【気持ち悪くて見たくない、でも継承させたくない】
【許し・聴し・赦し】ゆるし
1.ゆるすこと。許可。聴許。認可。
2.罪やあやまちをゆるすこと。赦免。
【川・河】かわ
地表の水が集まって流れる水路。河川。河流。
けして赦されぬ醜悪な権力行使が一筋、一筋、何万何億と集まって大いなる河となって、誰もそれをやめさせようとしない。
巨大な化け物のような大河に小さな人間が飛び込んだところで飲み込まれて溺れ死ぬだけだからだ。
…閉鎖社会、権力構造における性犯罪ってそういうものだと私は思う。
何人でも被害者を溺れ死なせて、大河が自分達のところまできて暴れないようにしている守られた人達。
あるいは共犯者たち。
某身体男性だけの巨大権力団体で、トップが所属するタレント達…多くはあまりに幼い男の子たちに性加害してきたというあの話。
私が初めて
「そうらしいよ」
と聞かされたのは、10才いってるかいってないかの幼い頃だった。
たしか、あの団体に所属するスターさんの冠番組を兄弟で見てる時に姉(10くらい年が離れてる)に教えられた。
「ここは○○○○さんに手を出されないとデビューさせてもらえないらしいよ。
合宿所とかで順番が回ってきて、断ったらデビューできないし売れさせないんだって。
今一番お気に入りなのは×××らしいよ。
ってことはどんだけやられちゃってるんだろうね。
おじいちゃんだよ相手は。
キモーッ」
性産業先進国であり性教育後進国と揶揄されて久しいわが国だけど、子どもの身ながら常に性被害は隣にあった。
テレビや雑誌で自分達が夢中になっている同世代~おにいちゃん世代の男の子達が、同じように性被害にあっている。
心が真っ黒になるような衝撃で、
「嘘だ、嘘だ、信じない」
と言った気がする。
権力者を守りたいんじゃなく、大好きなスター達がそんなおぞましい目にあってるなんて辛すぎたから。
「嘘じゃないから芸能界は怖いんじゃん」
そんな風に言われたかな、姉には。
嘘だと信じたかったけれど、大人になるにつれ世間を知り、
「当たり前のこと」
「そんな目に遭うのはお前が悪い!」
「黙ってろ」
と性被害が社会的に黙殺されていることや、
「ほんとうにあったんだ」
と思い知る告発が海外で続き、信憑性の高い噂もどんどん流れてきて、歴史的にもそれは当たり前に存在し黙殺されてきたことを学ぶにつれ
「嘘だったらいいのに。
でもないはずない」
と私はわかってしまった。
それは妄想でも連想でもなく、すぐ隣にずっと存在している無慈悲な事実だった。
あそこの団体に所属するスター達に好意を抱いたことがない人の方がきっと日本には珍しいでしょう。
私にも
「おもしろいなー、カッコいいな、かわいいな」
と思うスター達はたくさんいたし、今でもいる。
でも苦しかった。
噂は本当だろうと思ったから。
一番苦しかったのは、加害者が神さまのように信奉されてること。
ファンの人達が
「○○くんなんて、カッコよすぎて○○○○さん本人からスカウトされたんだよ!」
「あのグループの快進撃すごいよね、やっぱり○○○○さんは偉大だったんだ!」
と嬉しそうに話すところに、水を差したり伝える気はなかったしやらなかった。
でもあまりに苦しかった。
赦されざる大河が、神さまにされているんだもの。
そして2023年。
ついにそれが今までにない規模で暴かれはじめた。
はっきり言って、苦しくて気持ち悪くて辛くて見たくない。
でもここで
「見たくない、夢を見たい」
と目をつむるのって、愛する人を濁流に突き落とすようなもんだと思う。
自分さえ幸せならいいのか…。
それって幸せなのか。
実際、被害を受けて狂って化け物みたいになっちゃってる人もいると思うよ。
「あんなのは勝手に狂ったんだ」
なんて言いたくない。
…私は。
そして、身体男性の集団であることは身体女性の集団でもぜったいにあると私は思う。
そこを牛耳る権力者は年長男性。
その全員が潔白だなんて私は考えられない。
少年少女…いやいや、幼子の
「スターになりたい」
という無邪気な夢、優しくされれば無防備になつく特性を利用して、大人が彼ら・彼女らの肉体と精神と魂を奪い汚すなんて、大人のやることじゃない。
大人は子どもを守らなきゃ。
先に生きるものは後からきた輩(=ともがら。仲間の意味)を助けなきゃ。
「赦されない」
ことだけは、はっきり意志表示していきたい。
