さんも安心して全力で愛を返しているのを見ると

「ご立派です」

と思う。

もちろんお母さんにも思う。

でも一昔前はこんなにお父さんが世話してることなかったよ。

きっと永く家族愛が続くのでしょう。

「産後、育児と妻のケアにちゃんと参加した夫は生涯にわたって安定的に妻から愛される」

というデータがある。

弱りし時の仕打ちは忘れじ。

幼き頃の愛もまた…。

最大の男磨き、いや修行はケア労働かもしれないよって話でした







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