鳥まり、参る!

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年甲斐、ふつう、自分モテ、他者承認。

2020年10月31日 | 女磨き
【外需か内需か】

これ、去年の記事なんですけどね。
  ↓
・鎧を身にまとえ、か…。

石原さとみさんのサエコさんファッション・松本まりかさんの里奈ファッション、武装としてのファッション、トッコクローゼットのこと、などを書いています。

ここ数日、改めて

「自分の大好きな、纏うと幸福感があふれ出すファッションの系統と、自分はそんなに好きじゃないけど他者から似合うと認められたり、カテゴリーにはまっているから悪口言われにくいファッションの系統」

について考えています。

外需と内需というのかな…。

あ、正しい意味は

・内需→国内の需要

・外需→国外からの需要

だからね。

ここでは

「自分が喜ぶ」



「他者が喜ぶので、それが自分のメリット」

って意味で使いますけども。

【悪口は巨大なブーメラン】

令和になってもまだまだいるんだな~と思ったのが、自ら

「自分は○才なんだけど、○○(ファッションの系統)が好き。

 ダメですか?」

と聞いてしまって、かえってきた反応にガッカリしてしまう人。

それでも平成と違って

「好きにすればいいよ」

「他人に聞くことじゃないよ」

と返す人もたくさんいるのが時代だな~とは思うんだけど、悪口は巨大なんだよね…。

「○才なのに○○なんておかしい!」

「痛い!」

「ヤバイ!」

と返す人もまだまだいる。

「好きにすればいい」

って返せる人たちは自分にもそう思っているのだろうし、

「おかしい」

という人たちもそうなのでしょう。

大人になって本当にそのとおりだーって私は感じてるんだけどね、幼い頃・若い頃の自分が誰かに投げた悪口は威力を増して、必ずブーメランになって自分に返ってきます。

私も幼い頃は人権意識のないメディアや社会の刷込みをなんの疑いもなく受け入れていたとも。

そしてそれは、まだまだ若いとされる10代・20代前半の時点でもどんどんカルマになって自分に襲いかかってきたものです…。

自分は加害者でもあり被害者でもあり…うーん。

最初の質問話に戻して。

心に不安があって迷いがあるからこそ不特定多数に

「ダメですか?」

って聞いちゃうんだよね。

時代はどんどん良い時代に変わっている(信じたいじゃない!)とはいえ、刷込みもなかなか抜けない。

大手メディアがいまだにじゃんじゃん炎上してることからも、まだまだ変化の途中なのかな~って思います。

まあでも、全てが悪口とはもちろん限らない。

「叩いていい」

前提があるネットでは多くなりがちかもしれないけど、特に現実では本気で相手を思ってアドバイスしてる場合もある。

ファッションは個人の好みであると同時に、気温に適応するためのものであり、TPOと言われるように他人のためのものでもある。

私が10代のとき、仲良しの友達にすごく毒舌だけど的確なこと言ってくれる女友達がいまして、彼女は

「その髪変だよ、ウン○みたい」←一生懸命おだんごヘアにしたけど下手すぎた乙女に対して。

「隠せてると思ってるのかもしれないけど、しょっちゅうスチールタワシみたいな脇毛見えてるよ」←夏服になったとき、とある乙女に対して。

「あんた、くさい…服が雑巾みたいなニオイ発してる」←洗濯が苦手ですごいことになってた男の子に対して。

「前歯にグロスがおもっきし転写して人喰ったみたいになってるよ」←最後にティッシュをはさむ、という工程を知らなかった10代の鳥まりに対して(笑)。

とまあ、たしかにひどいっちゃひどいけど誰も指摘してくれないことを即教えてくれる人でした。

毒舌が悪いのかな~とも思ってたけど、あれくらい言われないと改めようって気が起きない場合もありそうで。

【そうはいってもモテたい時もある】

神田沙也加さんの動画を見ていたらおすすめでロリータファッションモデルの青木美沙子さんの動画が出てきたのでたまに見ています。

彼女は神田さんと同じくモリモリのファッションも似合う美女なのですが、

「年甲斐がないとか痛いって言われても負けません!」

なる動画も上げていらっしゃって、

「こんな美人さんに対しても、世間を盾にして悪口言いたい人っているんだな…」

とビックリ。

それで、思い出したのがとあるセクシー美女のこと。

日本人ながらアン・ハサウェイさんに似ているグラマラスナイスバディのその人は、セクシーなワンピース(パーソナルデザインでいえばロマンスさんみたいな)や、ちょっと色っぽいスーツファッション(ロマンス+グレースさんて感じ?)をだいたい着てて、髪は見事な巻き髪。

前髪の流し方の美しいことったら。

そんな彼女はこんなことを以前話してくれた。

「ゴスロリファッション、大好きだったし今でも大好きなんですよ。

 でも黒もフリフリも私の顔と体に全然似合わないんです。

 『KERA』に載ってる神田沙也加ちゃんたちがうらやましくてうらやましくて、憧れるのと同じくらい憎かった。

 あきらめきれなくて、中・高生のときはツインテールやみつあみにしてたけど10代なのに全然似合わなくて。

 高校卒業と同時にゴスロリやラブリーファッションをすっぱりあきらめて、私に似合う大人っぽいファッションに変えました。

 エビちゃんOL(蛯原友里さん)じゃなくて、押切もえちゃんや山田優ちゃんが着てた中の色っぽくてセクシーなファッション。

 そこからはめちゃモテ一人勝ち!(当時よくあったコピー)状態でした」

好きな服を着ることで得られる幸福感よりも、似合う服・相手が喜ぶ服を着て他者承認というメリットをとったケースですよね。

そのうち着続けるうちに

「この系統のファッションも、まあ悪くないかな」

って好きになれたりね。

そういうこともあるよね。

もちろん好きな服をずーっと極めても仕事も恋愛も結果ついてくるって場合もあるだろうし…。

「自分の場合はどうかな」

「どっちをとりたいかな」

ってちゃんと考えることだよね、きっと。

ただひとつ、私がしょっちゅう思うころがあるんだけどね。

「ガチガチにこれだけ!って絞らずに、用途によって使い分けてもいいのに。

 飽きたらやめたり、またやりたくなったら何度でもやったっていいだろうに」

これです。

『だから私はメイクする』(漫画版じゃなくて)でも平日は激安で買ったオフィスカジュアル服を着てプライベートはロリータファッションを着るって女性登場してましたよね。

そうやって色々変えていいと思うのです。

予算のことは、ちゃんと考えないといけないけどさ。








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