今の歌声は

ohtaと申します。M!初演の中川晃教さんに感動してこのブログをはじめました。ゆるゆると更新中。よろしくお願いします。

『MITSUKO』お茶会 その1

2011-06-20 00:33:10 | 安蘭けい
今日は父の日。
実家が遠くだったら、プレゼントとか贈っておけばいいのだろうけど、近くなので、いつも姉妹で実家に集まります。
まあ、ちょっとお昼一緒に食べる程度なんですけど。妹がパエリヤ作ってくれて、あと、みんなで持ち寄りで。
その後、ちょっと昼寝してから(笑)、安蘭けいさんのお茶会に行ってきました。

久しぶりのオフの瞳子さん。綺麗でした。
白いピッタリしたキャミソールにその上からかぶさるような、ジャンパースカートみたいな、上半身が大きく開いた黒のワンピースの組み合わせ。シンプルだけど、おしゃれで素敵。髪は上に上げてポニーテールで、少しカールさせてました。
座席はシアター形式で、ちょうど真ん中の通路のところだったので、歩いてくる瞳子さんが真近に見られて嬉しかったです。
























司会は嶺恵斗さん(えっちゃん)。
公演中のMITSUKOのお話からスタート。

幅広い役柄を演じるにあたって苦労したことは?
晩年の役はすんなりできた(爆)とのこと。小池先生にも何も言われなかったそうです(笑)。
娘時代の役には大変苦労している、そうです。うん、わかる~(笑)
名古屋公演である女子高の貸切のとき、ミツコが登場したとき、「違うやん!」って言われて(爆)、かなり気になったそうです。
確かに娘時代のところはちょっと引いて見た方が落ち着いて見られるかも…って、すみません(汗)
でも、やってやれないことはない!って気持ちで頑張ってるそうです。
その気持ちは十分、伝わってますよね。

ハインリッヒと最初に会うところで、古伊万里の桜のお皿を落として割ってしまうところの失敗談とか、マテと一緒にリフトで出てくるところで出を待ってる時、マテが飴舐めてるエピソードとか、未来優希さん扮する記者(名前忘れた)に紅茶を勧めるところの間違って台詞言っちゃった話とか、もう、爆笑の連続でした。


これから挑戦する、ストレートプレイ「アントニーとクレオパトラ」の話も。
瞳子さんは歌が得意だけれど、ストプレではその歌に助けを求められないから、苦労はするだろうけど、何とか頑張りたい、って話されてました。
歌のない作品って今まで無いし、ファンとしても、そういうのを見るのは始めてのことになります。楽しみでもあるし、見るまではちょっと心配かも。でも、瞳子さんのことだから、体当たりで頑張ってくれると思います。

あと、退団後初めて宝塚大劇場の舞台に立ったときの感想とか、震災の後「MITSUKO」はできるのだろうか、小池先生の脚本もできてなかったし(爆)…とか、面白楽しい話がいっぱい聞けて、楽しいお茶会でした。
小池先生ネタではも一個あったんですけど、ちょっと割愛させていただきました(爆)








MITSUKO~愛は国境を越えて~

2011-06-19 09:03:17 | 安蘭けい
Mitsukoa

脚本・作詞・演出  小池修一郎
作曲 フランク・ワイルドホーン
出演 安蘭けい、マテ・カマラス、ジュリアン、AKANE Liv、増沢望 他
場所 青山劇場


昨日、6月18日(土)12:30の回を観てきました。
昨年のコンサートでは、豪華なメンバーが揃い、ルカス・ぺルマンくんや井上芳雄くんのドイツ語の「パン・ヨーロッパ」、マテと瞳子さんの「愛は国境を越えて」がとっても素敵でした。

そのミュージカル「MITSUKO」の全貌が観られる舞台。ということで、とっても楽しみでした。
席がかなり前方で、初見の私にとってはちょっと良すぎるくらいな席で…いや、贅沢は言えませんが。
もう少し全体的に観たかったなあ。迫力に圧倒されて、見上げることが多くて。

と、贅沢な悩みはこれくらいにして…と。




























































前半は瞳子さん扮するミツコとマテさん扮するハインリッヒの出会い、周囲の猛反対を押し切っての国際結婚、ハインリッヒの国許へ帰っての生活、子育て、親戚との軋轢、ハインリッヒの死、ウィーンに子供を連れて出るまでのことが盛りだくさんに語られる。

後半はどちらかというと、子供たちが中心。ハインリヒとミツコの子供たちだけあって、独立心旺盛でミツコの元を離れていく子供たちと、孤独感を深め、孤立していくミツコの姿が描かれます。

