あっきーの15周年記念コンサートに行ってきました。
場所はサントリーホール
余談ですが、「今の歌声は」というアリアをこのホールでルチアーナ・セッラという人が
歌うのを聞いて大感激して、このブログタイトルにしたということがあり、
そんなことを思いながら席につきました。
とはいっても、仕事の都合で開始に遅れてしまい、1曲目の「フタツ ヒトツ」は
ロビーで待ちながらモニターで見てたんですが…
でも、「フタツ ヒトツ」聞きながら、サンプラザホールでの最初のコンサートを
思いだしたりして、すでに感無量状態でした。
席について、ステージ背後の席にも観客が入っているのを見て、びっくりするやら
感激するやら。
なかなか背後の席までお客が入るってあまりないのでは…
あっきー、凄い!
オーケストラは東京シティフィルハーモニック管弦楽団
指揮は栗田博文さん
世界的に有名な響きのいい会場で、フルオーケストラで、あっきーの曲を、歌を聴ける。
それだけで素晴らしいことです。
ついちょっと前まで「ジャージーボーイズ」でハイトーンの曲を歌っていたあっきー
「ジャージーボーイズ」は大好きだけれど、でも、あっきー本来の歌声はこれでは
ないよね、的な気持ちもあった。
サントリーホールで、のびやかに自由自在に歌うあっきーを見て「そう、そう、この歌声だよね」と
腑に落ちる、というか納得できるというか、すっきりした(爆)自分がいました。
曲目はCD「decade」を中心に、デビューアルバムと「himself」から選曲されていた感じ。
「オアシス」「砂漠」あたりからも聞けると嬉しかったかな、と思います。
ミュージカルからは「銀河英雄伝説」「モーツァルト!」「ロックオペラモーツァルト」
「ジャージーボーイズ」「フランケンシュタイン」からでした。
来年のミュージカル「フランケンシュタイン」から「偉大な生命創造の歴史が始まる」を歌って
くれたのですが、これが凄く良くて、あっきーらしい歌い上げ系のドラマチックな壮大な曲で、
もうこれは絶対期待できそう、な感じです。
今から凄く楽しみです。
「モーツァルト!」からは「僕こそミュージック」でした。
初演であっきーヴォルフを見た時の感動、驚きは今でも忘れません。というか、忘れられません。
すでに「モーツァルト!」の舞台からは卒業しているので、あっきー的には過去でしょうけれど。
「ロックオペラモーツァルト」からはサリエリの「殺しのシンフォニー」でした。
これもカッコ良かった。
再演はないけれど、CDが残っているのがせめてもの救いです(爆)
その他の曲はマイケル・ジャクソンの「I'll be There」、ダニーボーイの曲に詞を付けた「星」
がありました。
「星」はどこかのCDに入っているのかな…
ダニーボーイの曲自体はアイルランド民謡ですよね。
古いことですみませんが、私はハリー・ベラフォンテの「ダニーボーイ」が大好きでした…
っていうと年がわかってしまう(爆)
まあ、余計なことはおいといて…
クラシック界では定評のあるサントリーホールだけに、あっきーの声が無理なく響いてくるのが
聴いてて心地よかった。幸せでした。
上野文化会館小ホールでのポピュラーウィークでも感動したけれど、フルオーケストラで聞く
あっきーの曲は、それを超えるものがあったと思うし、何か映画音楽を聴くようなスケールも感じました。
宝塚星組公演の「マタドール」の時も思ったんですが、あっきーの曲ってオーケストラでやっても
全然違和感なく聴けるんですよね。
いくら書いても書き足りない、という感じですが、これからもスケジュール目白押しですね。
体調に気を付けて、いつまでもこの歌声を聴かせてほしいです。
セットリストは、
第1部
・小さな愛「フタツヒトツ」
・春
・カルテット「銀河英雄伝説」より
・カンランセキ「銀河英雄伝説」より
・What are you afraid of?
・チャイナガール
第2部
・僕こそミュージック「モーツァルト!」より
・殺しのシンフォニー「ロックオペラモーツァルト」より
・君の瞳に恋してる「ジャージーボーイズ」より
・偉大な生命創造の歴史が始まる「フランケンシュタイン」より
・I'll be There
・星(ダニーボーイ)
・音楽が消えることのないダンスフロア
・Miracle of Love
アンコール
・谷間の風(新世界より)
・I WILL GET YOUR KISS
休憩時間にプログラムを買おうと思って行ったのですが、売り切れでした(涙)
でも、再販されるそうです。やった!