ザ・バンドの中心メンバーだった ロビー・ロバートソン
彼の自伝の映画を見てきました。
バンド結成に至る過程とか、貴重な写真や映像があって、生き生きと語られて
楽しかったです。
そして、成功をつかみ、薬に溺れるメンバーが、、、
兄弟のように強い絆で結ばれたメンバーが、バンドを続けることが不可能になって
最後のコンサート「ラストワルツ」につながる。
5人揃ってのステージはそれが最後になってしまいました。
かつては兄弟だった、が、今は違う、、、
特に、ロビー・ロバートソンとレヴォン・ヘルムの確執は胸が痛い。
切ないです。
ロビー・ロバートソンの書く曲はバンドの核だったし、レヴォン・ヘルムの歌声は
なくてはならないものだった。
形あるものはいつかは消え去る。
この映画はロビー・ロバートソンの視点で語られていると思う。
メンバー始め、いろいろな人のインタビューもあるけれど。
だから、5人それぞれで捉え方は違うかもしれない。
でも、誰か一人が目立つグループではなく、それぞれが自分のやるべきことをやって、
しっかりとまとまったバンドだった。
だから、あんなに息のあったパフォーマンスができたのだと思う。
彼らのアルバムで私が好きなのは「ロック オブ エイジズ」という、
ライヴアルバムです。
5人揃っての来日公演は一度もなかった(涙)
私にとっては彼らのライヴ感を味わえる貴重なレコードでした。
CDで買い直してあります。
久しぶりに聴いてみようと思いました。