今の歌声は

ohtaと申します。M!初演の中川晃教さんに感動してこのブログをはじめました。ゆるゆると更新中。よろしくお願いします。

ロックオペラというと…

2013-03-08 17:37:25 | 中川晃教
Cd


ロックオペラというと、「ジーザス・クライスト・スーパースター」とか「トミー」とか。

なので、フランス版の「ロックオペラ モーツァルト」を初めてCDで聞いたとき

???????????

でした。


購入したCDの曲順がストーリーに関係なく、バラバラで2枚組だった。
安かったんですよ。700円くらい。
だから順番バラバラなのかなあ?
こんな安くていいの?
と思いました。

で、基本、フレンチポップスだよね~と
ロックじゃないじゃん。。。


でも、実際に劇場で日本版を見たときは、ドラムがバシバシと決まってたし
ギターもカッコよく入ってたので、ロックっぽくなってましたが…

「ロックオペラ」の概念から外れてるなあ、と思っていたのです。

でも、でも、そんなこと、どうでもよくなっちゃった(爆)

日本版「ロックオペラ モーツァルト」の舞台はフランス版と別物だし、
レビューを見る感じ

サリエリはドラマチックだし、モーツァルトはポップだし、歌姫は本物のオペラ歌手だし、
劇中演奏されるモーツァルトの楽曲も生演奏だし(聞いてて心地よかった!)、
クラシック音楽とポップス調ロックのコラボによる相乗効果は凄かったです!

ストーリーはちょっと浅くても(笑)、それを補って余りある音楽の力!
これってオペラと同じ
素敵な衣装と舞台装置も見逃せないし。


今更ですが、いい作品に晃教くんが出演できてよかった~
ファンとして幸せでした。











遠い夏のゴッホ

2013-03-05 18:12:39 | 安蘭けい
Photo_3


2月14日に観に行ってきました。
松山ケンイチさんの初舞台、ということで、そのことが強調されて宣伝されているけれど、
何気に実力ある役者さん、個性的な役者さんが集合してたと思います。
なぜか瞳子さんだけ歌がありました(爆)


出演者はこちら


配役
●セミ
松山ケンイチ…ゴッホ
美波…ベアトリーチェ
筒井道隆…アムンゼン
福田転球…スタスキー
彩乃かなみ…ブリギッタ
和田琢磨…スチュワート

●アリ
安蘭けい…エレオノーラ
手塚とおる…ゼノン
竹下宏太郎…バンクォー

●ミミズ
吉沢悠…ホセ

●クワガタ
石川禅…イルクーツク
鷲尾昇…アンドレイ

●カエル
田口トモロヲ…ブックハウス

●カマキリ
細貝圭…セルバンデス

●ハチ
小松利昌…ジンパチ

●クモ
保村大和…ラングレン

●セミ、アリ、他たくさんの生物、世界
照井裕隆、遠山大輔、遠山裕介、山名孝幸



人間でない役で初舞台って、こう言っては失礼かもしれませんが、結構いいかも。
人間であれば内面的なものを演技で現さなくちゃならないから、とらえどころが
狂うと評価が全然違ってしまう。

でも、虫だったら、はっきり言って、人間じゃないんだから、誰も虫の気持ちなんか
判らないので(笑)、どう演じてもそれなりに形として成り立つんじゃないかと。
松山さん、頑張ってました。
ほとんど出ずっぱりでした。
松山さんは、テレビや映画の世界ではスターですから、舞台に初挑戦、ということで勇気のいることだったと思います。

ストーリー的には、おとぎ話のような、ちょっと不思議なお話。捉えどころがない。
虫たちが一生懸命生きる姿とか、ゴッホとヴェアトリーチェの純愛とかがテーマなのかな。
その辺がちょっといまいちよく判りませんでした。

舞台転換がなく、全部同じ舞台です。
背景の大きな木のセットが状況に応じて照明が変わったり、回転したり。
なかなか素敵でした。

あと、衣装、小道具が可愛かった。
蝉たちはみんなストロー持って樹液吸うのよね。松山さんも、筒井さんも。
あと、蟻たちは腰にスコップぶら下げてるし。いろいろ面白かったです。
ミミズくんもスコップだったかな。

美波ちゃん、エレンディラ以来かも。肉食系美少女。
声が通って、小柄だけど存在感抜群。
ちゅうちゅうと樹液吸うところとか、可愛かったです。


気になる役者さんは、カマキリ役の細貝圭さん。
カマキリだから大きなカマを持っているんですが、それが、槍のような感じで
両腕でそれを振り回したりする姿が、とっても美しい動き。
プロポーションも声もよくて、歌えたら凄いなあ…
今後期待大です~きらん


瞳子さんは蟻の女王、ということで、白いドレスでした。
スカートのふくらみが蟻っぽい感じ。
歌もちょっとあって、こういう舞台も面白いなあと思いました。


他の出演者の方たちも、みんな個性的で、面白かったです。


















ロックオペラ モーツァルト 大阪公演 ルージュバージョン楽

2013-03-01 12:45:47 | 中川晃教
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ロックオペラ モーツァルト 大阪公演が終了して、はや5日
今週は仕事で大きな山場が2回もあって、あっぷあっぷ状態でございます。
でも、今日で終わる~(嬉)

ということで、遅まきながら大阪公演のルージュ楽のことなど。
とはいっても、もはや記憶が定かでない…

2月24日の日曜日、12時の回、ルージュ楽。
アッキーのモーツァルト役もこれが最後、そして、山本耕史さんのサリエリも最後。
そして、私にとっても大ラスでした。
なんだか無性に愛おしいこの作品、大阪公演はたったの3日、あっという暇もないくらいの短さ(泣)

寂しさと満足感とそして微かな期待感と…
こんな気持ちは久しくなかった。

アッキーがカーテンコールで「夜公演までついて来いっ!」って激飛ばしたけど、残念ながら私はついていけません。

仕事がぁぁぁぁ!!

最後まで見届けたかった~
でも、仕事あるから観劇できる。
やっぱりダメなものはダメ
気力を振り絞って正気に戻りました(爆)

で、その日のアッキーですが、テンション高かった~
私的には前の日の方が完成度高かった気がするけど。あくまでも私の印象ですが。
でも、とっても生き生きとしたモーツァルトでした。

一幕最後の「薔薇の香りにつつまれて」は迫力でした。
渾身の雄叫び…
アッキーはこれだよね!!

そして、「夢を支配する者」のはじけっぷりも楽しかった。
この場面、宝塚っぽくて大好きです。
最後、山本サリエリとの「死すべき定めなら」は、静かな感動!
二人のデュエットってここしかない(涙)



カーテンコール、ジョージさんにアッキーモーツァルトはこれが最後だね、と振られて
「でも、山本さんのサリエリもですよね」と振り返してました。
山本さんは、千秋楽もアッキーモーツァルトで行ったら?なんて、無茶ぶり(笑)

アッキーはそんな重責は自分には…とか言ってたかな。
モーツァルト役のエネルギー半端なくきついそうです。

最後は、「おおきに!夜もあるで~」と大阪弁で去って行きました。
夜公演が千秋楽、ということで、軽めのカーテンコールでした。


出演者からは再演の言葉もちらほらと出ているけど、舞台は一期一会
今、この公演はこの日で終わる。
寂しいけど、なんだか爽やかな気もする、そんな公演でした。

また、いつか…
新しい展開がどうぞありますように…