東京タウンウォッチング 08年タウンウォッチング情報
2008年、東京タウンウォッチング候補の商業施設では、今年も又、ウォッチングしたい場所が目白押しで、事欠かない。
①赤坂に「赤坂サカス」という超高層ビルができる(3/20)。このタワーの地下から地上3階には魅力的なショッピングモールができる。マキシム・ド・パリの高級ベーカリーも話題となる。Sacas広場や赤坂ギャラリーなど、お洒落な街赤坂が見どころ。
②東京メトロ副都心線開通(6月)に合わせ、伊勢丹から高島屋へ続くデパ地下街道ができるらしい。3丁目駅付近が台風の目となりそう。
③同じく池袋では、メトロのエキナカ施設「エチカ池袋」ができる。表参道で成功したメトロの地下街が、進化した形で地下を賑わわせそうだ。ライトが設計した自由学園と合わせ、池袋の魅力ウォッチングを企画したい。
④丸の内・八重洲では、八重洲口の「グラントウキョウ・ノースタワー」と「グラントウキョウ・サウスタワー」が注目(07/11月)。ここは、JR東日本や三井不動産が開発主体。ノースタワーには、新大丸百貨店が入り、新売り場で存在感を高め、サウスタワーでは「グランアージュ」という飲食フロアがビジネスマンに人気とか。丸の内地区で、大きな話題となること必至なのが、三菱地所の「三菱一号館」(09年春)19世紀の絵画を中心としたレンガ造りの明治時代の雰囲気のある建物でスケールの大きいものになる。六本木に美術館が集結して後れを取った感のある丸の内三菱の文化戦略が地区の集大成的イメージを創り出しそうだ。
⑤有楽町から銀座ゾーン。昨年末話題連発の新店オープンが相次いだ。有楽町のイトシア(マルイが核)(画像)、マロニエゲート、プランタン銀座(大改装)のルートが話題を呼んだと思ったら、中央通りから晴海通りにかけて、欧米の有名ブランドが相次いで旗艦店をオープン。しかも、アルマーニ、ブルガリ、ダンヒルなど、レストラン、バーは勿論、インテリア、スパ、ヘアサロン、クリーニングなど、付帯するサービスを含めたブランドの世界観を表現する高層ビルの多層階フロアを使った展開で驚かせた。世界のブランドストリート銀座の進化は止まらない。08年には、ユニクロ、ザラのカジュアル衣料巨艦店に互して、スウェーデンの「H&M」がオープンするとか。プレタからカジュアルまで、世界の強豪が勢揃いする様は、壮観としか言いようがない。迎え撃つ百貨店勢は、銀座三越が2倍に増床して2年後(2010年)に、松坂屋では4年後(2012年)に新築する。
⑥男性色の強い五反田が変身する。3月には、JR東日本と東急電鉄が相次いで駅ビルをオープンする。JRは、駅ビル「アトレ」の小型版「アトレ・ヴィ」 、東急は8階建てのファッションビルで32店舗入る。いずれも若い女性をターゲットにしているので、五反田のイメージチェンジに大きなインパクトを与えそう。
⑦郊外では、横浜市の港北ニュータウンが注目だ。横浜市営地下鉄駅の「センター北、南」という2つの駅周辺の開発が続々計画されている。インパクトを与えるのが、JR、東急東横線と繋がる地下鉄「横浜・グリーンライン」(08/3月)。既存勢力の阪急、東急SCに対し、三菱地所や新興デベロッパーの進出が相次ぎ開発ラッシュの様相。今や、14万人が住む一大タウンに成長し、発展を続ける。ここも、タウンウォッチングの候補地の1つだ。
⑧横浜では、3月に北棟、南棟揃って、全面オープンする「トレッサ横浜」も注目。女性やファミリーを主たる中心の客層とする南棟オープンで、トヨタのデベロッパー能力が試される。車需要が成熟する中で、流通形態の新機軸を狙う戦略の行方を占う意味でも推移を見守っている業界関係者は多いだろう。