どんなに無力であっても。
【許し・聴し・赦し】ゆるし
1.ゆるすこと。許可。聴許。認可。
2.罪やあやまちをゆるすこと。赦免。
【川・河】かわ
地表の水が集まって流れる水路。河川。河流。
けして赦されぬ醜悪な権力行使が一筋、一筋、何万何億と集まって大いなる河となって、誰もそれをやめさせようとしない。
巨大な化け物のような大河に小さな人間が飛び込んだところで飲み込まれて溺れ死ぬだけだからだ。
…閉鎖社会、権力構造における性犯罪ってそういうものだと私は思う。
何人でも被害者を溺れ死なせて、大河が自分達のところまできて暴れないようにしている守られた人達。
あるいは共犯者たち。
某身体男性だけの巨大権力団体で、トップが所属するタレント達…多くはあまりに幼い男の子たちに性加害してきたというあの話。
私が初めて
「そうらしいよ」
と聞かされたのは、10才いってるかいってないかの幼い頃だった。
たしか、あの団体に所属するスターさんの冠番組を兄弟で見てる時に姉(10くらい年が離れてる)に教えられた。
「ここは○○○○さんに手を出されないとデビューさせてもらえないらしいよ。
合宿所とかで順番が回ってきて、断ったらデビューできないし売れさせないんだって。
今一番お気に入りなのは×××らしいよ。
ってことはどんだけやられちゃってるんだろうね。
おじいちゃんだよ相手は。
キモーッ」
性産業先進国であり性教育後進国と揶揄されて久しいわが国だけど、子どもの身ながら常に性被害は隣にあった。
テレビや雑誌で自分達が夢中になっている同世代~おにいちゃん世代の男の子達が、同じように性被害にあっている。
心が真っ黒になるような衝撃で、
「嘘だ、嘘だ、信じない」
と言った気がする。
権力者を守りたいんじゃなく、大好きなスター達がそんなおぞましい目にあってるなんて辛すぎたから。
「嘘じゃないから芸能界は怖いんじゃん」
そんな風に言われたかな、姉には。
嘘だと信じたかったけれど、大人になるにつれ世間を知り、
「当たり前のこと」
「そんな目に遭うのはお前が悪い!」
「黙ってろ」
と性被害が社会的に黙殺されていることや、
「ほんとうにあったんだ」
と思い知る告発が海外で続き、信憑性の高い噂もどんどん流れてきて、歴史的にもそれは当たり前に存在し黙殺されてきたことを学ぶにつれ
「嘘だったらいいのに。
でもないはずない」
と私はわかってしまった。
それは妄想でも連想でもなく、すぐ隣にずっと存在している無慈悲な事実だった。
あそこの団体に所属するスター達に好意を抱いたことがない人の方がきっと日本には珍しいでしょう。
私にも
「おもしろいなー、カッコいいな、かわいいな」
と思うスター達はたくさんいたし、今でもいる。
でも苦しかった。
噂は本当だろうと思ったから。
一番苦しかったのは、加害者が神さまのように信奉されてること。
ファンの人達が
「○○くんなんて、カッコよすぎて○○○○さん本人からスカウトされたんだよ!」
「あのグループの快進撃すごいよね、やっぱり○○○○さんは偉大だったんだ!」
と嬉しそうに話すところに、水を差したり伝える気はなかったしやらなかった。
でもあまりに苦しかった。
赦されざる大河が、神さまにされているんだもの。
そして2023年。
ついにそれが今までにない規模で暴かれはじめた。
はっきり言って、苦しくて気持ち悪くて辛くて見たくない。
でもここで
「見たくない、夢を見たい」
と目をつむるのって、愛する人を濁流に突き落とすようなもんだと思う。
自分さえ幸せならいいのか…。
それって幸せなのか。
実際、被害を受けて狂って化け物みたいになっちゃってる人もいると思うよ。
「あんなのは勝手に狂ったんだ」
なんて言いたくない。
…私は。
そして、身体男性の集団であることは身体女性の集団でもぜったいにあると私は思う。
そこを牛耳る権力者は年長男性。
その全員が潔白だなんて私は考えられない。
少年少女…いやいや、幼子の
「スターになりたい」
という無邪気な夢、優しくされれば無防備になつく特性を利用して、大人が彼ら・彼女らの肉体と精神と魂を奪い汚すなんて、大人のやることじゃない。
大人は子どもを守らなきゃ。
先に生きるものは後からきた輩(=ともがら。仲間の意味)を助けなきゃ。
「赦されない」
ことだけは、はっきり意志表示していきたい。
どんなに無力であっても。