ミツコは歴史上に名を残しているような偉人的な人ではありません。
日本で初の国際結婚といっても、ハインリッヒに愛され、その愛にまっすぐ突き進んだ一人の女性、だと思うんです。
結果的にハインリッヒが貴族だったため、ミツコも貴族として扱われたけれど、日本女性の海外進出のパイオニアというわけでもなく、その存在すらこのミュージカルを見るまで、詳しくは知らなかった。

文明開化の時代とはいえ、古い慣習の残っている日本、そして日本から来たミツコを好奇の眼でしか見ないハインリッヒの親戚たちとの確執のなかでまだ若いミツコがどんな苦労したか、想像を絶するものがあったと思う。
そのあたりの苦労が晩年の心を閉ざす部分に変わっていくのかな、とも思いました。
いくらハインリッヒに愛されていたとはいえ、ミツコの心のうちは本人にしか判らないし、ハインリッヒには言えない苦労もあったと思うし。

ミツコを演じる瞳子さん、ハインリッヒとの出会いから晩年まで、幅広い役を見事に演じきっていたと思います。
特に晩年、病気の後、次男リヒャルトが亡命する時に別れを言いに来る場面は迫真の演技で、感動しました。
宝塚時代から役の入れ込み度がはんぱない、と思ってましたけど、今回もそれは如何なく発揮されて、1幕後半とか、2幕リヒャルトとの別れあたりは涙が止まりませんでした。
自分自身のみを信じ、日本へは一度も帰らず、孤高の女性としての生き方が胸を打ちました。

マテさん演じるハインリッヒ・グーテンホーフ=カレルギー伯爵、素敵でした
登場がリフトで…高く見上げる位置だったんですけど、もう、乙女心鷲づかみされました(爆)
いや、乙女心っていうのもちょっと気恥ずかしいですが(笑)、もう、そんなこと気にしてられないくらい…カッコよかった
それと、独特の抱擁感というか、優しさがにじみ出ているようで、ミツコならずともあのハインリッヒの純粋さには参ってしまうのではないかなあ…と、かなり言い訳するわけでございます(爆)
ハートマーク連発(爆)
1幕で亡くなってしまうのが残念。2幕でも、もっと回想シーンとか作って出してくれたらいいのに。この時期この日本に来てくれているのだから…
小池先生、いけずやん!ってちょっと関西弁にしてみた(爆)


次男リヒャルトはジュリアンくん。お初にお目にかかりました。
歌はりっぱですが、全体的にみると、全てに硬い。場数を踏んで、台詞を勉強して、つまりいま少し修行を積めばいいミュージカル俳優目指せるのではないでしょうか。って偉そうにごめんなさい。ファンの方。

もう一人の成人したリヒャルトは増沢望さん。
前のコンサートからの続投です。適役で凄くよかったです。最後付近で歌もあっって、ビックリ。確かコンサートの時は一人だけ歌がないから、ってカテコで歌わされそうになったんじゃなかったっけ?記憶違いだったらすみません。
一節歌う場面があって、よかったですね。って誰に?(爆)
いや、多分ご本人もほっとしているんじゃ…これで歌がない、って言われないし(爆)

他の出演者の皆さんも声が良くて、観ていて安心でした。
宝塚OGでは、進行役リヒャルト(増沢さん)の聞き役として、大月さゆさん、ミツコの母役に未来優希さん、リヒャルトの結構相手イダ役にAKANE Livさん、が出てました。

他の皆さん、みんな声がいいし、歌も上手いし、ダンスもこなして、様々な役代わりで頑張っておられて、チームワークも良さそうでした。

脚本、作詞、演出が小池修一郎氏。
瞳子さんファン目線でいうと、後半のミツコの苦悩の書き込みをもう少し深くしてくれるとよかったなあ、と思います。
3月の震災の影響もあるのか、リヒャルトの「パン・ヨーロッパ」に視点に重心があって、人種、立場を越えたハインリッヒとミツコの愛の話が、どっちつかずの印象になってしまってるのではないかと思いました。
あと、舞台装置が縦長のパネルが6枚あって、場面によって配置が換わり、そこにいろいろ映像が映るしかけなんですけど、暗転が多く、ちょっと単調になってしまうのが残念でした。

ただ、フランク・ワイルドホーンさんの曲はやはり素晴らしく、親しみやすいメロディは感動をさらに深めてくれます。
今回の公演用に書き下ろされた「後ろを振り向かずに」もとっても感動的な曲で、涙、涙、涙。。。

あとは、子役達、和みました~
トラップ一家みたい。みんな可愛い!

