もう一つのｉＰＳ細胞

おゝ、山中（伸弥）教授がノーベル医学生理学賞なんですと。
誰もがいずれはと思うていたが、よかったですなぁ。　　

ところで、ｉＰＳ細胞ちゅうのは、何ですかな？
ふむ、「成熟した細胞を多能性を持つ状態に初期化する」んですか？
再生医療につながるんですと？

いやぁ、それは素晴らしい！
早う実用化してもらいたいものでござりまする。
ワタシも心待ちにしておりまする。　　　
何となれば、
ワタシの、このプアなアタマとココロとフトコロの細胞を一度全部初期化し、
やり直しをしたいのでござりまする。
えっ？
何回やり直しても、やっぱりプアになるだけ？
そうですなぁ。
そうかも知れませんなぁ。

実は、ワタシも長年 ｉＰＳ細胞を研究しておりましてな。
いえ、山中教授のｉＰＳとは違いまする。
ワタシのは、Inter Poor Stealth Cells というのでござりまする。

ひとは何故にプアになるのか？
ワタシはそれを研究しておるんですがね。
簡単にいうと、体内の隠れたプア細胞が原因なのでござりまする。
プア菌が体内に入り、細胞を犯し、ｉＰＳ細胞化するのでござりまするよ。
そのｉＰＳ細胞が次第に全身におよぶのでござりまする。
ワタシは、既にアタマとココロとフトコロがｉＰＳ細胞化し、
そして今ではそれ以外の部分のｉＰＳ化が進行しておるのでござりまする。　　

これを何とかしたいと思うて研究をしているのだが、手がかりさえもつかめませぬ。
次は、山中教授の手法、細胞を初期化するアイデアを試してみましょうかなぁ。
遺伝子をつかうのでござりますな？
プア遺伝子の研究もせなあきませんなぁ。
気ぃが遠くなりますなぁ。

おや？
報道で見るノダ何某の顔を見ると、ありゃぁ間違いなくｉＰＳ細胞化しておりまするよ。
アタマが。。。
それも相当に進行していて、こりゃあもう手遅れですなぁ。
責任ある立場の者は、就任する際にはｉＰＳ検査を受けなあきませんなぁ。
受けんかった者は、早う退任せなあきません。
世の中が大迷惑をいたしまする。