陋巷にさまよう (野を拓く 第2部)

プアなわが道とこの世を嗤笑するブログ

玄海原発4号機再開

2011-11-02 08:44:42 | Weblog
限界原発4号機の運転が再開されたそうな。
あっ、字ぃを間違えた。
玄海原発でござった。

地元の理解が得られたそうで、結構なことでござります。
えっ? 九電は「地元の了解は必要ない」と言うているですと?

原子力安全・保安院も、
「定期点検中の原発とは違う」、
「トラブルで止まった原発はストレステスト対象外」、
「再開前の住民の理解や地元自治体の了解を得ることは、定期検査の場合も法律で定めるられた義務ではない」、
と言うておるそうな。

ほう、法律で決まっていなければ、何をしてもええんですと。
ほな、全部法律で決めなあきませんのぅ。

日本国法律第@@@号
第1条 朝は、会うた人に「おはようさん」と言わなあきません。
2 おはようさんと言われたら、おはようさんと返さなあきません。
3 第1項の「会うた人」は、犬にも準用す。この場合の挨拶は「わん」に置き換える。
4 前各項を守らん者は鞭打ち100回の刑に処す。

などなど。
この調子で書いてゆくと、条項は、万、いや億、いやそれ以上になりますなぁ。
ワタシなんぞ、三つ以上は忘れてしまいますがな。

念のため、法律第@@@号の原発再稼働の条項を見ますとな、次のようになっておりまするよ。
(トラブルで止まった原発の再稼働)
第123456789条 トラブルで止まった原発を再稼働させるには、地元住民による住民投票を行い、過半数の賛成を得なあきません。
2 過半数の賛成を得ん場合は、再稼働できません。
3 但し、住民投票の後、原発事業者は一票100万円で買い取ることを提起することができるものとし、その場合、住民は10日の間に既存の投票結果を変更することができまする。

となっておりまするゾ。
ふむ、ふむ。
地元住民の中で、一度反対票を投じて、その後カネで賛成に回る者が何人位でるでしょうなぁ?
その結果、賛成が99%になったりして。。。
1%は、徹底抗戦ですかな?
いえ、100万円では足らんと言うておるそうな。

な~んてことになると、どっちもどっちですかなぁ。
何やら中国みたいですなぁ。
ゴホン!
あ~、そういうアホ話しはともかく、
九州電力というところも、頭狂電力に劣らず、ご立派な企業体でござりますなぁ。
社員は誇りをもって働けますなぁ。
オノレのことだけを考えとったらええんですからなぁ。
社会の鏡でござります。
羨ましい限りでござります。  

▼ギリシャは、国民投票をやるそうですなぁ。
ユーロ圏各国の支援策を受け入れるかどうかについて。
政府は賭けにでましたなぁ。
面白い試みですなぁ。

首相は、「国民が自分たちのことを決める」と言うたそうだが、
うむ、これは正しい判断でござります。

しかし、結論は見えていますがな。
国民の意思は決まっておるでありましょう。
オノレのことはオノレが始末するので、
他人・他国の支援なんぞいりません、と言うにきまっておりまする。
ギリシャ国民の力を見せてやる。
と、事が運べば面白いんですがなぁ。
明日の我が身のために、要注目でござりますよ。 
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