あと、コンサートの時は、ミツコがハインリッヒにドイツ語を習う場面があったと思うのですが、ミツコがドイツ語の冠詞に悪戦苦闘する場面で、ちょっとコミカルですごく好きだったんですけど、無くなってて、かなり残念。
ちょっと端折られたんですかね。マテと瞳子さんのやりとり楽しみにしてたのに~小池先生のいけず~っ(爆)

あと、「パン・ヨーロッパ」、コンサートの時はドイツ語で歌われて、ルカスくんも芳雄くんもカッコよかったんだけど、今回、当然日本語で歌われ、思ったほどカッコよくなかった(残念!)
やはり言葉の違いは大きいのかな。
でも、後で見たらまた印象が変わるかもしれませんね。


ということで、初見の感想でした。





風を結んで

2011-06-13 09:21:40 | akinori nakagawa
Lineup_kazewo_2


演出・振付:謝 珠栄
脚本:大谷美智浩
音楽:甲斐正人
出演 中川晃教 藤岡正明 小西遼生 大澄賢也 大和悠河 他


見てきました。良かった!
謝先生らしい、きりっとした振付。
出演者も多くはなく、最後皆さん出てきた時、あれっ?これだけ?みたいな。
全員で全力で作り上げてる感ありありで、爽やかで潔い舞台でした。

日本が新しく変わっていこうとする、激動に時代に翻弄される、名も無き青年たち、人々
そんな普通の日本人の苦悩、必死になんとかしよう、生き抜こうとする気持ちが真っ直ぐで、感動です。

あっきー、久しぶりの東宝ミュージカル復帰(涙)
しかも座長(だよね?)。
ミュージカルで頑張る姿、久しぶりで嬉しかった。
もっと、出てくれ~!

出演者の方々、皆さん実力ある方で、見ていて安心感があったし、チームワークも良さそうで、気持ちよかったです。
タニちゃん(大和悠河さん)も久しぶり。華がある、というか明るさは宝塚時代と変わらず。元男役として、あまり違和感なく役に嵌まっていたような気がします。


後半は、胸がいっぱいでした。
プログラムで謝先生もかいておられましたが、困難な状況を抱えた今の日本と状況が重なる部分もあり、胸が熱くなってしまった…ググッと涙をこらえても目頭が熱くなる。
明治維新のあたりって、時代の変革にかかわった有名な人たちのことはドラマになるけれど、時代の変わり目に翻弄された、小さな存在の人たちのことに焦点が当たった作品ってないなあ。
そういう意味で、すごく意義のある、いい作品だなあ、と思いました。


ところで、クリエから出る時、シャンテ内に直接出てしまったので、ロビーの義援金箱に入れてくるの忘れた(苦笑)
売店あたりのところに置いてあってもいいのかなあ…
白虎隊キューピー、可愛いけど、あっきーも言ってたけどすでに売り切れでした(残念)

公演はまだ続きますね。私の観劇はもうこれ1回なので、もう見られなくて残念ですけど、出演者の皆さん、頑張ってくださいね。


























始まりました

2011-06-05 08:49:39 | 日記・エッセイ・コラム
始まりました。
宝塚も、シアタークリエも…
来週からは、瞳子さんの「MITSUKO」もだよ~
そのうえ、仕事も忙しさマックス…
毎週、研究会と研究会と講演会と研究会と研究会と。。。
なんでぇぇぇぇ!

仕事の合間を縫っての観劇になるんですけど、平日仕事、時々夜も観劇(爆)、そして週末は観劇、貧乏暇なし…ってか(苦笑)


と、いうことで、まずは、宝塚星組公演に行ってきました。
う~ん。やっぱ、ノバ・ボサ・ノバ好きです!
感想は後ほど。って、毎度このパターンで全然書いてないですね(汗)
すみません。でも!絶対今度は書く!!
だって、書かずにはいられないほど嵌まってるから。久しぶりかな、こんな感じ。


宝塚の目の前、シアタークリエのあっきー出演「風を結んで」は12日の予定です。
その後は瞳子さんの「MITSUKO」を2回、その後はまた「ノバ・ボサ・ノバ」(爆)
嵌まってますから…(笑)


ところで、日比谷シャンテでは、「風を結んで」のパネル展示がありました。
早速応募しました。シャンテ券もゲット!
「風~」のパンフ代かな。