今の歌声は

ohtaと申します。M!初演の中川晃教さんに感動してこのブログをはじめました。ゆるゆると更新中。よろしくお願いします。

ポーの一族 宝塚で舞台化

2017-10-13 22:01:43 | takarazuka



萩尾望都さんの漫画「ポーの一族」が宝塚で舞台化されることになりました。
ポスター画像が公式HPにアップされてます。


うーん
明日海りおさんのエドガー、写真というよりイラストのよう。
氷のような瞳が突き刺ささる…

演出は小池修一郎氏
いつか劇化させて欲しいと30年来オファーしていたそうです。

熱心な原作ファンからの熱く厳しい目線のなか、小池先生、頼みますよ!
いや、期待大なのですが、それだけにあの耽美でファンタジーな世界をどのように舞台化するのか、ホントに楽しみ過ぎる。
この期待がどうか裏切られませんように。


先日、演劇フォーラムというイベントがあって小池先生も出ていらしたのですが、
ちょっとお疲れ気味な印象でした。

考えてみると、月組「All for One」帝劇「レディ・ベス」そして「ポー」と連続してますからね。
準備期間、お稽古期間を考えると脚本はそろそろ出来上がってこなければいけない時期でしょうか。
今正に脚本執筆真っ最中かも。

30年間オファーし続けたのなら、構想はできてるはず。
遅筆で有名な小池先生ですが、花組の皆さん元旦の初日に向けて頑張って欲しいです。

っていうか、花組は今「ハンナのお花屋さん」と「はいからさんが通る」の公演真っ最中ですね。

公演は2018年元旦から宝塚大劇場にて。











宝塚宙組 「白夜の誓い」 「PHOENIX宝塚!」

2015-02-15 08:43:00 | takarazuka



1月22日(木)18:30
2月7日(土)15:30
東京宝塚劇場

宙組トップ 凰稀かなめさんの退団公演
「白夜の誓い」「PHOENIX宝塚!」
を見てきました。

凰稀かなめさん(テルさん)はほんとに美しい。
数多くのタカラジェンヌのなかでも群を抜いた美しい人だと思います。

ちょっと捉えどころのない飄々とした感じが、ちょっと頼りなさげな
感じもするのですが、ティボルト(ロミオとジュリエット)とか、
フォーリー軍曹(愛と青春の旅立ち)とか、結構濃い役も
会ってるんですよね。

今月の歌劇誌に寄せられた演出家の先生たちの言葉もすごく印象的でした。
特に小池先生。
愛されていたんだなあ…と思いました。


で、今回のお芝居ですが、セットがセピア色でちょっとくすんだ感じが素敵でした。
ただ、あまりにも淡々と進み過ぎて、印象に残りにくい気が…
とにかくテルさんの素敵な軍服姿が目に残る。

ショーは最初の大階段の場面が大がかりで、綺麗で素敵でした。
大階段の真ん中にテルちゃんがいて、その右肩から布が斜め下と反対側の斜め上にかかって
いるんですね。
曲が始まるとそれがさっと引かれて、同時に大階段の布も両脇に引かれて一瞬で舞台転換
するという、宝塚ならではの大がかりで華麗な舞台美術です。

最後も大階段に「KANAME」の文字が出て…
サヨナラ感満載でした。

さよなら、美しい人、男装の麗人という言葉がぴったりのテルさん。

今日の千秋楽が幸せな1日となりますように。



私の好きだったテルさんはこれ。














誠実、真面目、そして情熱

2015-01-16 11:38:45 | takarazuka



宝塚花組公演 「アーネスト・イン・ラブ」
国際フォーラムC
1月15日 18:00


見てきました。
面白かった!

