５月２２日・感謝の集い

午後７時から高田馬場のホテルサンルート２階レストラン「ティンバー」をお借りして、先日の自民党東京都連主催の政経フォーラムでお力添えいただいた皆さんにお集まりいただき「感謝の集い」を開催いたしました。

東京都食肉組合の島田理事長の御挨拶、私の御挨拶とミニ講演、それに全国石油政治連盟の森会長の御挨拶と乾杯の音頭、その後は懇親会、懇談会に進みました。

顔見知りの方の多い会ですので皆さん和気あいあいで楽しく、実りの有る会だったと思います。写真は御挨拶している私です。

議員の世襲制限について

国会議事堂の中にいる全議員の約３割がいわゆる世襲という永田町ですから世襲制度の制限などという議論はまさに自分のこと、当然皆さん一言ありますし、話しているうちに熱くもなります。

私は世襲(？)で肉屋の親父になりましたが制限もありませんし文句を言われたことも有りません。文句どころか「お父さんの後を継いで親孝行な息子だ」と誉められました。肉屋と国会議員のこの違いは、歳費という税金で生活している政治家だからというだけではないようです。

世襲の問題の根底には「甘くて、ゆるい議員商売のくせに高い給料もらいやがって」という理不尽な批判と非難が有るのではないでしょうか。世間並み以下の給料ならどんな反応が起こるのでしょう？

名古屋市長になった河村たかし前民主党代議士が「名古屋市議会議員の給料を１５万円にする」と言っていたと思いますがその後、どうなったのでしょうか？

地産地消と古いビルのリニューアル

本日（５月２１日）午前８時から自民党総合農政調査会 地産地消促進法案プロジェクトチーム（座長は武部 勤代議士）の第１回会合に出席しました。

「地産地消とは地域の農産物を地域で売ることだ！」と国会議員が言うと、現場を束ねる各地方の農政局は隣の県の消費地との連携を頑（かたく）なに拒否しますので気を付けていただきたいと思います。

９時３０分から１０時３０分までの１時間、第１５委員室で開催された総務委員会に出席しました。本日の総務委員会は公務員の夏のボーナスのカットを申し入れた人事院勧告についての審議が行われました。当然だと思うのですが物を見る場と考える場が違うと反対意見は出てくるものです。

１１時から１２時まで「あきんど議連第１５回総会」が衆議院第２議員会館第１会議室で開かれました。今日の議題は「古いビルのリニューアルについて」でした。

建築物は完成時に竣工検査を受けなければならないのですが、３０年以上昔のビルでは造る時の建築確認申請は出しているのですが、完成時の検査は受けていないのが多く、リニューアルをしようと思っても「違法建築物」となって全く触れないというのが現状だそうです。

参加された先生方から予想以上の強い反応が有り、次回は役所の担当部局の方にお出でいただくのと、日本共同店舗連盟の方にも御参加いただき、もっと具体的なお話が出来るようにしたいと思います。

和歌山県の橋本市に伺う事になりました。

あきんど議連のホームページを通じて和歌山県橋本市商店街連合会の会長さんからメールをいただきました。直接電話でお話している途中から急に橋本市にお邪魔したくなり「土曜日に伺ったらお会いできますか？」と申し上げました。

先方様には御迷惑かもしれませんが、５月２３日（土）に訪問させていただく事になりました。

奈良県との県境に位置するといわれる橋本市、初めてお邪魔する土地です。平成２１年度予算、補正予算に組み込まれている商店街関連の補助事業と震災疎開パッケージにアトム通貨事業のお話をさせていただこうと思っています。

２３日は１０時に東京駅を出る新幹線で新大阪に向かい、その後在来線を利用して１４時過ぎに橋本駅に到着予定になっています。初めてお邪魔する橋本市、楽しみです。何が美味しいのでしょうか、ダイエット中だという事を忘れないで楽しませていただきます。

柔軟、適宜で迅速な対応が望まれています。

新型インフルエンザの毒性が季節性のインフルエンザのそれと同程度なことを踏まえ、政府は「感染者は全て指定医療機関に入院させる」という現在の「国内発生早期」の行動指針を変更するようです。

この事によって感染が他の都市に拡大した時はどうするのか、行動指針変更後に、もし重篤な患者が出たら、という事も視野に入れての検討をされると思います。

新型インフルエンザ対策だけでなく、全ての事に対してフレキシブル（柔軟）でタイムリー（適宜）な、そしてスピーディー（迅速）な行動が望まれています。

その時の責任は政治が、政治家が受ける覚悟で対応する。だからこそ政治主導の体制が出来上がるのだと思います。責任をとらない、とれない官僚が主導する行政府なんてナンセンス、このことが公務員改革の柱でした。

公務員に対しての人事権と予算の配分権を握る事が最初の一歩だったと思うのですが若干退歩したように感じるのは残念です。やっぱり政界再編を新しい自民党が主導しなければならないと感じています。

２１年度予算、補正予算における商店街関連補助事業

５月１３日に参議院に送られた平成２１年度の補正予算は参議院で審議が１ヶ月を超えれば「予算は衆議院先議」という取り決めで成案となり施行されます。

予算執行に伴う関連法案は６０日ルールと言われますが、補正予算案だけでそのうちの９０％は執行が可能だそうです。

という事は、６月１２日に補正予算が出来上がり、所管する各省庁は一斉に執行に向けて走り出す事になるのですが、そこからスタートでは締め切りに間に合わなくなるので今からその内容について現場で必要とされている補助内容のなのか、現場から申し込みの出来る内容なのかを話し合わなければなりません。

しかし、補正予算審議に際して各省庁から出されるて来た書面だけでそれを判断するのは至難の業、そこで現場の皆さんに早く理解していただけるように役所言葉を「翻訳」する必要があります。