2008年、東京タウンウォッチング候補の商業施設では、今年も又、ウォッチングしたい場所が目白押しで、事欠かない。
①赤坂に「赤坂サカス」という超高層ビルができる(3/20)。このタワーの地下から地上3階には魅力的なショッピングモールができる。マキシム・ド・パリの高級ベーカリーも話題となる。Sacas広場や赤坂ギャラリーなど、お洒落な街赤坂が見どころ。
②東京メトロ副都心線開通(6月)に合わせ、伊勢丹から高島屋へ続くデパ地下街道ができるらしい。3丁目駅付近が台風の目となりそう。
③同じく池袋では、メトロのエキナカ施設「エチカ池袋」ができる。表参道で成功したメトロの地下街が、進化した形で地下を賑わわせそうだ。ライトが設計した自由学園と合わせ、池袋の魅力ウォッチングを企画したい。
④丸の内・八重洲では、八重洲口の「グラントウキョウ・ノースタワー」と「グラントウキョウ・サウスタワー」が注目(07/11月)。ここは、JR東日本や三井不動産が開発主体。ノースタワーには、新大丸百貨店が入り、新売り場で存在感を高め、サウスタワーでは「グランアージュ」という飲食フロアがビジネスマンに人気とか。丸の内地区で、大きな話題となること必至なのが、三菱地所の「三菱一号館」(09年春)19世紀の絵画を中心としたレンガ造りの明治時代の雰囲気のある建物でスケールの大きいものになる。六本木に美術館が集結して後れを取った感のある丸の内三菱の文化戦略が地区の集大成的イメージを創り出しそうだ。
⑤有楽町から銀座ゾーン。昨年末話題連発の新店オープンが相次いだ。有楽町のイトシア(マルイが核)(画像)、マロニエゲート、プランタン銀座(大改装)のルートが話題を呼んだと思ったら、中央通りから晴海通りにかけて、欧米の有名ブランドが相次いで旗艦店をオープン。しかも、アルマーニ、ブルガリ、ダンヒルなど、レストラン、バーは勿論、インテリア、スパ、ヘアサロン、クリーニングなど、付帯するサービスを含めたブランドの世界観を表現する高層ビルの多層階フロアを使った展開で驚かせた。世界のブランドストリート銀座の進化は止まらない。08年には、ユニクロ、ザラのカジュアル衣料巨艦店に互して、スウェーデンの「H&M」がオープンするとか。プレタからカジュアルまで、世界の強豪が勢揃いする様は、壮観としか言いようがない。迎え撃つ百貨店勢は、銀座三越が2倍に増床して2年後(2010年)に、松坂屋では4年後(2012年)に新築する。
⑥男性色の強い五反田が変身する。3月には、JR東日本と東急電鉄が相次いで駅ビルをオープンする。JRは、駅ビル「アトレ」の小型版「アトレ・ヴィ」 、東急は8階建てのファッションビルで32店舗入る。いずれも若い女性をターゲットにしているので、五反田のイメージチェンジに大きなインパクトを与えそう。
⑦郊外では、横浜市の港北ニュータウンが注目だ。横浜市営地下鉄駅の「センター北、南」という2つの駅周辺の開発が続々計画されている。インパクトを与えるのが、JR、東急東横線と繋がる地下鉄「横浜・グリーンライン」(08/3月)。既存勢力の阪急、東急SCに対し、三菱地所や新興デベロッパーの進出が相次ぎ開発ラッシュの様相。今や、14万人が住む一大タウンに成長し、発展を続ける。ここも、タウンウォッチングの候補地の1つだ。
⑧横浜では、3月に北棟、南棟揃って、全面オープンする「トレッサ横浜」も注目。女性やファミリーを主たる中心の客層とする南棟オープンで、トヨタのデベロッパー能力が試される。車需要が成熟する中で、流通形態の新機軸を狙う戦略の行方を占う意味でも推移を見守っている業界関係者は多いだろう。