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痩せたら着られる服が9割レディー。

2022年06月20日 | シリアス
【自虐で笑いを取っても、人に言われると驚くほど傷つく】

優しい素敵なレディーがいる。

穏やかで温かくて、仕事熱心で家族も大切にしている方です。

世代(アラサー~アラフォー)のせいもあるでしょうが、令和になった今でも自虐ネタを鉄板とし日々人を笑わせていらっしゃる。

特に彼女がネタにするのが自分の体型。

「デブだからさ~」

「こーんな太っちゃって!」

とケラケラ笑っては人を喜ばせる。

他人の外見を笑ったり批判したりすることをボディシェイミング=外見を値踏みし、相手を馬鹿にする行為。という。

※ボディシェイミング(Body shaming)とは・意味
(IDEAS FOR GOOD)

自分で自分をネタにするのは治外法権なのだろうか…そう主張する人は今でもいるよね。

このレディーも自虐ネタに笑わず、困った顔をする人には

「笑ってよ~!」

「自分で言ってるんだから笑っていいんだってば!」

とフォローしているみたい。

でも…私は知っているのだ。

持ちネタにきっぱりと

「本当に太ってるよね」

と返されたり、

「見ればわかりますけど」

と皮肉っぽく笑われた時に、彼女は時間差で(その直後には出ない)自分でもビックリするほど傷ついてショックを受けている。

涙が溢れたり、頭が真っ白になって放心状態になったり、食べ過ぎたりアルコールを飲みすぎたりもする。

自覚していないでしょうが、本当は笑われたくないし指摘されたくないのだ。


20代の時は9号(Mサイズくらい)の服を着ていたという彼女。

「家のクローゼットには“痩せたら着られる服”がパンパンにつまっていて、数少ない“今着られる服”はクローゼットに入らず、着てるか洗濯してるか部屋のドアの前に無造作に積んでいるか。

 痩せたら着られる服が9割で、今着られる服はギリ1割あるかくらいかな」

とも語る。

もちろん、こんな冷静な語りではなく笑わせるように話していた。

“今着られる服”は、仕事で使うダルダルのスーツと、ダークカラーのゆるゆるしたパジャマのような服ばかり。

ダークカラーを悪いと言ってるんじゃないよ、ダークカラーを愛し素敵に着こなしてる人は世の中にたくさんいるでしょう。

でも彼女は

「若くないから暗い色でしょ、1ミリでも痩せて見られたいし」

という…自分を下げるような理由で選んでいるから素敵なダークカラー・好きなダークカラーじゃないのです。

それがとても伝わる。

アドバイスを求められてないし、親友でも家族でもないから本人にずけずけ

「私はこう思うー!!」

って言ったりはしませんが、ここでは私の考えを書きます。

…きっと、誰より一番彼女自身がサイズアップしたことを恥じているんだろうなあ。

そして、受け入れられない。

10年以上前とかの流行もとっくにすぎた、何重もの意味で着られない服をとっておくのはすさまじい執着があるからですよね。

現在は常にダメダメで、過去は素晴らしかったんだ、という思い込みを強めていくような行為。

日本の痩身崇拝文化は罪深いなあ…と思うと同時に、彼女の人生がもったいなくて仕方がない。

「サイズアップしたこと」

がもったいないんじゃありません。

「こんな体型じゃダメだ」

「戻らなきゃ」

「痩せる、痩せたい、痩せなきゃ」

と自分を恥じて責めて、今の自分をセルフ・ネグレクト=世話放棄。しているのがもったいない。

クローゼットにつまってるのは着られない服で今を生きる自分の服は選ぶのも適当、管理もズボラ、ってそりゃーないでしょう。

自分がもったいない!

私は彼女が今のサイズのまま、あるいはもっと豊かになったっていいと思う。

でももっと自分を愛してほしい。

高くなくていいからちゃんと着られる“好きな服”や“自分を素敵に見せてくれる服”を買って、ちゃんとそれをクローゼットに入れてさ。

今は昔に比べればずーっとLサイズ以上の服が増えているし、安めだからいい時代だと思うんだけどな。

「痩せたい」

にしても、ストレスを減らすことが大事だから"今の自分を大事にする”作業は必須だと思う。

「痩せるのを待たないで」

「今綺麗になっていいし、かわいくなっていい」

はしつこくしつこくブログで書いていきたいなー。

あんなセルフネグレクトしていつも自分を恥じて責めてたら、そりゃーストレスで過食になるよと私は思う。

言えないけど…。










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