本日（５月１９日）午後１時から中小企業庁、農林水産省、国土交通省、厚生労働省の各担当の皆さんにお出でいただき「翻訳」に向けての打ち合わせ会を行いました。来週中には「文責・あきんど議連」という書類を提出できるようにしたいと思っています。

緊急世論調査

今朝（５月１８日）は「新型インフルエンザ感染拡大」「ＧＤＰ（国民総生産）戦後最悪」というニュースがテレビから流れ、新聞紙上には民主党代表選に関連した緊急世論調査の結果が掲載されています。

（日経新聞）
■麻生内閣支持率
支持　30p(-2) 不支持 62p(+3)
■支持政党
自民　33p(-3)　民主　38p(+10)
■比例投票先
自民28p(-3) 民主41p(+10)
■鳩山新代表に期待するか
期待　47p　　期待しない49p
■次の総理にふさわしいのは
麻生　16p 鳩山 29p
■小沢氏の辞任について
適切だった　　　　　　　　15p
もっと早くすべきだった　61p
続投すべきだ　　　　　　15p
■小沢氏の重要ポスト起用について
賛成　32p　　反対 54p

全ての設問とその答えを連動して見ると、世論調査で一喜一憂することの虚しさを感じるのは私だけでしょうか？これを民意と位置付けて良いのか、疑問です。ただ言える事は政治に対しての無力感と政治家に対しての不信感は感じられます。

読売新聞には「与党、衆院選急がず」という表題での記事が載っていました。選挙で重要な事は「新しい血を入れる」こと、解散、総選挙を急がないかわりに「政界再編」の大きな旗を掲げ、「新しい血」が入れるような場を作ることが重要だと思っています。

５月１７日・大きな変革の時が来た

一昨日の夜、左足にトラブル発生。足底腱膜という踵（かかと）の骨から土踏まずを通り指下までの間をつないでいる腱を伸ばしてしまったようで、踵を着けると強烈な痛みです。本当は昨日、今日と「震災疎開下見ツアー」で福島市にお邪魔する予定だったのですが、残念ながら欠席です。

「安静に、それと、これは太り過ぎのシグナルですからね。瘠せて下さい」というお医者様からありがたいお言葉を頂戴したので土曜、日曜はたっぷりテレビを見させていただきました。

テレビを見て感じた事は、まさに選挙直前のこの時期だからこそ「過去の習慣」と、議員や公務員が自分では意識をしていない「既得権益」を選挙に参加される有権者の一票で変えられる事を知っていただく絶好の機会のように思えます。

卑近な例で言えばＪＲパス、会期中と公務の時にだけ利用して後から清算払いにすれば良いのではないでしょうか。議員宿舎も会期中のみ利用が出来て、通常家賃の２／３、上限一ヶ月２０万円まで補助にしたらよいのでは、と思います。

今回の定額給付金でも分かったように納税者番号が整備されていれば減税が出来てエコポイントで慌てる事も無かったのです。次回選挙で「戦争放棄」の憲法９条堅持と納税者番号をセットにして国民の信を問うという明確な党の方針を出せる時期が来たのだと思います。

５月１６日・民主党新代表選出と今後の自民党は

小沢一郎氏の代表辞任を受け、本日民主党の国会議員（衆議院議員１１２名、参議院議員１０９名）による代表選挙で鳩山由紀夫氏が新代表に選出されました。鳩山氏に投票した方が１２４名、岡田氏には９５名、無効票が１票、投票されなかった方がお一人のようです。

新代表就任の御挨拶で「日本の大掃除、世直し」とお話しされていました。野党の新代表がこのように抽象的で政権交代、いわゆる選挙に勝つためだけの挙党一致を言われているのは自民党にとっては大きなチャンスだと私は思えます。

新代表は、たとえ次回の衆議院選挙で単独過半数を獲得しても参議院では社民党、国民新党、新党日本との連携がないと政策実現が出来ない、だから今の枠組みは変えないとおっしゃっています。憲法に対しての考え方が自民党よりも離れている社民党と、政権を取っても今まで通りにやっていくなんて噴飯ものです。

今こそ巨大与党と言われている自民党から、「年金」「天下り」という分かりやすい問題をテーマにして政界再編を打ち出すべきなのではないでしょうか。

もちろん議員定数の削減、国会改革、世襲問題の整理、財源も含めた地方分権などもテーマに入りますが、選挙に勝つなど言う事は二の次にして「選挙が国を変える」ということを国民の皆さんに知っていただく事の方が大事だと思います。

離党された渡辺喜美前公務員改革担当大臣が提唱されていた「内閣予算局構想」には大賛成ですし、今一度「改革」の旗を高く掲げて天下国家を語り、具体的な施策を提案する時期が来たと思います。

神宮球場で始球式

昨日（５月１５日）神宮球場で始球式を行いました。午後６時プレーボールのプロ野球、ヤクルト・阪神戦の試合前にピッチャー斉藤鉄夫環境大臣、キャッチャー安井潤一郎というバッテリーです。

当日マイグラスを持参されてアルコール類を注文された方に「紙コップ軽減に協力していただいたお礼」としてアトム通貨１０馬力プレゼントとか、攻守の交代をスピーディーにして試合時間を短縮させ消費電力の軽減を図るなど環境面を考えた取組をヤクルト球団にしていただきました。

環境を考え、具体的な対応をとっていただいたその御礼として環境大臣の始球式、ついでにアトム通貨実行委員会会長の私もキャッチャーで登場という機会を与えていただきました、ありがたいことです。

写真は始球式終了後、控室でヤクルト球団のマスコット「つばくろう」を間にした環境大臣との記念写真です。こういう恰好はもう少しやせてからするべきだと思いました。スポーツのユニフォームには似合わないウエスト周りです。