6月5日(土) 17時開演
安蘭けい 箱舟2010
天王洲 銀河劇場
スペシャルゲスト 武田真治
幕開けの主題歌「箱舟」から引き込まれてしまう…
廃墟のようなセット、凝った照明、そこに浮遊する旅人たち…
シュールで、どこか謎めいて、不思議で、それでいて何故か懐かしい。
そんな荻田ワールド全開な舞台でした。
そんな雰囲気の中で瞳子さんのどこか孤独な陰りのある存在、甘いけれども透明感のある声が合わないわけがありません。
まさにファンが望んでいた舞台がそこにあった!
退団してからの瞳子さん主演の舞台では一番しっくりくる、というか。
安心して浸れます。
荻田ワールドとの相性の良さは宝塚時代から判ってはいたけれど、「箱舟」見て改めてそれを感じました。
瞳子さん、あなたのいる場所はここよ~お帰り~みたいな感じ(爆)
できれば毎年1回帰ってきて欲しい(爆)
衣装も「UNO」とは違い(おっと失礼!)シンプルで洗練されててスタイリッシュ。とてもよかったです。
ゲストの武田真治さんも大活躍。
市村正親さんの「それぞれのコンサート」でもそうだったけれど、サックスを演奏し、歌い、ダンスも少し。
トークの面白さも絶品!
瞳子さん、だいぶ助けられてるよね(笑)
瞳子さんはいろいろな‘役’を演じつつ、歌って踊る。
かなりデジャブな場面も。
「ドルチェ・ビータ」とか「バビロン」とか。
最初の「箱舟」主題歌から「バビロン」の鳩だあ…って思しました。
雰囲気がねえ。
振付、川崎悦子さんでした。
あ、やっぱ…って感じです。
ただし。
2部「優秋」の後の2曲はちょっと?かなあ。
もっと、別の大人っぽいスタンダードポップスまたはバラードの方が雰囲気壊れないと思う。
あそこだけちょっと雰囲気違うなあって思っちゃいました(苦笑)
まだ1回見ただけなので、盛りだくさんの内容を全部把握できてないのでまた変わるかもしれませんが。
そして、終演後の瞳子さんと武田さんのトークショー。
司会の人も入って、3人がステージに椅子に座ってのトークでした。
ここでも武田さんがタイミングのいいコメントで、とにかく面白かったです。
荻田先生の演出ぶりとかは本編でもちょっと話が出てたんですけど、面白かった。
質問では、瞳子さんのどこが女っぽいか、とか、武田さんのここは止めて欲しいところはどこか、とか、もういろいろ。
武田さんの反応とか、瞳子さんの仕草のまねとかも最高に面白かった。
そうだよね。「ローズ」は確かに、あ、違うんだ、って思ったし(爆)
その武田さんも今年舞台生活20周年だそうで、瞳子さんと同じですね。
おめでとうございます。
瞳子さんがそのことを紹介して、頼もしい方に助っ人にきていただいてありがたいです、とご挨拶されてました。
とにかく、今回は初見だったので、またじっくり感想書きたいと思います。
正直、いろいろあり過ぎて、なかなか纏まらない…うわーーーー(爆)