先月29日ソワレ、今月7日ソワレ、観てきました。
すみれちゃんのエリック、とっても立派なエリックでした。
歌は申し分なく立派だし…カッコいいし…
ただ、立派すぎて、エリックの哀れさ、苦しみがあまり感じられなかったかなあ…と。
宙組のファントムと比べると、父であるキャリエールとのドラマが稀薄のような気がしました。
そう、キャリエールの印象が弱かったのが…残念!
父と子の場面、宙組の迫力あるイメージが強くて、今回の花組のファントムはちょっときれいに流れてしまった感じ。
全体のバワーが違う気がしました。
クリスチーヌ役の桜乃彩音ちゃん。歌は少し不安定なところもあるけど、初々しくて良かったです。
これから、頑張って欲しいですね。
トップコンビのデュエットダンス、まだぎごちなさがある?もっと密着してもいいのになあ…と思いながら見てました。
あと、カルロッタの出雲綾さん、役者だわ~存在感抜群!芝居がぐっと引き締まります~
それから、星組から異動になった真飛聖、まとぶん…庶民的な伯爵(笑)でした。
明るい雰囲気がいいです~でも、星組にいてほしかったなあ…未練たらたら(笑)
最後に、月組に行っちゃう桐生園加ちゃん。ダンス、カッコいいです!肩がカッコいいのよね…思わず目が釘づけ。
これこそ、花組のダンス!とも言うべきカッコ良さ。なんで、花に置かないかなあ!劇団は何を考えているんだか…さっぱりわかりません(苦笑)
宙組とは雰囲気が全然違うけど…ビジュアルは綺麗だし、曲はいいし… 宝塚版「オペラ座の怪人」、楽しかったです。