陋巷にさまよう (野を拓く 第2部)

プアなわが道とこの世を嗤笑するブログ

キシダの「金融所得課税」

2021-10-11 10:08:58 | Weblog
キシダ曰く「金融所得課税は当面触れない」、なんやて。
何、このお人は? 
総裁選初期の発言と途中以降、それだけやのうて、終わった後もどんどん後退しとりますなぁ。
>「すぐやるんじゃないかという誤解が広がっている。これはしっかり解消しないと、関係者に余計なこの不安を与えてしまう」んやて。

この「金融所得課税」について、
楽天の三木谷何たらなどは、「キシダは、全く資本主義が理解できていない」と言うとるそうで、その理屈は、
>「株主には、企業の所得税支払後の利益から配当やキャピタルゲインという形で配分される。
>それをさらに受取り側に課税する今の現状でさえおかしいのに、その二重課税をさらに上げるのは、全く資本主義が理解できていないのでは?」
やという。

三木谷何たらの主張は、30年前までやったら、特定の角度から見た場合の正しい指摘ではあるが、その資本主義がもはや行き詰まっておって、抜き差しならぬ状態にあることが分かっておらん様でござりまする。
オノレの利益を守ることだけに汲々としておると、社会全体が見えん様になる、そのええ見本でござりましょうなぁ。
社会が壊れてしもうたら、資本家も生きてはゆけんのですよ。
もっとも、オノレだけは大丈夫やと思うとるのかもしれんけど、そういうオノレが良ければOKという考え方は、今は通用するかも知れんけど、明後日はどないですかなぁ?
ワタシは、これまで楽天を利用したことがないけど、今後も利用することはないことを確信した次第。 
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