2005年の花組公演を見ているのですが、その時もすごく面白くて
印象に残っていたので、今回も楽しみでした。

原作はオスカー・ワイルドの戯曲「真面目が肝心」
ということで、ウィキで見てみると、ワイルド先生、機知にとんだ素敵な言葉をたくさん
残しておられる。



「外見で人を判断しないのは愚か者である」
「うわさになるより悪いのは、うわさされないことだけである」
「ありふれた富は盗めるが真の富は盗めない。人の心の中にはだれにも奪えないとほうもなく尊いものがある」
「自分らしくあれ。ほかの人の席はすでに埋まっているのだから」


素晴らしい。
高校の時、「幸福の王子」を原文で読む授業があって、英語の楽しさをちょっと味わったことがあって。
ワイルドっていいなあ、と思ったことを思い出しました。

で、本題です。

今回の花組公演は、明日海りお(みりお)さんと花乃まりあさんのトップお披露目公演。
そして、お正月にふさわしい、明るくて楽しい舞台でした。

みりおちゃんは抜群の安定感。歌もうまいし、演技もいいし。
素直で明るいアーネストにぴったり。

花乃まりあさんはしっかり見るのは初めてでしたが、とても良かったです。

執事の高翔みずきさん、ブラックネル夫人の悠真倫さんもとても良かったです。


このストーリーで面白いのは、架空の人物を作って、その人物を口実にして煩わしい世間から
逃れる習慣をしていたことがベースになっていること。


考えると自分にもちょっと経験が…
「親戚の法事があって…」とか、「母が具合悪くて…」とか言って、行きたくない会合なんかを
断ったりしたことがあります(爆)

面白いストーリーだけど、風刺が効いていて、ちらっと貴族社会への批判めいたものも感じられて
いろいろと楽しめる舞台だったと思います。






















Shall we ダンス ?

2014-01-05 23:15:57 | takarazuka



今年の初観劇です。
宝塚雪組公演
「Shall we ダンス?」(演出 小柳奈穂子)
「CONGRATULATIONS 宝塚!!」(演出 藤井大介)
東京宝塚劇場

ほんとは宝塚の前のシアタークリエの「ミュージカル コレクション」の
方が気になる~(爆)
山口祐一郎さん復帰第1作目の舞台ですもの~
祐一郎さん、元気に復帰されたようで、めでたい!
そして、あっきーもファン大興奮の選曲のようで…
早く観たいなあ!
私は18日と22日の2回です…もう少し我慢しなきゃ(涙)


と、いうことで…雪組です。
お芝居は映画でお馴染み「Shall we ダンス?」です。
ほっこりする心温まるドラマ
ただ、演出が淡々としていて、クライマックスとなるエピソードとかが
何故か盛り上がらない。
終わり方も余韻が残らない。
ちょっと残念かな~
主演の壮さんは会社員というより重役に見えました。


ショーは「CONGRATULATIONS 宝塚!!」
宝塚は今年100周年
そんなおめでたい雰囲気いっぱいのショーでした。
男役勢揃いの群舞ダンスあり、ラテンありの賑やかで華やかな
宝塚らしいショー。
ダンスで目を引くのが未涼亜希さん
ポーズの決め方が凄いカッコいい!
目が釘付けです。
あと、フィナーレの娘役さんたちの衣装がすっごく可愛かったです。
ハートの模様のはいったミニのふわっとしたスカートに、小さめの
シルクハット
アニメの主人公のようです。
男役さんの袖にもハートの模様があって、楽しかった。

劇場ロビーには胡蝶蘭の大きな門松がありました。
そして入り口には100周年の旗もかかっていました。






















東アジアへ

2013-03-24 13:34:58 | takarazuka
Photo_3







宝塚星組 4月は台湾公演です。

海外公演、アジアでは中国、韓国公演はありましたが、台湾公演は初めてだそうです。
星組の皆さん、頑張って!


台湾公演公式サイトはこちら

で、普通の文化交流的な海外公演かと思っていたところ、実はかなり戦略的な思惑があるようです。



宝塚 東アジアへ

え~? 何だかなあ~

観客数減は特に大阪の大劇場ではかなり前から感じてましたが…
東京でも観客層が高年齢化してるなあ、とも感じてます。

でも、だからって国内は頭打ち、と断じるのはどうでしょうか。
残念に思うのは、以前はあった地上波での舞台中継が無くなってしまったこと。
やはり全国放送で流れなくなってから、観客層の新規開拓は滞っていると思います。
専門チャンネルでは囲い込みが進むばかりで、新たなお客を取り込むことは難しい。

海外進出にかけるお金があるなら、国内新規開拓も充実させて欲しい。


今年は宝塚始まって100年の節目。
これからも宝塚が楽しめるように、ファン思いの宝塚であって欲しいです。