今の歌声は

ohtaと申します。M!初演の中川晃教さんに感動してこのブログをはじめました。ゆるゆると更新中。よろしくお願いします。

81/2 の女たち

2006-01-06 20:52:33 | akinori nakagawa
「8か2分の1の女たち」
 ピーター・グリーナウェイ監督作品(1999年)

ミステリーチャンネルでやっていました。

う~ん、私の思っているグリーナウェイ監督の作品にしては、ちょっとパワーがない感じ?
なんて、判った風に言ってますが、まあ、よく判ってません(爆)

私の思ってるグリーナウェイ監督作品というと、

「英国式庭園殺人事件」
  と
「コックと泥棒、その妻と愛人」
  と
「プロスペローの本」

ぐらい…

恐ろしいまでの様式美というか、絵画的な画面…
美しいけれどちょっと無気味だったりする…
そんな印象です。

あと、「色」が凄い、というか油絵的、
そして、細かい小道具まできちんと計算されている…
気の抜けない映画、ですね。

特に「プロスペローの本」は凄かった!
画面見てるだけで私は疲労困ぱいしました(笑)

そして、グリーナウェイ作品と切っても切れないのが

  マイケル・ナイマンの音楽!!!







グリーナウェイの映像とナイマンの音楽…

もう、もう、この2つのセットは、私の中ではしっかりリンクされちゃってて、離して考える事ができないくらい!
ナイマンの音楽がないグリーナウェイの映画は、はっきり言って、グリーナウェイじゃない、とさえ思ってしまう…
ナイマンの音楽もグリーナウェイの映像で生きていた…という感じでしょうか

あの、くり返す波のような、うねりのような旋律!
見終わった後も、なんだかずっと耳に残ってるんですよね!
それほど強烈な印象がありました。

ただ、グリーナウェイ作品じゃないナイマンはあまり印象がなくて…(笑)
よく判りません(爆)


で…、ここからが本題!(爆)

今年、我らが中川晃教クンがあの超有名な演出家、蜷川さんの作品に出るそうです!
そして、その劇で音楽を担当するのが、マイケル・ナイマンだとか!

おお~っ!
そうなんだ…
アッキーは今年は「役者」としてもその才能を開花するわけですね…

また、新たなアッキーの一面が見られるのか…
期待とちょっと(爆)不安も入り交じる…心配性なんです、私(笑)

それに、実は蜷川作品が苦手で…
ギリシャ悲劇もちょっと重いし…

まあ、日頃、ミュージカルだの、宝塚だの娯楽作品に親しんでますので…(爆)
脳みそが娯楽用にできてるんだと思います(笑)

でも、アッキー出るし、音楽がナイマンだし…
楽しみにしてます!